ビールの大瓶が633ミリリットルの理由を知っていますか?その理由やお酒の容器の容量について紹介し | Hideoutのブログ

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ビールの大瓶は633ミリリットルと容量が決められています。なぜ「600」ではなく「633」という中途半端な数値になっているのでしょう? 今回はビールの大瓶が633ミリリットルとなった理由をはじめ、お酒の容器の容量について調べてみました。

ビールの大瓶が633ミリリットルである理由

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ビール大瓶633ミリリットルは、酒税法が定めたもの

ビールの大瓶は「633ミリリットル」という容量が定められています。これは昭和15年(1940年)の酒税法の改正にともなって決められたもので、それまではメーカーによってビール瓶の容量はバラバラでした。 統一するにあたって、各社の容量を調べたところ、最大で3.57合(約643ミリリットル)、最少で3.51合(約633ミリリットル)となっていたため、もっとも少ない容量にあわせて「大瓶=633ミリリットル」というルールが決定。これが現在にまで至っています。

633ミリリットルという少ない容量に合わせた理由

「633ミリリットル」と聞くと、切りが悪く、中途半端な印象もあってそもそも覚えづらいですが、さまざまな容量があったなかで、なぜ633ミリリットルに揃えることになったのでしょうか。 それは、一番少ない容量で統一しておけば、少し大きな瓶でも対応できると考えたためです。大きな容量を基準にしてしまうと、それより小さな瓶では対応できません。それまで使われてきたすべての瓶をムダなく使い続けられるよう、633ミリリットルという容量が定められたようです。

他のサイズのビール瓶の容量は?

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ビール瓶には3つのサイズがある

ビールの大瓶は633ミリリットルですが、ほかの瓶はどうでしょうか? 大瓶と同様、酒税法によって中瓶は500ミリリットル、小瓶は334ミリリットルと定められています。 小瓶の容量が中途半端な数字なのも、大瓶と同様、1940年の酒税法改正で統一された際のものです。中瓶の規格は、後になって追加されたので、切りのよい数値となっています。

ビール瓶の容量は同じでも、重さはメーカーによって異なる

ビール瓶の容量は決められていますが、重さは決められていません。このため、近年の環境意識の高まりを受けて、瓶の軽量化に取り組んでいるビールメーカーも登場しています。 キリンビールでは、ビール瓶の表面をセラミックスコーティングすることで強度を高め、ビール瓶のガラスを従来よりも薄くすることに成功。大瓶を605グラムから475グラムに、中瓶を470グラムから380グラムに軽量化しています。

缶ビールの容量は?

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缶ビールの容量は350ミリリットル、500ミリリットルからミニサイズまで

自宅でビールをたのしむ場合は、瓶ビールよりも缶ビールを飲む機会が多いかもしれません。瓶に比べて軽量で、冷蔵庫内のスペースも取らず、スーパーやコンビニなどに並んでいるのも缶ビールのほうが一般的です。 そんな缶ビールの容量としては、一般的なものが350ミリリットルと500ミリリットル。瓶ビールに比べて覚えやすい数値になっています。
商品によっては、飲み切りやすい250ミリリットルや135ミリリットルのミニサイズもラインナップされています。さらに、「アサヒスーパードライ」では2リットル、3リットルの商品もありますが、これらは同じアルミ容器でも「ミニ樽アルミ」として「缶ビール」には含まれていないようです。

※2020年1月時点の情報です。

ビール以外のお酒のボトルサイズ

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日本酒や焼酎の瓶でお馴染み、一升瓶の容量は?

日本酒や焼酎の容器としておなじみな「一升瓶」の容量は、約1,800ミリリットルです。 一升瓶の「升」とは、日本に古くから伝わる「尺貫法(しゃっかんほう)」にもとづく質量の単位です。大きい順に「石(こく)」「斗(と)」「升」「合(ごう)」という単位があり、一升は10合で、一斗は10升、一石は100升になります。
いずれも日本酒や焼酎の業界では、よく使われる単位なので、知っておくと役立つかもしれませんね。

一升瓶のサイズって?今さら聞けない焼酎や日本酒の計り方

ワイン瓶の容量は750ミリリットルが一般的

ワイン瓶の容量は、国際的には750ミリリットルが一般的ですが、日本ではやや少ない720ミリリットルとなっています。 じつは、これも「尺貫法」の影響によるもの。日本酒では一升瓶より小さく一般的なサイズの瓶に「四合瓶」があり、この容量が約720ミリリットルのため、ワインの容量も合わせられたというわけです。

ウイスキーの容量のボトルサイズは地域ごとに異なる

ウイスキーのボトルサイズもさまざまで、「フルボトル」と呼ばれる一般的なボトルサイズの容量も700~750ミリリットル入りと一定していません。これは、国や地域によって基準サイズが異なるためです。多くのEU加盟国では、統一基準である700ミリリットルですが、アメリカやイギリスでは「ヤード・ポンド法」を基準とした約750ミリリットル、日本では「尺貫法」を基準とした720ミリリットルが一般的です。
ウイスキーのボトルサイズ、容量別にメリットを考えてみた

普段、何気なく飲んでいるビールなどのお酒も、さまざまな根拠があって瓶の容量が決められていることがわかります。国産のビールはもちろん、海外のビールを飲む際には、瓶や缶の容量に注目してみるのも面白いかもしれませんね。

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    僕は北海道の田舎の炭鉱で育った。戦後の酒税法改正で日本酒が焼酎より安くなったのは奇異に感じてるんだな。


    炭鉱(穴蔵)で炭塵混じりでクタクタになって表に出てきた炭鉱夫はアルコール度数の高い焼酎が楽しみだったんだよな。それに日本酒より安かったからな。浴びる様に呑んでグッスリ眠るそれが炭鉱夫の高い生き様でもあった。


    従兄たちは炭鉱夫になる者も多かったし、戦前戦中生まればかりだったしなぁ。母の実家の従兄、従姉たちの旦那たちも、母の姉達の従兄たちは両手ほどみんな穴の中に入っていた。冠婚葬祭は酒盛りの大騒ぎ。そんな姿を見るにつけ、『酒は呑むべし呑まれるべからず』が僕の信念?の一つになっていた。