乳がんになって、自分のおっぱいについて考えてみた。
小学校高学年の胸が大きくなりはじめてきた頃、女友達同士でおっぱいを触り合うのが流行っていて、私はちょっと触られただけなのに痛くて不快だった記憶がある。
そのときは胸の成長期だから、と思っていた。
思春期になって、お風呂で身体を洗うときも、胸はゴシゴシこすると痛いので、そっとなぞる程度だった。
特に、乳頭が敏感で、下着があたっただけでも痛くて、自分で触るのも嫌だった。
大人になって、自分のおっぱいが【陥没乳首】ということがわかった。
妊娠中、おっぱい教室に通っていたとき、先生から
「これは陥没乳首ですね、生まれてくる赤ちゃんのためにもマッサージしながら乳頭を出していきましょう」
と言われたが、自分ではできず、先生にマッサージされたときは稲妻が走るくらい痛かった。
出産した次の日、同じ日に出産した方がもう1人いて、一緒に最初の授乳をした。
担当のベテラン看護師さんが、もう1人の方のおっぱいを見て
「優等生おっぱい」
私のおっぱいを見て
「劣等生おっぱい」
と言った。
自分のおっぱいが優等生ではないことは予感していたが、優等生おっぱいがどういうものか気になったので、拝見させてもらった。
、、、これが優等生おっぱいなの?
初めて見た、あんな大きな乳首。
パッと思い浮かんだのが【巨峰】だった。
色といい、形といい、デカさといい、巨峰そっくりだった。
なんであれが優等生?
私の乳首のほうがスッキリ見えるじゃん。
それに、、、
乳首が大きすぎて、赤ちゃんの口になかなか入らない。
巨峰な乳首を折りたたみながら無理やり赤ちゃんの口の中に押し込んでる!
私の劣等生おっぱいは、乳頭が陥没しているので乳首がなくツルツルの状態。
だから、赤ちゃんがおっぱいをくわえられない💦
看護師さんが、私の乳頭部分をつまんで、これまた無理やり赤ちゃんの口に押し込んだ。
その瞬間、今まで感じたことのないくらいの激痛と稲妻がダブルで襲ってきた。
痛みで身体が震え、涙がボロボロ😭
「お母さんは劣等生おっぱいでも、赤ちゃんは優等生で良かったね、こんなおっぱいでも上手に飲んでくれてるでしょ」
と看護師さんが赤ちゃんをほめてくれた。
出産するたび、この繰り返し😅
子どもたちが、おっぱいを吸ってくれたおかげでだいぶ乳首らしくなってきた。
子どもにおっぱいを吸われるのも、徐々に慣れたというか、痛みが通り越して麻痺した感じ。
でも、自分で乳頭に触れるのは、やはり痛いから嫌だった。
ネットで検索したら同じような症状で【乳首過敏症】というのがあって、1番自分に当てはまると思った。
自分で自分の胸を触れないから、授乳後や断乳のとき、しこらないようにケアすることができなかった。
助産師さんから、
「このままだと子どもを産むたびしこりが蓄積されて、乳がん検診のとき引っかかる可能性がでてきますよ」
と、言われたが、そのまま放置してしまった。
結局、乳がん検診では異常なしだったのに、乳がんになってしまった私のおっぱいのお話でした。
長文、読んでいただきありがとうございました。