「エンペラーウェザー」なんて素敵な言葉❗
「天皇陛下万歳」の逸話は知らなかったな。
ザクザク
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/191025/dom1910250004-n1.html
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天皇陛下が国内外に即位を宣明される「即位礼正殿の儀」が22日、古式にのっとって厳かに執り行われた。リアルタイムのネット上では、皇族方の雅(みやび)やかで美しいお姿に加え、この日の「エンペラーウェザー」にも感嘆の声があふれた。
前日から降り続いていた雨が、正殿の儀が始まる午後1時前になると嘘のように止み、日が差して虹までかかるという、まさに神話かファンタジーかという奇跡。
儀式の場に出席した複数の知人の話では、この天候の急変には外国の賓客も驚きの表情を見せ、日頃さほど皇室に関心があるとは思われない野党議員も感激していたそうだ。
筆者は同時刻、皇居に近いホテルのラウンジにいたのだが、ガラス越しの景色が見る見るうちに変わって、ビルの間から澄んだ青空がのぞき、強く日が差したのには心底驚いた。
普段、霊的な力を感じたり信じたりはしない方だが、このときばかりは、天照大神の祝福、天皇の霊力を感じずにいられなかった。そして思わず、「天皇陛下万歳」とつぶやいた。
しかし、である。かくもめでたい日にさえ、嫌ごとを並べる人々がいる。
例えば、ジャーナリストの青木理氏は民放の番組で次のように言い放った。
「近代民主主義社会で世襲で身分を継承するのが、果たしていいのかという議論もある」「皇室絡みの行事となると、ついつい『おめでとうございます』『良かったですね』てなっちゃうんだけれど、憲法上問題が生じるような政教分離とかと常に裏腹」「今回行われる皇室外交では、日韓で何が起きるのかが最大の注目点」と、ファクトを無視した、まさに暴言のオンパレードだ。
紛れもない近代民主主義国である英国や、北欧諸国にも世襲の王室があるという事実は、どうやら青木氏の目に入らないらしい。しかも、191の国や地域から賓客を迎えるなかで、「日韓」を最重要と見るのは青木氏ら特定の人々だけだ。
かくも強烈に日本のナショナル・アイデンティティーを嫌悪し否定するような言説は今どき珍しい。が、発言者の青木氏よりもむしろ、これほど偏った政治的発言を、反対意見の並立なしに公共の電波で流すテレビ局の姿勢の方に強い違和感がある。
もう一つ、安倍晋三首相の「天皇陛下万歳」の発声にも、SNS上で一部弁護士らが批判の声を上げた。趣旨は「天皇陛下万歳」という個人崇拝の言葉は現代では死語であり、かつてこの言葉で多くの人が戦場に駆り出されたことを忘れてはならない、というところのようだ。
どうやらこの方々、「天皇陛下万歳」始まりの逸話もご存じなさそうなので、ここに紹介しておく。
始まりは明治22(1889)年、明治憲法発布の頃に遡(さかのぼ)る。アジア初の近代憲法発布という快挙に際し、東京帝国大学の学生らが特段の祝意を表そうと、明治天皇の馬車に向かって万歳三唱した。これが最初とされている。
当時のエリート学生たちの誇らしい気持ち、感激を、現代の法律家が共感できないとは、なんと情けないことか。しかも、この人たちは、現行憲法が「日本の象徴」とする天皇の健康と長寿を願う「万歳」すら止めさせたいのだ。なんと偏狭で冷酷な人たちなのか。
世界には、「God Save the Queen(神よ、女王を護り給え)」と国歌でうたう民主主義国もある。そのファクトを、ぜひ青木氏や一部法律家に知ってほしいものである。
■有本香(ありもと・かおり) ジャーナリスト。1962年、奈良市生まれ。東京外国語大学卒業。旅行雑誌の編集長や企業広報を経て独立。国際関係や、日本の政治をテーマに取材・執筆活動を行う。著書・共著に『中国の「日本買収」計画』(ワック)、『「小池劇場」の真実』(幻冬舎文庫)、『「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史』『「日本国紀」の天皇論』(ともに産経新聞出版)など多数。
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現代の東大(東京大学)はモノの役に立たない阿保教授と学生に満ち溢れている。自虐史観を堅持し広報しているのは東大出身者ばかりだもんな。