何度でも書くが、米国共産党は1960年代まで存在した。どうなって現在存在してないのか、非合法化されたのかは知らない。調べる気もない。
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国会議長ペロシが下院で票決を取らずにトランプ弾劾調査を発表してから四週目に入ったが終わりは見えない。メディアは元より反トランプだからトランプに不利な応報は誇大報道するが不利な情報は隠す。メディアが黒と発表してもトランプ支持のFoxnewsが反論すればたちまちオセロゲームのように黒が白になる。
月曜日21日に共和党議員が情報委員会のアダム・シフ委員長が度々嘘を吐いたこと、調査が不公平、権力乱用などを抗議してシフ委員長の解任を国会で提案したが、民主党218対共和党185票で否決された。
水曜日23日にシフ委員長が国務院のLaura Cooperを非公開証人喚問した際に20数人の共和党議員が会議室に入って着席したり、壁際に並んで立ったりした。慌てたシフ議長は証人喚問を中止して会議室から出て行き、あとに残った共和党議員がテレビでシフ議長の調査不公平と権力乱用を批判した。共和党議員はシフ委員長が理由もなく調査を秘密にし、証人喚問の結果も自分に有利な部分しか公表しないのは米国
の建国200年以来のカンガルー裁判（暴力裁判）だと抗議した。またある議員はシフ委員長の詳細を隠蔽した裁判を批判し、国民はすべてを知る権利があると述べた。
国会の規則では民主、共和の双方同数の委員がいて、全員平等に質問時間と証人、証拠、討論、反論などが出来る。弾劾されたトランプ大統領も弁護士を派遣して反論することが出来る。ニクソン、クリントンの弾劾調査では正式にこの手続きを取ったが、今回のシフ委員長の弾劾調査は委員長が勝手に一部の共和党委員を排除し、共和党側の質問を制限し、諮問記録を彼に有利な部分しか公開しない。共和党側の
委員はこれまで何度も喚問記録と提出された文書の全部の公開を要求し、シフ委員長から拒否された。これがシフ委員長の権力乱用と糾弾される原因である。
問題はたくさんある。シフ委員長の弾劾調査は密告者の告発を元にしているが、実際には密告者が事前にシフの幕僚と相談していたことが判明した。つまり当初からシフ個人のトランプ罷免の陰謀だった。
しかも密告者の告発内容も未だに公開されていない。つまりシフが計画的に弾劾調査を始めたに過ぎないのだ。一般に知るところでは告発の内容は、（１）トランプがウクライナ総統との電話会談でバイデン父子の汚職調査を要求した、（２）軍事援助金をストップしてバイデン調査の見返り条件とした、（３）バイデンの選挙運動妨害を外国に依頼した、などである。しかしトランプが電話の記録を公開した結果で一切が不実な告発とわかった。つまり軍資金を使った見返りの条件はない、電話ではバイデンの名は一度も挙げていないなどが明らかになった。明らかに弾劾の証拠がないか、証拠薄弱だからシフ委員長は告発内容を公開しないのだ。
シフ議員の幕僚が密告者と一緒に告発を相談したことがわかった。若しもこの告発がシフの反トランプ陰謀なら密告者は陰謀の一味でしかないから名前を機密保護することも出来ない。このためシフは告発状も未公開、密告者も証人喚問せず一切を不公開としている。
三週間の間シフ委員長は罷免をでっち上げるためトランプに不利な発表だけを繰り返した。トランプ大統領はシフ委員長の調査は不公平で閉鎖的なリンチ（私刑）だと攻撃した。民主党側は躍起になって否定している。
上院は共和党優勢である。下院が罷免案を提出すれば順序として上院がトランプ罷免案を審査する。しかし今回は下院で正式に弾劾を提案して票決を取ったのではないから違法である。リンゼイ・グラム上院議員はこのような違法調査は上院が受け付けないと述べた。下院が正式に弾劾案を票決し、調査と投票を経てトランプ罷免が決定したのでなければ上院は受理せず却下する。
ただし上院が弾劾審判を始めれば直ちにシフ議員と彼の幕僚、密告者などを正式に喚問することが出来る。そしてトランプ降ろしの陰謀が明らかになればシフと関連した者たちを弾劾することが出来る。
上院議員の3分の2の賛成がなければ大統領は罷免できない。上院でトランプを罷免が失敗すればDeep Stateが三年続けた陰謀一切が来年の選挙に大きく影響し、民主党大敗となるかも知れない。
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米国の民主党は明らかに共産党の流れを汲む連中にぐちゃぐちゃにされているのだ。それを米国民は察してもいないようだ。憐れな連中なのは確かだろう。