514(土)(シベリア鉄道)→イルクーツク➀⇔リストヴァンカ(バイカル湖)(2)

(続き)

  リストヴァンカのバス停前の大きなホテルでトイレを借りる。バス停そばにある観光案内所で対岸に渡る船について聞いたが6月からしか運航しないとのこと。日本人墓地についても聞く。若い受付の人は知らなかったがもう一人のおばあさんが知っている由。地図で大体の場所を教えてもらう(1135頃)。
 
さっそく湖岸の道路を歩いて日本人墓地の方に歩いて行く。途中でここでも潜水夫や魚釣りの人の彫刻が置かれている。また本物のスキューバー・ダイビングをしているグループがいる。
  
教えてもらった場所辺りに行くが墓地らしき場所が見つからない。墓地らしき所があったが墓石にロシア人の顔を彫ったりしているのでロシア人墓地だと思いまた別の場所を探す。だいぶ長い時間ウロウロする。途中でロシア人に聞くと知っている由。彼が作業用の車で日本人墓地まで連れて行ってくれる。前に行ったロシア人墓地だ。しかし彼が付いて来てくれて柵が開いていたので中に入るとちゃんと日本人墓地もあった。石と木の墓が建っている。自然と目頭が熱くなる。じっくり拝んでお弔いをする(
124550頃)。
           
海岸線に出ると東洋人の若者がいるので声をかける(
1305頃)。大阪から来た日本人男性だ。彼は大学を1年間休学して世界一周をする由。イルクーツクが最初の土地でロシアの後はアフリカ、中南米、北米を旅行するとのこと(欧州は行かない)。彼はここであまりすることがないのでスキューバー・ダイビングでもしようかと言っていた。案内所の反対側の方を歩いてみる。魚の燻製を売っているたくさんの店が並んだ市場がある。中近東のバーベキューや油っぽい焼き飯みたいな物も売っている。小さいビーチもあり子連れの家族が遊んでいる。湖の対岸の山々の頂部分はまだ雪が残っている。
          

  来た時と同じ場所にマルシルートカが停車している。値段を聞くとR120とバス(R111)とあまり変わらない。バスがいないのでマルシルートカ(こちらの方が車内がきれい)で帰ることにする。

1412にリストヴァンカのバス停を出発する。56人しか乗っていない。市内の中央市場の側でみんな降車するので当方も降りる(1520)。中央市場の中を歩いてみる。魚の燻製、いろんな肉、たくさんの種類のチーズ、野菜などの店が多く並んでいる。中央市場の前にも野菜などの出店がある。
         
隣の百貨店にも入ってみる。昔のソビエト時代よりはきれいになっているが垢抜けしない配置だ。
    
レーニン広場近辺に行き裏道を通ったりする。裏道にも面白い金属彫刻が置かれている。
        
スーパーでラーメンを買って
1645頃に宿に帰る。

  1655頃からラーメンを作って食べる。若いロシア人女性が野菜の食事をしている。彼女はNさんと言ってコミ共和国のウフタという町から来た由。今年大学(エコノミクス)を卒業して夏から石油運搬会社に勤務するそうだ。リストヴァンカ近辺で23日のトレッキングをしてきた由。テント泊とのこと。天気が良くてキャンプファイアーもしたので顔が赤くなっているそうだ。今日宿に到着した由。

シャワー浴びて体を洗う(
183050頃)。彼女も同じ部屋だ。部屋の机でPCに写真を取り入れする。彼女は疲れているのか早めに寝ている。

  2200頃就寝。23時頃に誰か新しい人が当方の上段のベッドに入ってきた。少し音がしたがそのまま寝る。