宮崎正弘の国際ニュース・早読み <<海航集団、香港の一等地をヘンダーソンランドに売却 (2018 | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


    支那畜の断末魔の悲鳴が聴こえ始めてきたのだろうか??

    支那畜に民間企業と呼べるものが有るのかどうか不明だが、そんな一群が悲鳴を必死に抑えながら、生き延びる為の足掻きを目撃される様になってきた事は事実だろう。

    支那畜凶産党政府主導の海外案件もいずれ断末魔の悲鳴を上げるんだろうな。海外での投資案件が殆ど頓挫している事実は今後も大量に起きる事を示唆していないのだろうか?


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018)2月15日(木曜日)
         通巻第5615号 <前日発行>
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 これはどう客観的にみても、断末魔ではないのか?

  海航集団、香港の一等地をヘンダーソンランドに売却

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 最新の中国国家統計局公表の数字に拠れば、中国の「ジニ係数」は0・467である。
 つまり中国の富の半分近くが僅か1%の特権階級によって独占されている衝撃的データであり、中国政府がおおやけにこれを認めたということである。
ついでながら、この数字は控えめなもので、本当は0・6という統計が複数の大学シンクタンクから提出されている。

 一般概論として、ジニ係数が0・4を超えると、内乱か反政府活動が本格化すると言われる。
中国の治安対策費は国防費よりも多額であり、そのうえ防犯カメラを全土津々浦々に設置し、あげくにはビッグデータで国民ひとりひとりを監視しているため、反政府活動はしづらい。けれども国民の憤怒が爆発し、ローンウルフ型テロ行為が頻発している。
 習近平独裁体制は、「デジタル・レーニン主義」という譬喩が世界の常識化している。

 さて、中国のトップ企業が軒並み資金難に陥没し、保有資産の売却によって当座の運転資金を調達しているという現実がある。

 トップの万達集団(王健林CEO)は世界的有名人だが、保有してきた自慢のホテルチェーン、映画館チェーン、テーマパークの大半を売却した。それでも有利子負債は14兆円、本格的償還はこれから始まる。

万達集団の窮状をみかねたのか、これぞチャンスと便乗したのか、テンセント、融創集団、蘇寧雲商集団など四社が合計5800億円の出資に応じた。これで有利子負債を軽減し、不動産部門の子会社の上海株式以上への再上場を狙うという。

 王岐山との深い関係が取りざたされた「海航集団」も、海外企業の買収案件はほとんどが頓挫した。いや、そればかりか、借入金の償還を間近にひかえて資産売却を加速化させている。
 
海航集団は昨年購入したばかりの香港の一等地を、香港デベロッパー第二位のヘンダーソンランドに売却する。
これは旧啓徳空港跡の宏大な土地を五区画にわけて、マンション群を建てるという香港の都市計画。海航集団は、このうちの四区画を購入していた。
こんかい背に腹は代えられないとばかりに貴重な二区画を売却する。購入時の価格は143億香港ドル。売却は160億香港ドル。売却益がでるが、この間の利息支払いと差益への課税が控えている。

絶好調と言われ、日本のシャープを買収し、ついでにCEOの郭台銘が訪米してトランプ大統領とも約束した鴻海工業とて、米国への大工場建設が法螺話におわる可能性なきにしも非ず。
 というのも鴻海の株安が止まらず年初来20%の値崩れを起こしている。

 ネット動画配信の大手「樂視」の株安も止まらず、上場時の株価の三分の一に陥没、米国のEV工場建設という強気の投資が裏目にでたといわれ、主力部門の売却に迫られている。
 ほかにも事例を挙げれば再現がないが、ことほど左様に中国の多くの新興成金たちの壮大な夢も邯鄲の夢となりつつある。 
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)宮崎さんと西部さんとの対談『日米安保50年』(海竜社)ですが、八年前の出版で、その後、絶版となっており、古本ルートでしか入手出来ない由です。そこでアマゾンで検索したら、なんと当該書籍10500円ですよ!
 これは一日も早く復刻されるか、文庫版になさるべきと思います。
   (CB生、浜松市)



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(読者の声2)貴誌前々号で先生と西部先生との対談共著のなかで、西部氏が自己規定をされて、「アクティブ・ニヒリスト」と言われたそうです。その場合の、ニヒリズムというのは、いったいどういう種類のニヒリズムなのでしょうか?
   (HG生、茨城)


(宮崎正弘のコメント)現在、欧州取材旅行準備のため、このような重要な質問にお答えする物理的時間がありません。
 いずれ何かの機会に、この「アクティブ・ニヒリズム」に関して著述したいとは考えております。



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(読者の声3)貴誌で紹介された阿羅健一氏の『「南京事件」―日本人48人の証言』(小学館文庫)」ですが、市民虐殺事件がなかったことは、物的証拠が収容所から伝票一枚ないことから明らかです。
特に私が感銘を受けたのは、阿羅氏が述べた「日本人なら日本人の云うことを信じよう」です。 我々は戦後のNHKの「真相はかうだ」に騙されてきたのではないでしょうか。日本人はもっと自信を持ってよいのです。ついでですが、NHKは占領時代の反日報道の罪を償っているのでしょうか
  (東海子)



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(読者の声4)バチカンの動きがヘンですね。どうやら中国に本格進出するため台湾との関係を断絶する方向にあるとの観測があがっています。
 (JJセブン)


(宮崎正弘のコメント)先週のニューヨークタイムズを滞在先のマニラで読んだのですが、カソリック信徒は中国で800万から1200万人。対してプロテスタント系が、その五倍の信者と見られ、マーケット的に判断すれば、人口比が巨大な中国のほうがバチカンにとっては魅力ということでしょう。
 中国が勝手に任命してきた地区の司祭を、従来バチカンは認めなかったのですが、最近、中国に任命権を譲渡するなど、中国共産党へ急接近していることは事実です。
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    マルクスは「宗教は麻薬」と断罪?したが、キリスト者の娘の独メルケルはマルクス+キリストで両者が親和性を持っているのじゃないかとさえ疑われる。実際そうなのだろう。

    ここ最近、宗教・哲学・思想なんて言葉が何を示しているのか甚だ疑問。全ては頭の中から捻り出してきただけの物ではないのかと思っている。実践すると独裁に繋がっているのは何故?誰かの何らかの意図が有るやら無いやら。不思議な話。