壊された日本的システム | ある女子大教授の つぶやき | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。

    バブルが崩壊した時のショックは半端じゃなかったな。最近では語られないけど、道産子には「北海道拓殖銀行」が潰れたのにはなんだか残念無念だった事を今も忘れられないな⁉️


ある女子大教授のつぶやき
http://iiaoki.jugem.jp/?eid=7572
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1.高度経済成長時代も終わり、落ち着きを取り戻した1980年頃の日本は、多少の効率の悪さはあっても、日本の社会はある種の安定的なシステムに入っていた。主として、生産システムと金融システムで、前者は日本的品質管理、後者は護送船団方式と言う言葉で表される。21世紀は日本のものなど煽てられていた。

2.ヴォーゲルとカーン先生からは、称賛の言葉を頂戴して、むしろ戸惑ったのは日本側かもしれない。何故なら、そのようなシステムになることを目標としてきたわけではなく、日本で古来から育まれてきた考え方の延長上にあったからだ。その背景には、暗黙の了解、以心伝心、共存共栄、四海兄弟などがあった。

3.それでも米国の高名な未来学者から持て囃されて、多少は高揚した感じも日本には生じていた。その当時、NY勤務の辞令を手にしたので、関係する企業、大学などに挨拶周りをしたが、大方は「今さら、米国から学ぶ事はない」などと言う反応を覚えている。赴任したNYの街は犯罪の横行する心地よいものではなかった。

4.あれから35年、日米の立場は逆転した。株価は0.5倍に対して、米国は5倍と言う差だ。GDPは殆ど変わらないが、米国は4倍だ。双子の赤字に沈んでいた米国は、飛躍的に経済成長した。あの日本的なシステムは完全に崩壊した。QCはISOにとって代わられ、金融は競争原理とされた。

5.1997年11月24日は護送船団方式崩壊の象徴的事件が起きた日だ。山一證券倒産で野沢社長が記者会見で泣き崩れた。銀行は合併と再編を繰り返してきた。QCについては、様々な品質事故を起こしてきたし、最近も建設工事、農産物に至るまで、様々な不祥事を続けてきた。最近でも、川崎重工や神戸製鋼など日本を代表する大企業での品質トラブルが起きている。

6.それでも、未来学者たちがご託宣してくれた「21世紀は日本のもの」を実現する最後の機会がきていると思う。目をよくさらして未来を展望すれば、少子高齢化、自然災害、反日左翼運動などを乗り越えた先には、微かな希望の光を見ることが出来る。それは、日本の頭脳と中小企業の技術力、それらを支える大企業のシステムと構想力などだ。2年後の東京五輪を踏み台として、新たなる船出としていきたい。
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    TQC(トータルクォリテイコントロール)はISOなんちゃらに奪われるし、その他諸々も欧米に奪われてしまったのは腸が煮えくり返る。

    全てが悪い訳でも無かったし、全てが良かった訳でも無いけど、阿吽の呼吸で物事が進められたのは日本人であるヤマト民族の遺伝子が有ったからだと今でも思っている。

    五十代に成って初めてISOの仕様書なるものを読まされたが、書類そのものが無理・無駄の大産物と感じたのは日本人だったからだと思うんだ。

    災害時の日本人の行動は正に日本的システムそのまなのには誇らしさを感じるのは僕だけではないだろう‼️

   他国、他民族がどんなに真似しようとしても彼等には出来はしないのだ‼️