宮崎正弘の国際ニュース・早読み <北朝鮮の議員団が9月7日からテヘランを訪問 (2017年09月 | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


    イランと北朝鮮って「悪の枢軸国」じゃなかったっけ?

    どっちもどっちが。ガッチリ握手するんだろうとは誰でも思うよな。

    韓国内のアメリカンスクールのFBが数カ月更新されいないと、昨日ユーチューブで視た。米軍兵士の子弟は空っぽ。家族の避難訓練していたから・・・。米国は南朝鮮を見捨てる?    米韓同盟破棄。北の南侵が目に見える様なストーリーが頭の中を駆け巡る。当分北爆も無しなのかなあ。


宮崎正弘メルマ
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)9月6日(水曜日)
       通巻第5421号  <前日発行>
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 北朝鮮の議員団が9月7日からテヘランを訪問
  北朝鮮―イランの「ならず者・核枢軸」強化を警戒する米国とイスラエル
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 キム・ジョンナム(元イラン駐在大使)を団長とする北朝鮮代表団が9月7日にテヘラン入りし、ロウハニ大統領とも面談する。表向き、経済協力関係、本当は核兵器ならびにミサイル技術移転問題である。

 核兵器とミサイル技術が欲しいイラン。外貨が欲しい北。両国の利害は一致する。
 米国は「ならず者国家がカネと引き替えに、別のならず者国家に危険な武器を引き渡す」として極度の警戒に入っている。観測筋は『外貨』とは人民元ではないか、と見ている。

 オバマ政権の八年間。「戦略的忍耐」と言って、結局、北の核武装への暴走を許した。トランプ政権は「忍耐にも限界というものがある」とし、武力行使を含む「あらゆる選択肢」と表現を変えたが、現段階では北朝鮮への先制攻撃の兆しがない。日本海から空母は退き、在韓アメリカ人の待避も始まっていない。

 1980年のイラン・イラク戦争で、北朝鮮はイランに多数のスカッドミサイルを提供した。
一説に北朝鮮の軍事顧問団数千名がイランに配置されていたという。げんにイランの「シャッバブ3」という中距離ミサイルは北朝鮮のムスダンである。

 イランはヒズボラを駆使してシリア、レバノン、イスラエル、ガザ地区で反政府運動を組織化させ、またイラクはシーア派の天下となってしまった。イランはシリアにおいても急速に勢力を挽回しており、またカタールとも復交した。
 このカタールを裏切り者としてサウジ、UAE、エジプトなどが断交した。

 2016年3月8日、イランは1400キロのミサイル実験はオマーン沖へ飛ばし、2017年1月にも中距離ミサイル実験に成功している。これらは北朝鮮の部品ならびに材料の提供に基づくとされる。

 1981年、建設中だったイラクのオシラク原子炉はイスラエル空軍によって爆破・破壊された。イラクの核武装は防がれた。
 2007年9月、シリアの東部アルキバル近郊に建設中だった原子炉を、やはりイスラエル空軍が急襲、建物を跡形もなく破壊した。アサドの核武装への望みは絶たれた。
 イランの原子炉にはウィルスを送り込み、コンピュータシステムを破壊、核開発を遅れらせた。これもイスラエルの仕業とされる。

 北朝鮮とイランは、間違いなく核とミサイル開発で協力するが、はたしてイスラエルは、この動きにどういう動きを見せるだろうか?

    □◇□み△□◇や□▽◎ざ□◇□き◎□◇  
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)そのニュースに眼と耳を疑ったのですが、韓国はTHAAD配備を増やし、軍の中に金正恩の斬首作戦に専念する特別部隊を設立するとか。
 あの「従北派」といわれる文在寅大統領の路線転換ではありませんか。とても本気とは思えませんが。先生の見解は如何でしょうか?
  (NJ生、鳥取)


(宮崎正弘のコメント)韓国の世論がようやく硬化したうえ、中国が北朝鮮に対して露骨な不快感。ネット上には「米国より先に中国が北朝鮮を成敗するべきだ」という意見が見られます。
 中国がまさかと思いがちですが、国際政治の一寸先は闇です。
 文在寅は国内世論と中国の動きをみての反応でしょう。ただし、金正恩斬首作戦部隊は年末12月に部隊がととのうと国防大臣が発言しているように、いますぐの話ではないようです。



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(読者の声2)貴誌には一度しか採り上げられていないと思いますがミャンマーの少数イスラム教徒ロヒンギャ苛め、すでに数万人が虐殺されたという報道もあります。
日本のメディアが称えてやまなかったスーチーとて、この問題は一切触れませんね。
 国際社会はミャンマー批判に移りましたが、日本はこうした人権問題にやや不感症とも言えるのではありませんか?
   (JJセブン)


(宮崎正弘のコメント)栃木県舘林市だったと思いますが、日本でもミャンマーからのロビンギャ難民が日本へ逃れてきて小さなコミュニティがあります。百人ほどらしいです。
微力ながら、日本も人権問題には取り組んでいるわけですが、地理的にはなにしろ遠い。舟で来るはずがありませんから。
 それよりバングラデシュへ逃げ込んだロヒンギャへの仕打ちも酷いし、ミャンマーばかりか、タイもマレーシアもインドネシアも、この難民の受け入れを拒否しています。
 さて意外なニュースはモスクワで、ミャンマー大使館にロビンギャ問題で抗議デモが行われ、17名の逮捕者が出るほどに荒れたようです。
 なぜロシアが? と不思議ですが、抗議行動の主体はチェチェンのイスラム教徒。チェチェンの首都グロスヌイでは数万人が集結して、「イスラム教徒を救え」という大集会が開催されました。
しかしチェチェンと言えば、かの凶暴なテロリストを輩出する地区であり、同時にモスクワで一番凶暴マフィアと恐れられているチェチェン人が?
しかし穿って考えますと、ISの主力部隊はチェチェンです。ロヒンギャへの同情を装ってISの隊士募集が深謀遠慮にあるとしたら、かれらが遠隔地でデモを組織した意味もわかります。



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(読者の声3)フーバー大統領の大著が米国で公刊され、その日本語訳も刊行中であるなど、最近の内外における東京裁判史観修正への動きには、大いに評価すべきものがあると私は考えています。
 それはとりあえずはさておき、昨今の北朝鮮に対する各国の経済制裁への動き、それに対する北朝鮮の言動などを見ていると、真珠湾攻撃前の米国による我が国に対する石油禁輸政策、かつての我が国指導者による対応などを想起せずにはいられなくもなります。
そして東京裁判史観の修正は必要だとしても、そして我が国による対米開戦に相当程度の自衛権発動的な要素があったことを認めるとしても、真珠湾奇襲が合理的な策であった、とまで主張することには無理があるでしょう。
 「人間たまには清水の舞台からとびおりる勇気が要る」とか、「窮鼠猫をかむ」とか、「虎穴に入らずんば虎児をえず」とか、当時のわが指導者が発したことばは、個人的事情についてならともかく、一国の運命について使われるべきレベルのものではないことは明らかです。そして、当時の我が国指導者が、戦争の将来についてなんらの成算、戦略的計算もなく、自暴自棄的心境で対米開戦にふみきったということは否定しがたいでしょう。
対米開戦を決定した1941年11月の重臣会議で、米内光政(元海軍大臣)が「ジリ貧を避けようとしてドカ貧にならぬようご注意願いたい」と慎重論をのべたにもかかわらず、東条内閣がドカ貧の道を選んでしまったということは否定できないと私は考えます。
対米開戦を決定した後、東条が、自宅で暮夜、しのび泣いていたというエピソードもあるようです。
 真珠湾攻撃の一カ月ほど前、米国国務省極東問題担当のスタンレー・ホーンベックが、「日本はまったく絶望から戦争を始めようとしている」という報告に対して、軽蔑の念をうかべながら「いったい歴史上、絶望から戦争を始めた国があったか。ひとつでもあったら言ってみろ」と反問したというエピソードが知られています。
しかしながらかつての我が国が、客観的には、「絶望から戦争を始めた」と言われてもやむを得ないのではないでしょうか。
 しかしそれでも、当時の太平洋における海軍兵力では、日本が米国より優勢であったことは事実であった。
しかるに、現在の北朝鮮の国力、通常兵力に、米国に対して、たとえ一部分たりとも比肩できるものがあるとは到底考えられない。
いったい北朝鮮の異様に肥満した若僧独裁者は、いったいいかなる戦略的成果を想定しているのだろうか? 
自らの利己的な独裁体制維持のために、対外緊張強化策のレベルを踏み越えて、世界最強国を相手に、一国の運命を賭する(ジリ貧を避けようとしてドカ貧になる恐れが強いような)政策決定を行うことがあり得るのだろうか? 
かつて、「絶望から戦争を始めた」という世界史上でも稀有な経験を持つ我が国は、同じ東洋人である北朝鮮指導者達の立場に立って、彼らの心理を分析することが必要なのではないだろうか。
狂的でサディスティクな独裁者については、異常心理としての分析対象になるのだろうが・・・
  (CAM)



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(読者の声4)「平成の大演説会Vol.23――防人の雄叫び!」のご案内です。
 わが国と先人の名誉を守るため、言論、司法で戦う現在の防人たち。文京シビック・小ホールに集い、現在の防人たちと強い日本をめざそう!
【とき】9月21日(木)午後6時45分開会(開場6時30分)
【場所】文京シビックセンター・小ホール(丸の内線・南北線「後楽園」駅より徒歩1分
      都営地下鉄大江戸線・三田線「春日」駅より徒歩1分)
【講演者】 田母神俊雄(第29代航空幕僚長)
【特別ゲスト】高池勝彦(新しい歴史教科書をつくる会会長)
       土屋たかゆき(元都議会議員)
【協力費】2000円
【主 催】展転社 TEL03-5314-9470 FAX03-5314-9480
ホームページ: http://www.freeml.com/minakiclub-zennkoku



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(読者の声5)貴誌5414号(9月2日付け)読者の声2,ですが、「北においては、このような日本語世代は生きていたとしてもすでに九十歳を越えており、戦後の教条主義の教育を受けた世代には産業を発展させる資質は到底期待できません。したがって『大同江(デドンガン)の奇蹟』を行うことなど、いくら金をつぎ込んでも夢のまた夢に過ぎないのです」とありました。
北が一年後に果たしてどうなっているのかわかりません(当然、日本もわかりません)が、多国籍企業のグローバリストからみれば、北の一番の強みは安価な労働力です。
安くて勤勉に慣れた北の労働力を求めて各国の企業は直接投資を行うでしょう。
シナの賃金はおおまかにベトナムの3倍ですが、北ならベトナムの半値?また、アメリカはアメリカ人の北入国を禁止しましたが、戦後はツーリズムが復活するでしょう。その前提としてインフラ整備が重要ですが、アメリカは日本からの賠償金(国際法上はまだ支払っていない)を持ってこようとすることでしょう。
こんな賠償金は支払う必要はないので、当然に日本は抗弁すべきなのですが、安全保障をアメリカにおんぶにだっこの日本にその矜持があるのか。
憲法9条廃止して武力を保持して「NO」と言えるようにしないと、世界一の債権国日本のマネーは、直近20年でシナという大ドラゴンを創造したように、北を小ドラゴンに変化させる可能性は十分あると思います。
したがって、夢のまた夢とは言えないのでは。
  (R生、ハノイ)


(宮崎正弘のコメント)『北朝鮮の労働力』が『安い』には違いありませんが『勤勉な』は疑問符でしょう。かれらはレイジーで、働かない。
 あの中国が鉱山に投資して、結局逃げ帰った。ケソン工業団地も、韓国勢が逃げ帰りました。安いけれど、働かない労働者だから投資が無駄になったのです。
        ◎◎◎◎◎◎
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    額に汗は日本民族の最大の特長だと僕は思います。そう考えない若い世代が一定数居るだろうとも思っています。


    世界には働きたくない人間が多過ぎじゃないだろうか?    日本に働くな!働くな!と騒ぐ国際組織。何かの意図が有るのだろう。


    極論だが、「武士道とは死ぬ事と見付けたり」で自死する連中には憐憫の情が湧いてこないのだ。自分自身が自死する覚悟をしたくらいだから。中学生以上の自死は当然の事だと僕は思います。社会で役立たない人間を擁護はしたくないな。役立つ意欲を持てなかった事自体が問題だろうとも思う。