講習の活用法


さて、今回は春期講習もすでに始まっているので、講習の受け方、復習、注意点について書こうと思います。


まず、受け方について。

 

正直、予習する余裕もないですから、まずはしっかり授業を受ける。これにつきます。

ただ、ぎりぎりに起きて講習に参加することはやめたほうが良いでしょう。

頭が働かない状態で受けても意味がないですから。

 

あとはしっかりメモをすること。板書したものだけでなく、口頭で説明されたものでも重要であれば、積極的にメモを取ることが有効です。

 

分からない場合は、質問してくるように促していきましょう

質問する習慣を身につけておかないと、受験期に苦しむことになります。

あと大人になってから、社会で仕事ができなくなるので、恥ずかしがり屋とか言わずに、質問する癖を少しずつでよいので、つけていきましょう。


将来、海外で仕事をと考えている生徒は、特に質問できないと相手にされず、やっていけないので、気を付けましょう。

 

では、具体論へ。各科目の受け方と復習のポイントです。

 

国語

春期講習では、読解力を向上させることが重要です。

 

文章内容の理解の仕方を学ぶ

文章の構造を理解し、物語文なら中心人物の心情の変化、説明文、論説文なら話題の中心と筆者の言いたいことをどのように押さえるのか、線の引き方のポイントなども含め、しっかり学んでいきましょう。

 

解き方の練習

まず設問の読み取り方を学びましょう。

設問文では何を聞いているのか。傍線部の意味は?解答の根拠はどのように探すのか?これらをしっかり学んでいきます。

 

次に設問タイプ別の解き方を学びます。

選択肢、書き抜き、記述。

特に記述は論理的かつ明確な文章を書くための練習になりますので、しっかり解き方だけでなく、まとめ方も学んでいきましょう。

 

復習

どのように文章をとらえればよかったのか、設問ではどのように考えればよかったのかを振り返りながら再度、間違い直しをしたほうが良いでしょう。


できれば、当日に。忘れるので。


記述は授業時に書いたものを参考にして解答を見ずに、解き直しをします。

解答を写しても意味がないので、やめたほうがいいでしょう。

 

国語の復習で大切なのは、再現性です。

つまり、文章内容を理解し、覚えても、設問の答えを覚えても意味がありません。


入試に出るわけではないので。それより、文章内容から学んだ概念、読み取り方、解き方を理解し、自分で解けるようにしないと初見の入試問題に対応できません。


見たことがある文章に出会う確率も低いですし、まして設問が同じという可能性は算数ほど、高くはないのですから。

 

国語は、初見の問題にどのように対応できるかがすべてです。


そのために、授業で何を学び、何を復習するのか、明確にしたほうが良いでしょう。

授業内容を理解しても、あまり意味がない科目といえます。


むしろ、授業を通して何を学び、何を身に着けるかがすべての科目

 

これほど、学ぶことに普遍性を求められる科目はないですから、必然と講師の力量がものをいう科目でもあります。実際、クラスが変わると教え方が変わる科目№1です(笑)


算数は、プロセスが違うだけで、解法は決まっているので、そう変わらないです。


あとは説明に仕方が上手いかどうか。個々のレベルに合わせた問題をセレクトし、学ばせるかどうか。算数はテキストのレベルに左右されやすい科目だと個人的には思います。

 

算数


基礎の徹底

算数の基礎的な内容をしっかりと固めることが大切です。基本的な計算や公式、解法のパターンを理解し、演習問題を通して定着を図りましょう。

 

解法スキルの定着

多くの演習問題を解くことで、解法のスキルを高めることが重要です。問題の解き方やポイントを押さえ、繰り返し問題に取り組みましょう。

 

復習

とにかく基本例題、基本問題は満点をとれるようになるまで、復習しておきましょう。


応用は、解き方の確認をしながら、丁寧に解き直しをすることが大切です。


イメージとしては、問題文を例文として解法パターンを覚える感じです。

 

理科

基礎理解の確認

理科の基礎的な概念や原理をしっかりと確認することが重要です。言葉の知識だけでなく、科学の基本的な法則や実験方法など理解し、問題演習を通して定着を図りましょう。

 

復習

用語の丸暗記はやめましょう

まずはテキストを再度読み込み、理解していないところがないかチェックしていきましょう。


そのうえで、覚えるべきものをピックアップして、自分で説明をしながら覚えていきましょう。


できれば、簡単に文章化するといいかもしれません。


最後に、問題演習の間違直しをしながら、理解を深めるとよいです。

 

社会

 

歴史・地理・公民の基礎知識の把握:

史や地理、公民(これは学年やカリキュラムによる)の基本的な知識を把握することが重要です。重要な出来事や中心人物(歴史・江戸時代まではこれは有効、明治時代以降は人も大事だが、出来事中心になる)や地理的な特徴を覚え、時系列や地図を読む力を高めましょう

 

公民は、ざっくり言えば社会の仕組み、決まり事です。理解しないと覚えられないです。また今年選挙ラッシュなので、おそらく政治関連は頻出ですから、しっかり理解しておきましょう。


そして、問題演習を通して定着を図りましょう。

 

復習

用語の丸暗記はやめましょう

まずはテキストを再度読み込み、理解していないところがないかチェックしていきましょう。


そのうえで、覚えるべきものをピックアップして、自分で説明をしながら覚えていきましょう。


できれば、簡単に文章化するといいかもしれません。


最後に、問題演習の間違直しをしながら、理解を深めるとよいです。

 

今回は以上です。

 

ではよい一日を、実りある受験生活を。

 

 

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