宮崎正弘の国際ニュース・早読み <<半導体大手「インテル」社の「イスラエル・シフト」 (2019 | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。

    この記事で何故イスラエルがと疑問に思ってたことが理解できた。イスラエルの情報関係の人間が日本で起業してるらしいことはアチコチ覗いてる何故?と思ってたけど。インテルがイスラエルとなんだなあ。

    イスラエル軍には情報関係の専門部署が有ってそこを除隊した連中が日本へ渡って来るらしい。取り敢えずは手薄な所へ来るんだろうから由だけど。日ユ同祖論を語られるとなぁ。お前らの知識の元は縄文人が伝えたものだとかは理解出来ないだろうな。

宮崎正広メルマ
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成31年(2019年)1月30日(水曜日)
        通巻第5972号    <前日発行>    
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 半導体大手「インテル」社の「イスラエル・シフト」は何を意味するのか?
  インテル新工場に190億ドルの大型投資、イスラエル最大級
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 おりしも米司法省はファーウェイを「技術盗取」の容疑で追訴を決めた。これで孟晩舟CFOの米国移送、裁判が確定したと言える。
 こうした動きに沿って、半導体最大手インテルの企業戦略に変化がでた。

 1974年以来、インテルはすでに380億ドルをイスラエルに投下し、半導体などハイテク製品の部品を製造し、供給を続けてきた。インテルの最初のイスラエル拠点はハイファにおかれ、わずか五名の開発研究要員でスターを切った。

 その後、インテルはエルサレムならびに同市南西のキリヤットガット(砂漠の真ん中)に主力工場を設立し、CPU、フラッシュメモリーなど最先端部品を生産してきた。
 インテルの米国における主力はアリゾナ州、ニューメキシコ州など、やはり砂漠地帯に置かれるのも、地理的な理由は安全保障上の事由とされる。

 かくしてインテルの貢献が大きく、イスラエルは軍事大国にして、軍事汎用技術でも米ソとならぶ次世代ハイテク技術開発で優位に立ってきた。
 とくに日本とはハッカー防御技術、暗号解読そのほかでの技術協力がとみに盛んとなった。

 イスラエル財務省は発表に先立ち、「半導体大手のインテルが巨額投資を決断した意味は大きく、予想だにしなかったことであり、イスラエルの技術的飛躍に繋がる」と歓迎の声明。このためイスラエル財務省も財政的負担でシェアを約束しており、40億ドルをイスラエル政府が予算化して、新しいエンジニア養成などに費消される。

 2018年春先にインテルはZTE(中興通訊)への半導体供給をストップさせたため、ZTEはスマホを製造できなくなって悲鳴を挙げた。
ZTEはファーウェイと並んで、スマホで世界的なシェアを誇り、日本でも廉価ゆえにZTEスマホやWIFIを使っている人が多い。

 嘗てアメリカは日米経済摩擦のときに次世代半導体技術を日本の頭越しに韓国へ供与した。
このためサムソン、LGなどが飛躍したが、こんどはアジア諸国の猛追に、戦略を切り替え、軍事同盟国イスラエルとの協同という流れに繋がったのではないか。

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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1850回】               
 ――「支那はそれ自身芝居國である」――河東(8)
 河東碧梧桐『支那に遊びて』(大阪屋號書店 大正8年)

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 紹興で、かの王羲之の「蘭亭序」で有名な蘭亭に遊ぶ。
  修復中だったが、「總てを金ピカに誇張したがる近代の支那一流の行き方と全く別なのも、この故跡には打つてつけだ」と好感を持つ。

  蘭亭からの帰路だった。「原といふよりも、運河が自然にひろがつた水の中に、蓆圍ひの一軒の小屋があ」り、「其のぐるりに數へる程の人數が傘をさしたり、簔を著たりして立ちめぐつてゐた」。

 所は紹興。雨中の舞台ときたら、これはもう紹興生まれの魯迅が綴った「社戯(村芝居)」の世界だ。河東は、自らが目にした紹興の社戯の情景を描き出す。

 「銅鑼や胡弓の音などが頓狂に、靜かにしつとりと降る雨中を顫はして響き出した。私達の舟の中からも、舞臺に立つてゐる、きらきらする支那芝居の衣装が見えたりした」。「見渡す限り水に滿ちた水郷の空にも小やみのない雨が降つている。總てが物の裏を見せるやうな、冷たい、やるせない、淋しい、寝入つたやうな光景の中に、思ひきつて雜音を響かせる鳴り物と、盛んな、猛烈な、眩しい彩りを持つた芝居の衣装や顔の隈取りが、とつてもつかないコントラストをなしてゐるのだつた」。

 「芝居ならば劇場の空氣、能ならば能舞台の空氣、馬鹿囃子なら祭禮といふお祭りの氣分」があり、その「空氣」「氣分」が舞台の上と客席とを結びつける「仲介者」であるべきを、「こんな水の中に、芝居の舞臺を作つた者の心事からしてが問題になる」と難癖をつける。

あまつさえ「當然あり得るコントラストをさへ無視してゐる支那人の氣分は、之を大陸的といふのだらうか、或は事理を解しない盲聾者なのだらうか」と疑問を呈する。

  だが、それは河東の誤解、あるいは思い込みというものだ。水郷で知られる紹興だからこそ、村芝居の舞台は水の上に作られねばならない。水上の舞台で演ぜられる芝居は、その舞台に正対して設けられていたはずの廟に祀られた神様に奉げる酬神戯(ほうのうしばい)であり、たまたま人間サマは神様のお相伴に与かって観劇するという仕組みなのだ。だから、河東の考える「當然あり得るコントラスト」など最初から想定してはいない。「事理を解しない盲聾者」の類などではなく、芝居というものと社会との関係が所詮は違うということなのだ。
明らかに河東は芝居を軸として回る彼らの生活文化を誤解していた。  

 「油糟を積んだ夜船に、ひどく嗅覺を攪亂されて寧波に歸り著いた夜」、「馬鹿にハイカラな新芝居」という触れ込みの芝居を観に出かけた。
だが「芝居の筋こそは新式ではあつたが」、「例の銅鑼や胡弓の囃子方は一切出もしなければ、音も出さない、舞臺装置は、日本の小芝居其のまゝに持つて來たものだつた」。そこで河東は「たゞ寫實といふ以外に何の藝術味もない」ような「無智な片輪な未成品を見せられ」たと落胆する。

 だが、ここでも河東は誤解している。
彼が目にしたのは日本で新劇に接した留学生が帰国して起こした「話劇」と呼ばれる新しい形式の芝居であり、であればこそ「例の銅鑼や胡弓の囃子方は一切出もしなければ、音も出さない」ばかりか、「たゞ寫實といふ以外に何の藝術味もない」のが当たり前である。勃興期の話劇であればこそ未完成は余りにも当然であり、それを「無智な片輪な未成品」と決めつけるのは酷、あるいは筋違いである。

 だが、さすが河東だ。
「例の銅鑼や胡弓の囃子方」の音が耳をつんざくような伝統劇の限界と「無智な片輪な未成品」である話劇の将来性に思い至る。伝統芝居は「我が舊歌舞伎が單なる目先の變化に支配せられてゐるやうに、次第に時代と相容れない錯誤に墮落してしまつた。

無智な片輪な寫實芝居が、現在に幾分の觀客を惹き得る――形式好きな支那人は、容易に舊慣を破ることに贊成しないにも關らず――所以も亦たそこにある」。

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宮崎正弘 v 田村秀男『中国発の金融恐慌に備えよ!』(徳間書店。1296円)) 
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◎ 読者の声 ☆どくしゃのこえ ★READERS‘ OPINIONS
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(読者の声1)熊本県ならびに周辺の愛読者のみなさんへ。
 2月24日、日台交流をすすめる会が田村秀男氏と陳忠正氏を講師に「日台交流の夕べ」
マレーシアのマハティール首相は北京で「我々は新たな植民地主義が生じる状況を望んでいない」と強調し、前政権が中国系企業と契約を交わした「東海岸鉄道」の工事を中止しました。
 200億ドルにのぼる事業費を中国企業に誘導し、法外な金利を前提とした中国政府系銀行の融資を強要するという中国の国益のみを軸とした「一帯一路構想」の実態が完全に世界に暴露された事件とも言えます。中国は、「一帯一路構想」に止まらず、軍事面でも世界制覇を目論んでいるかのような動きをしており、益々激しさを増す米中貿易戦争の帰趨も不透明な中で、その動向次第では、東アジアはまさに動乱の渦に巻き込まれる恐れがあります。
 このような現実を踏まえて今年も日台交流の夕べを開催します。『検証米中貿易戦争〜揺らぐ人民元帝国〜』(マガジンランド)を昨年7月に上梓された産経新聞社論説委員田村秀男氏をお招きして日本と台湾の今後について講演して頂きます。
              記
日時:  2月24日(日) 開場午後1時30分 開演午後2時
場所:  熊本市民会館シアーズホーム夢ホール 大会議室 (定員150名)
      (熊本市中央区桜町1番3号 http://stage1kmj.jp/
参加費: 1000円(資料代) *学生は無料
講演:  田村秀男氏(産経新聞特別記者、編集委員兼論説委員)
演題   「一帯一路構想」に日本と台湾は如何に対処すべきか
講話:  陳忠正氏(台北駐福岡経済文化弁事処処長)
連絡先  電話 090-1927-1905
     メールアドレス houreinoyu8@gmail.com
主催:  日台交流をすすめる会(代表・廣瀬 勝)

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(読者の声2)韓国の文在寅大統領はキ印のつくような行為を続けています。韓国の記事が少ないようですが、いかにご覧になっているか、コメントを。
  (JJセブン)

(宮崎正弘のコメント)近く、韓国論をまとめて中国論を併せた拙著を上梓しますので、その中で。三月下旬か4月早々に発売予定です。

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     今日の「知道中国」は文明とか文化とかは支那大陸に根を下ろしていなかったと言うのが解るものだな。

    YouTubeを眺めてたら、阿保白人が落語や漫才に興味があるってさ。日本のコメディだと抜かしてたっけ。何処が喜劇だ。彼等と概念が根本的に相違していることに気付いてしまった。