株式時価総額のGDP比 | ある女子大教授の つぶやき | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


    ここ数年、首相が財界に賃上げしろ!だって。

    人生初の経験には何を言ってるんだと思ったよ。賃上げ要求は労働組合の・・じゃなかったのか。奇妙な逆転現象がこれからも続くのか?「同盟」は何してるんだ。アホ野党の後追いしかしないのか?

    経団連も同盟もどうやらキムチ漬けらしいから、日本弱体化真っしぐらなんだろう。


ある女子大教授のつぶやき
http://iiaoki.jugem.jp/?eid=6944
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1.日銀による異次元金融緩和で、年間80兆円、GDPの15%ものカネを追加発行しても、GDPはほとんど成長せず、株価だけが大きく上昇する現状を良いとは、まともな倫理観を持つ者はだれも思わない。1970年代後半からの世界の株式時価総額のGDP比の推移で、一国単位ではなく、世界全体でみるのは、投資マネーが世界全体をめぐるグローバリゼーションが進んだ80年代以降の現実に即している。

2.カネは本来、実体経済を循環して我々の暮らしを良くするはずなのに、中央銀行がいくら通貨を発行しても、カネは金融市場になだれ込み、株価だけを押し上げるのは経済の摂理に反する。

3.71年8月のニクソン声明による金・ドルの交換停止以来、米国は世界のカネの根幹であるドルを金保有量の制限なしに発行できるようになった。続く金融市場自由化により、証券は多様化し発行額が膨らんで、金融経済が実体経済を圧倒するようになった。規模を端的に表すのが株式時価総額で、GDP比が100%を上回ると、米国でバブル崩壊が起きた。99年ピークのITバブルと2007年ピークの住宅金融証券バブルで翌年につぶれ、世界の市場に波及した。

4.今年のの世界のGDP、時価総額は未定だが、様々な指標からの数値は105%程度になるだろう。留意すべきは投機マネーで、国境を越えて動き回る投機マネーの規模は世界の外国為替取引額でおよその見当がつく。
世界の1日当たり株式取引額の20倍近い。その巨大な潮の流れが引けば世界同時株安が起きる。北朝鮮情勢、中国の不動産バブル崩壊などきっかけはいくらでもある。
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    幾ら内部留保しようが、社会全体の経済基盤を拡大しとかなきゃ今度の金融危機には耐えられないんじゃないかと思うのは僕だけだろうか?