デフレ脱却で普通の国へ戻る(その1) | ある女子大教授の つぶやき | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


    日本の未来は財務省の阿呆共に任せてはいけないようだ。


ある女子大教授のつぶやき
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デフレ脱却で普通の国へ戻る(その1)

1.日本のGDPが世界に占めるシェアは、橋本緊縮財政でデフレに突っ込む以前は、17%を超えていた。日本だけで世界の20%近くを生産していた。その後、デフレで挫折し世界経済は順調に拡大したが、日本シェアが下落し2016年は7%だ。

2.中国のGDPは世界の2%程度だったのが、世界経済を上回るペースで成長し、今は15%まで成長した。ちなみに、2016年に日本のシェアが少し高まり、中国が落ちているが、これは「円高人民元安」の影響だ。もちろん、2016年にしても、中国の成長率は日本を圧倒していた。

3.このままのペースで日本の停滞と中国の成長が続くと、2040年頃に経済規模の差は10倍に開く。すでに2.3倍だ。中国は経済成長率以上に軍事費を拡大するため、軍事予算の規模は20倍の差がついている。日本の20倍の軍事予算を使う共産党独裁国家に立ち向かうことは難しい。

4.日本の繁栄を妨げる最大の壁がPB黒字化目標だ。これが骨太方針と閣議決定されている以上、全ての政策がPB黒字化前提だ。来年度予算作成でも、支出は前年比で削減する。増える場合は他の支出を削るか、もしくは増税するという前提で予算が組まれる。PB目標に異様に固執し日本を亡ぼすのが財務省だ。

IMFの最新データ






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デフレ脱却(その2)

5.デフレから脱却し、経済成長を取り戻さない限り、我が国に待ち構えている未来は良くて発展途上国、最悪、中国の属国化以外にない。デフレ脱却を妨げてる最悪の壁がPB黒字化目標だ。実質賃金の低迷(国民の貧困化)、インフラの老朽化、自然災害に対する脆弱化、防衛力の相対的低下。

6.科学技術力の凋落、教育レベルの低下、地方経済の衰退、医療・介護サービスの供給能力低下、そして少子化という日本を悩ませている諸問題は、「政府が予算を使う」ことで解決できる。政府が予算を使わなければ解決しない。政府がおカネを使えば「需要」になり、デフレからの脱却も果たせる。

7.デフレから脱却すれば経済成長率が上昇し、属国という悪夢を回避できる。諸問題解決に予算を使うと、問題解決と同時にデフレ脱却、経済成長が果たせる環境にある。財務省はPB黒字化を旗印に緊縮財政を強行する。消費税増税、診療報酬と介護報酬のダブル削減ときた。

8.教育無償化コストを企業の社会保障費増で賄う、会社員の給与所得控除廃止、たばこ税値上げ、出国税導入など、最近、提示された緊縮財政のメニューだらけだ。減税含む財政拡大の方向に舵を切り、上記諸問題の解決に政府予算を使えば、我が国は途端に繁栄の道を歩める。簡単なことなのだ。
 
9.もう一つ憲法九条第二項という壁はこれからだが。それにも関わらず、現実は逆方向に驀進している。財務省が日本を滅ぼす 以外に表現する方法はない。PB黒字化目標の破棄という決断を下せば本格的にデフレ脱却に向かう。日銀が量的緩和を拡大しても需要(消費、投資)としての支出がないのだ。
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    デフレ脱却こそが日本の未来を明るくする。

 
    僕のような年金生活者にもベースアップが欲しい。切実な願いなんだけどなあ。