宮崎正弘の国際ニュース・早読み <日曜版特大号> (2019年06月23日発行) | 宮崎正弘の | Hideoutのブログ

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」

令和元年(2019)6月23日(日曜日)弐

       通巻第6114号   <日曜版特大号>

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(読書特集)

 上田篤盛『武器になる情報分析力』(並木書房) 

 渡部昇一 v 谷沢永一『だから、論語を学ぶ』(ワック) 

 グレンコ・アンドリー『ウクライナ人だから気づいた日本の危機』(育鵬社) 

 樋泉克夫のコラム 【知道中国 1914回】    

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  (日曜版につき、ニュース解説はありません)

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  書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW 

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AI社会を勝ち抜く知的護身術の極意を公開

  分析技法を用いるのが情報戦のプロフェッショナルだ


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上田篤盛『武器になる情報分析力』(並木書房)

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 防衛庁でインテリジェンス分析を担当して十五年、情報戦争解析の第一人者として知られるのが著者で、そのプロが公開する「分析技法」のノウハウが本書で濃密に語られる。

 未来予測とは、不確実性の低減である、と上田氏は力説される。本署のポイントである。

 また機密情報がインテリジェンスだと思いこんでいる読者には「公開された情報から95%の情報は得られる」と目からうろこの基本原則を説かれる。

 情報の大半は公開情報にあるということであれば、分析力の有無が予測や情報解析の優劣を分ける。そのノウハウが有るはずである。

 「『一寸先は闇』という諺が象徴するように、AIやコンピュータなどの科学技術がいかに進歩しても適格に未来を予測することは困難」だとする著者は、「未来予測とは未来を言い当てること、すなわち確実性を保証することだという考えを排除」することが肝要とする。

著者は、つづけてこう言われる。

 「北朝鮮は間違いなく核実験する」とか「トランプの再選はない」などとテレビでコメントする「評論家」がいるが、そういた『未来予測』のたぐい、じつは「インテリジェンスではありません。明快な論理と回答を好む視聴者と、自信と強さをアピールして視聴者を引きつけたい評論家の双方が「ウィンウィン」の関係を持って奏でる演出」なのであると断定される。この箇所を読んで、いつも予測をはずしながらテレビに出続ける某氏の顔を思い浮かべた。

 それならば、「未来予測」とはいったい何か

 「目的は、カスタマーの不確実性を低減することに他なりません」

 これが肯綮である。

 本書ではこの鉄則に立ってのシミュレーションが試みられ、その一例が中国の台湾侵攻の可能性シナリオとその分析である。台湾侵攻が想定される場合、いかなるシナリオがあるのかを、情報分析では、どうやって行うか。

 この場合、武力統一というシナリオをまず二系統に別ける。

A「受動的」か、B「能動的か」である。

 そのうえでA[受動的]の場合、(1)台湾が独立宣言をした場合、(a)民進党政権の伸張と台湾住民の独立意識が高まったとき。(2)むしろ中国で国内動乱がおきた場合には(a)少数民族の叛乱、民主化デモがおこり(イ)経済停滞(ロ)経済格差が生じ、この内部矛盾をさっとすり替えるべく中国は台湾侵攻に打って出るとする蓋然性の高いシミュレーションが成立する。

 独立宣言を巧妙に回避してきた台湾政治家も、そのことは重々承知しているが、このたびは香港の二百万デモがついに中国が背後で扇動した法案を撤回させ行政長官が辞任を表明するという、おそらく習近平がまったく望まなかった方向にある、といえる。だからこそ、情勢は深刻化している。

 次にB「能動的」のケースでは、(1)中国の軍事的優越がおこり、中国人民解放軍の近代化がすすむ一方で台湾軍の近代化が停滞する場合、そのうえ(2)米国のアジア関与が低減した場合には(イ)米国経済の停滞(ロ)米軍の多方面展開不能というシナリオが描かれ、戦争に近付くという予測が成り立つ。

 この台湾武力侵攻というシナリオ、じつはどれもこれも現実が直面している。危機は目の前にある。

 シミュレーションの基礎、図式の立て方に感心した。

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 「人生で大事なことはみんな論語が教えてくれた」とか

   論語解釈を論じるのではなく、二人の人生を語っている


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渡部昇一 v 谷沢永一『だから、論語を学ぶ』(ワック)

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 セキガクの二人が孔子の残した『論語』を俎上に、さまざまなことを語る。論語の解釈ではなく、『論語』の一語一語をヒントに人物を論じ、歴史を紐解き、現代政治を見つめるという対談的エッセイの趣きがある。

 渋沢栄一が新しい一万円札に選ばれたタイミングで、本書の復刻となったようだ。ともかく本書はロジックの一貫した「論」ではなく、エッセイ的雰囲気の本なので、やはりこの書評も随想風になる。

 二人は福田恒在より、清水幾太郎を評価していることに大きな違和感を抱いた。評者(宮崎)も生前の清水教授とは何回か会ったし、四谷大京町にあった「清水研究室」にインタビューがてら伺ったことがあるが、ぼそぼそと意味不明の口上、率直に言って何を言っているのかよくわからない。印象の薄い人だった。

 嘗て進歩的文化人の代表選手だった清水教授は、あるとき保守に転向し「日本よ、国家たれ」とか、「核の選択」を書いて、大いに気を吐いていた。それを福田は「出トチリ」と的確に批判した。評者は、かつて清水幾太郎が学習院大学教授会で、当時皇太子だった上皇様の卒業を、出席日数が足りないとして卒業認定しなかった中心人物だったという来歴からしても、とても尊王の志がある知識人とは認めがたかった。

 ところが渡部、谷沢両人は福田恒存のほうが狭量で、転向を素直に認めなかったのは個人的嫉妬だろうというのだから、ここで躓いてしまった。

 以下、本書では吉行淳之介とか呉善花とか(保田與重郎への評価は全うであるが)、あちこちに話題が飛んで、散文的になり、しかし日本は武力を持たないから外交が出来ないと、ところどころ保守の原則を忘れずに語っている箇所も織り交ざり、全体の印象を言えば、雑談集大成というところだろうか。

 ともかく本書の帯に「人生で大事なことはみんな論語が教えてくれた」とあるように、精密な『論語』解釈を論じるのではなく、二人の人生を語っている

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 ウクライナはロシアに延々と騙され続け、平和惚けの結果どうなったか

  ロシアのクリミア併呑は「明日の沖縄」ではないのか


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グレンコ・アンドリー『ウクライナ人だから気づいた日本の危機』(育鵬社)

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 ウクライナと聞いて日本人の連想はといえば、「ウッ暗いナ」だろうか(冗談)。

 歴史通の読者ならヤルタ会談の場所がウクライナ領土でロシアが併呑したクリミア半島に所属したことはご存じだろう。トルストイの名作の舞台でもある軍港セヴァストポリもウクライナだったクリミア半島に位置する。

 いわばロシアにとって、クリミア半島は黒海地政学の戦略拠点でもある。

 自由化を希求した国民は、独立達成後もロシアからの完全離脱を試みた。アメリカなどからの支援が急増し、あと一歩のところで、ウクライナのNATO入りが実現しそうだった。これを様々な政治局面でロシア寄りの政策をとったのがヤヌコビッチ元大統領だった。国民の怒りは爆発し、ヤヌコビッチはロシアへ逃亡した。

 政治混乱は長引き、例によって汚職、腐敗が政治への期待を萎ませた。刷新を掲げて守旧派を退場させたポロシェンコ前大統領はチョコレート会社を経営しビジネスで成功した人だった。つまり政治的に素人、その人の政治思想、そのリーダーシップ能力とビジネス交渉術とはことなることを認識する時間がなかった。

ポロチェンコは在任中、懸命に頑張ったものの選挙戦では「コメディアン」が大統領に当選した。

「うっ暗いな」のウクライナはコメディアン大統領の出現で迅速に「明るく」なるのだろうか?

 冷戦が終焉した1993年だった。評者(宮崎)はウクライナのあちこちを回ったことがある。ヤルタ会談のリバーディア宮殿を真っ先に見に行った。

FDR一行の宿舎を見下ろす宮殿に陣取ったスターリンは、他方でチャーチルを車で一時間かかる別荘地をわざわざ選んで宿舎とし、情報の共有から遠ざけた。FDRはみごとにスターリンの騙しに引っかかった。

 その歴史的な建物を見学した後、ヤルタは海浜リゾートでもあるので、ちょっと泳ぎ、 それから評者は汽車でトコトコと十八時間ほどかけて、首都のキエフへ行った。

 美しい花々、街は清潔で整頓されていた。文化的にロシアに近似するのではないか、と思った。キエフ市の街中を歩き回り、人々が将来に希望を抱き眼を輝やかせている光景を目撃した。

 おりしもクリントン米大統領(当時)の訪問前夜と重なって、キエフ市内至る所で歓迎ムード、若者らは西側に憧れていた。ホテルのバアは米国のSPで溢れていた。

 荘重な建物でオペラを観劇したが、てっきりロシア語と思っていたら、ウクライナ語で、ロシア語の通訳が「さっぱり分かりません」と言った。出し物が『椿姫』らしいことは劇の進展ぶりから想像が付いたが、なぜウクライナのような貧乏な国で、このような豪華なオペラ激情があり、しかも、人々が正装してみにくるのかと思った。

ウクライナには文化、伝統を重んじる国民性があるとようやく理解できた。考えてみればウクライナ正教はロシア正教より古いのだ。

足が棒になるほどにキエフの街をあるいた(タクシーが殆どなかった所為もあるが)。その後、ウクライナの完全な民主化は遅れた。

プーチンが政治工作を本格化し、西側と明確に対峙し始めたからだった。


2016年、評者は再びウクライナに取材に行った。

トルコのイスタンブールで乗り換え、最初にモルドバへ入った。そして評者はモルドバからバスでウクライナに入国したのだが、ロシア領土飛び地でモルドバと距離を置くドニエステル河口地区があるため迂回を余儀なくされ、2時間で着く予定が五時間もかかった。国境の通過に一時間を要した。

バスは18名のりのミニバス。それが「国際線」の長距離バスなのである。

 ウクライナ第二の都市、オデッサはほぼ西側の都市と化していた。やはり立派なオペラ座、五つ星ホテル、商店街には世界のブランド品が並び、オープンカフェでは昼から酔客。意外に書店が多い。

 黒海を周遊するクルーズ船は西側の観光客で満員だった。船から対岸を見やれば、オデッサ近郊は瀟洒な、あるいは豪華な別荘が建ち並び、西側の金持ちがさかんに購入していた。かつて興隆を極めたユダヤ人街だけが寂れていた。ユダヤ人はイスラエルへ移住したからだった。

 そのウクライナから日本を見たらどうなるか?

 著者のアンドリー氏はまだ若いが日本語を流暢にあやつり、近年は保守系の懸賞論文で入賞。デビュー作は『プーチン幻想』(PHP新書)と、期待される新人論客である。

 そのウクライナ留学生が言うのである。

平和ボケが国を亡ぼす、と。

 ウクライナはロシアに延々と騙され続け、平和惚けの結果どうなったか? ロシアのクリミア併呑は「明日の沖縄」ではないのかと鋭く日本人に問うのである。

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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 

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樋泉克夫のコラム

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【知道中国 1914回】     

――「支那は日本にとりては『見知らぬ國』なり」――鶴見(8)

 鶴見祐輔『偶像破壊期の支那』(鐵道時報局 大正12年)


        ▽

 鶴見の危惧に、王は「まァ産兒制限論も追々は支那に徹底して參りませう」と苦笑を返しているが、この苦笑をなんと受け取るべきか。王をしても産児制限は至難であり、「世界の一國たる責任」は果たしようがないという諦念だろうか。


  鶴見は政治問題に立ち返り、両国関係を問う。

  「親善にしたいと申しても、日支兩國は親善であり得べき必然的理由があるかどうかを、正直に研究してみなければなりません。私は日本は支那なくしては存在し得ないと考へて居ります。支那も日本なくしては存在に大變な不都合があると、私は考へる」。

つまり両国の関係は「生命的な問題であり」、それゆえに「日本はどうすれば、支那の全土に漲るこの反感を去ることが出來るのでありませう」。


  鶴見のこの考えに対し王は、「日支の關係は、支那が日本を以て危險と感じなくなるときによくなりませう」と、「明白な答辯」で応じた。


  そこで鶴見は「それでは、どこまで日本が讓歩したら、支那側に於ては滿足せられますか」と畳みかける。この質問には閣僚の一員である立場もあり、致し方ないことだが、王から明確な考えを引き出すことはできなかった。

 

 最後の質問とでも考えたのだろう。鶴見は「私は今一つ、率直に申し上げたい」と断りながら、1915(大正4)年の対華21か条要求を「深く遺憾とする一人」だが、すでに「日本の國論も餘程變つて來ました」から、「これからはモーあんなことはないと思ひます」と述べたうえで、「私に一つ不滿のありますのは」と、パリ講和会議における「支那全權の態度」に注文を付けた。

なぜ日本との直接交渉を試みなかったのか。なぜ「日本全國を一樣にみて罵倒」したのか。なぜ「外國の力をかりて解決する」ような方策を選んだのか。東洋のことを東洋で解決しようとしない態度は「我々支那に同情あるものとしても」、「實に遺憾なことである」。「夷を以て夷を制すると言ふ手段に出られたやうで不本意に感じた」と申し出た。


  すると王は「淋しい笑」を浮かべながら、「それは、我々も氣づかぬではありません。併し是れは弱き國が有する唯一の武器ではありますまいか」と呟く。


 王の「淋しい笑」に対し、不統一な政情にもかかわらず外交交渉に当たらなければならない「支那の政治家の心中には、我々の諒察し難いやうな苦痛のあることであらう」と同情を寄せながらも、鶴見は「また、日本としては、さう思はれても致し方ないことを澤山してゐる。日本自身が眼ざめるまでは、さうさう勝手な理想論を以て、隣國の政治家ばかり惡くは言つてゐられまい」と、“自戒”する。 


  鶴見は王寵惠を「私は北京に來て、初めて頭のいい人に會つたと思つた」と記すが、ならば王以前に会った胡適も、呉虞も、陳啓修も、周作人も、「大總統徐世昌氏」も、国立北京大学の蔡元培総長も、鶴見からすれば「頭のいい人」ではなかったということか。

いくらなんでも、それは失礼なことだろう。だが、鶴見がそう思うのだから致し方がない。


 「古い支那を愛する人々は、英語の出來る支那の政治家を馬鹿にする」。だが「新しき支那を愛する人々は」、王寵惠のみならず鶴見が次に会うことになる王正廷のように新しいタイプの「英語の出來る支那の政治家」が「立派に發達して貰いたいと、遠くの方から力瘤を入れて見てゐる」と、鶴見は期待を記す。


 文脈から判断して「古い支那を愛する人々」と言い「新しき支那を愛する人々」と言うも、ここに記された「人々」は日本人を指すに違いない。

やはり英語の使い手であった鶴見にとって、「英語の出來る支那の政治家」の方が意思疎通が容易だったはずだ。

《QED》

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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声

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(読者の声1)貴誌が休刊中に習近平が北朝鮮を訪問したり、イラン攻撃をトランプは十分前に止めたり、大阪はG20直前のテロ対策でたいへんなことになっています。唯一の朗報(?)は安倍首相が文韓国大統領からの個別会談申込に対して「時間がない」とやんわり拒否したというニュース。留飲を下げました。

 ところで韓国経済の下降ぶりは目を覆うばかりですが、中国依存が高かったため、ともに心中するのでしょうかね?

   (TY生、高崎市)


(宮崎正弘のコメント)中国のスマホ生産の部品供給基地であったわけですから、しかも次世代技術に関しては独創性がなく、5G一番乗りと宣伝した韓国製スマホはうまく機能せず、何をやっても思うようにならない。

そればかりかアメリカに見限られつつあり、軍事クーデターこそおこらなくても、香港で起きたような政治事件が近いような気がしております。

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    何度も書くけど、支那大陸が文明国だったことは一度もないのです。秦と漢の時代の漢族は三国時代に滅び去ったのです。


    魏の戦士は北方の騎馬民族だった。だからといって強かった。


    漢字を造った民族はもうその頃には死に絶えた。


    支那大陸の住人は欧州のロマと同じ流民でしかなかったのだ‼️