宮崎正弘の国際ニュース・早読み  トランプ陣営は早くからバイデンを一番の脅威とみていた (201 | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。

    左から右から。日本の旧民主党も同様だったっけな⁉️ごちゃ混ぜ、カオスだったりファジーだったり。そういや、AIって知能ってなんだとずっと頭の片隅に残ってたんだが、今のデジタル優先みたいな考えって可笑しくないか?カオスもファジーもごちゃ混ぜが知能じゃ無いのか❗コンピュータの性能が早くなるだけで解決するもんじゃ無いだろうにと多少は結論めいたものに考え及んだんだがな、僕は‼️


宮崎正弘メルマ
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成31年(2019)4月26日(金曜日)弐
        通巻第6056号 
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 「居眠りジョー」、三度目の正直で2020年大統領に挑む
   トランプ陣営は早くからバイデンを一番の脅威とみていた
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 ジョセフ(ジョー)・バイデン前副大統領が「世界の指導者達から強く推挙されて」と非自主的な言辞を吐きつつ、2020年の米国大統領選への立候補を表明した。途端に過去のセックススキャンダルが露呈し、その品格においてトランプを攻撃できない弱い立場にある。
 しかしながら、ほかに民主党内からは上下両院議員、閣僚経験者、知事など出馬表明の十九名。並み居るドングリのなか、サンダース上院議員が序盤戦をこれまでにリードしてきた情勢を超えて、いきなり人気トップである。

 なぜならバイデンくらいしか、民主党の分裂を是正できる政治家は不在で、穏健派の彼ならウォール街の支持も得やすいからだ。
民主党は極左、過激リベラルが党内で優勢となり、その分断、分裂状況たるや、日本の野党のそれよりも悲惨である。
 
各派がバラバラ、足の引っ張り合い、身内の争いだが、同じ党の同士かと思われるほど勢力争いは熾烈である。それぞれが勝手なことを言い争い、政治的論争は、フェミニズム、LTBGから、もはや収拾のつかないほどの過激なレベルになっている。

 サンダースは富豪でありながら、社会主義者である。
 アメリカ政治は民主主義が建前、自由競争を原則としながらも、社会主義思想も地域的、人種的、階層的には強い影響力がある。アメリカ全体が分裂している。

しかもアメリカ人の若者、とりわけ東海岸のリベラル層と西海岸の極左過激集団や学生団体、虐げられた移民層からサンダースは圧倒的な人気がある。この支持層にバイデンはどこまで食い込めるだろうか?

とくに若者たちが「アメリカン・ドリーム」をもはや描けず、大学へ入学し、卒業するまでのローンが一生ついて回る貧困を嘆き、その現状への不満、金持ちへの怨念からサンダースを反射的に支持する。かの強欲資本主義の国の若者たちが、福祉優先の社会主義国家を目ざす政治家に託そうというのだから、本末転倒なのか、あべこべの珍現象なのか。


 ▲グローバリズム vs ナショナリズムという対決構造のなか、二つの異変

 しかし、世界政治ではグローバリズム vs ナショナリズムという対決構造に併行して、二つの「異変」が過去十年以上も地球的規模で続いていることに注目しておくべきであろう

 第一は裕福な家庭に育つ子供達が、その贖罪意識からなのか、階級的矛楯を深く憂い、過激なイスラム思想に走る現象である。350名以上の死者をだした、スリランカの豪華ホテル、教会に仕掛けられた自爆テロの犯人は金持ちの息子達が目立った。
数年前のバングラデシュで起きたJICAの日本人殺害テロの犯人もそうであった。

 第二は元首選挙がいかにシステムを危うくするかという民主主義体制の矛楯、つまりポピュリズム、ポピュラリズムの浸透、その蔓延がもたらす末期的政治危機である。
 イタリアで始まった「五つ星運動」の創始者はコメディアンだった。またたくまにベルルスコーニ率いる保守陣営を追い越し、政権を獲得した。
 一昨日、ウクライナで当選した新大統領のゼリンスキーもコメディアンである。嘗てフィリピン大統領にコメディ映画俳優がいたし、日本でも東京都知事、大阪府知事にコメディアンが選ばれたこともあった。

 だがこうした現象の連続は、たんに国民の政治的無関心、国勢の退化、若者の劣化だけが原因なのか、あるいは文明の衰退期にみられる共通の現象なのだろうか?

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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1885回】                
 ――「『私有』と言ふ點に絶大の奸智を働かす國である」――竹内(11)
竹内逸『支那印象記』(中央美術社 昭和2年)
 
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 「兎も角も極東に於ける佛?藝術の精華をなほ燦然遺跡の姿に於て荒寥の地に遺す大立物」である龍門に向かった。
洛陽の駅で警察署長から20人の騎馬護衛隊を宛がわれた。「誰が?へてくれたことかは知らないが、護衛兵と土匪とは當然黙契があるべきもの。一行4人のなかに「日本魂の凝り固つた豫備将校が1人。しかも彼の腰には「三本の秋水」。「アサヒビール十二本」と共に馬車で龍門の仏教遺跡を目指す。
 
 道すがら「馭者は文句を言ふ。護衛兵は酒錢を要求する」。だが心配は無用だ。「左手にビール瓶を握り、右手には秋水三尺がすらりと引抜かれてゐる」からだ。
「一本の秋水のきツ先に怯へて二十人の護衛兵は物優しく微笑んで了ふ」。そこで竹内は考える。「支那を放浪する日本の豫備将校の剛氣は東京驛の前でタクシーにひらりと飛乘る人間には到底想像もつかないものであると」。かくして竹内も「負けず劣らずこの左腰に文明の凶器をぶらさげてゐた」というから、豪気なのか狂気なのか。
 
 「こんなにも古藝術の掘出シ物に取巻かれてゐる河南省の一市街」でのこと。
「三尺の秋水」にモノを言わせて、「態々青銅佛贋造の隱シ屋を案内して貰つた」。「『觀てくれるな觀てくれるな』と泣ツ面の贋造屋」は竹内が店内に入るのを嫌う。結局、戸が閉められ、目的は果たせず。そこで「何を態々この古藝術發掘に極東で最有望の地河南省で贋物を造ることに專念してゐるのかと」考えた竹内は、「其處が支那だ!」と結論づける。
 
 おそらく「贋物と正眞正銘のものとの區別が、價格としては恐らく大ていは誤ツ茶になつて了つてゐるのだらう」。「此處にもまた支那が在る」というわけだ。
  ある日の暮れ方、竹内は「何處まで行つたつてダンス・ホールのやうに平坦なこの國」を走る小さな列車の車窓から目に入った黄河を、こう表現する。
 
「支那の宇宙觀、支那の思想や哲學、支那人の生活。それ等を幾千年來支配して來た多くの因子の一ツに數え得るのだらうこの?河」「汽車で駛つて十餘分を要する練り水のやうな?河」「果てしなき地から來て果てしなき地に流れ去る?河」・・・その黄河は「今なほ吾々の科學的文明を蹴りのけて神話的實在が確かに蠢きながら貫流しているやうに思へる」。
 
  夏の済南を歩く。
  日本に較べたら遥かに「堂々としてゐる」鉄道に出会う。北京を起点として運行される広軌列車だ。「かうした汽車に乘り、或は打ち眺めて、一方支那人の實生活を味ひ、或は觀察してみると、この兩者に何等の連絡が無い」ことに気づかされる。
それというのもこれらの広軌の鉄路は「殘らず異國人の投資と努力とに依つて完成されたものであ」り、「殘念ながら、支那人はさうさう威張れない」のだ。
 
「異國人の投資と努力とに依つて完成されたものである」からして、各路線の接続は悪い。加えて沿線の雰囲気は敷設した国の影響に左右されている。たとえば北京と漢口を結ぶ京漢線で北上する場合、漢口までは自由に通じていた英語だったが、漢口で乗り込んで以後はフランス語となる。「恰度これは、楊子江沿岸がアングロ・サキソンの勢力範圍であるに反して、長江以北は、さう都合よく行かないことを示すものであらう」。
 
 山東省を走る鉄道では「曾ては異國語として獨逸語のみが通じ、一時期日本語が通じ、滿鐵の前身も露西亞語のみが通じてゐたことのあるのは言ふまでもない」。

 かくして北京と奉天を結ぶ京奉線では「刻々日本語の數が増して來る。そして滿鐵。俄然日本語の市場だ」。「日本語の市場」の拡大はそのまま日本の影響力の拡大を意味する。列強が利権争いを続けてきた広大な大陸に、日本もいよいよ本格参入することとなったわけだ。
《QED》
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 ★読者の声 ★READERS‘ OPINIONS ★どくしゃのこえ 
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(読者の声1)貴著近刊の『余命半年の中国・韓国経済』(ビジネス社)を読み終えたところでした。日本経済新聞(4月26日)に拠れば、韓国のGDPはマイナス0・3%に転落した由です。先生の予測通りの展開となってきました。
またLGはスマホの韓国生産をやめてベトナムへ移転し、GMの韓国工場傍系は廃墟と化した様子。そういえば、GMは中国の工場も畳むようです。
鳴り物入り習近平の晴れ舞台「BRI國際フォーラム」も首脳の欠席が目立ち、どこもかしこも秋風。とうとう中国はカンボジアのプノンペンからシアヌークビルへ全額中国負担で高速道路工事を請け負った。そういう破格の条件でしか、中国の一帯一路プロジェクトを受け入れる国もなくなったのでは?
(DH生、神戸)


(宮崎正弘のコメント)後節のカンボジアの高速道路は大問題です。なぜなら西海岸のシアヌークビルは深海。中国のインド洋進出への基地として、工業団地、免税特区を持ちかけており、首都からのアクセスの完成はカンボジア経済を利するかも知れませんが、中国の狙いはシアヌークビルの軍港化です。
 中国の代理人フンセン政権は、巧妙な手口で中国の植民地化に突き進む北京の思惑と自分の政治的野心とを合致させており、ASEANにおいて、ますます危険な存在になりつつあります。カンボジアへの最大の援助国である日本は、この方面への関心を怠らない方が良いでしょう。



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(読者の声2)老生、雑誌『正論』の定期購読者です。発売日より早く入手できますので、既に6月号を読みかけています。書評欄に菅原慎太郎前編集長が書いた、貴著『明智光秀 五百年の孤独』(徳間書店)が出ています。
 お気づきかと思いますが、みごとな起承転結で、明智と戦後の歴史教育の無惨を比較して、なぜ宮崎さんが五百年もの長きにわたって誤解され、謀反人という不名誉のままの武将・明智光秀の真実に挑んだかを、じつに適格に評論したものと拝察したところです。
  (HJ生、さいたま市)



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(読者の声3) 今朝(4月26日)の産経新聞の大きな広告は、宮崎正弘先生の『余命半年の中国・韓国経済』(ビジネス社)です。時限を切っての予告的著作ですから、さぞややきもきされているかとも推察しましたが、現実に中国経済おかしくなりましたね。いや、おかしい、というより断末魔の悲鳴が聞こえるようです。
 ところで、小生、この本をかなり精密に読んで貴誌メルマガのバックナンバーと比較してみたのですが(それほど緻密にやったわけでもありませんが)、部分的にメルマガとの重複もありますが、殆どが新稿ですね。
またメルマガには載らなかった情報がたくさん書き込まれているうえ、数字があたらしいデータに修正されており、ニュースが新鮮です。メルマガの大改訂+新稿が、新作になったと了解した次第です。
  (HG生、水戸)
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    支那畜がデジタルに突き進んだのはカオスでファジーな社会をデジタルでぶったぎっただけだろう‼️頭が悪い連中は電子決済で世界一進んだ社会だと勘違いしてるだけだろうに❗単なる馬鹿以上でも以下でも無いのだ‼️