宮崎正弘の国際ニュース・早読み <<房峰輝、馬暁天、呉勝利、張陽と軍上層部が次々と失脚し、習礼賛 | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


    習近平って、ホントに頭が悪いんだろうな。ジャイアンそのもの?     陣地(軍内部)を取ったらオレの勝ちって頭のようだ。

    囲碁と将棋の違いを知らない朝鮮人のようだ。今の何冠取ってるか知らないけれど、井山は朝鮮族だろうと僕は思っている。だって東大阪だぜ。そして面がそのまんまキムチ顔。林海邦だったかな台湾人は。支那畜もキムチも将棋のように取って手駒にする。そしてそれを活かすなんてのが理解出来無いのだろう。

    支那畜もキムチも将棋の王将・名人が出てくる日があるのだろうか?

    ミッドウェイ海戦の最高指揮官は空母経験の無い南雲大将だったそうだ。そりゃ勝機を見誤るわな。

    企業経営だって同じだろう。どこ出身者でも不足する器量を補いつつ進めるものだ。配置が悪ける結果が出ない。

    戦端は何処で開かれるのだろうか?尖閣?南シナ海?


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)9月4日(月曜日)
       通巻第5417号  <前日発行>
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 房峰輝、馬暁天、呉勝利、張陽と軍上層部が次々と失脚し、習礼賛派に交替

  スターリンの恐怖政治に似てきたが、これでは軍が機能しないだろう

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 中国軍の内部で何が起きているのか?
 房峰輝(前統合参謀部参謀長)、馬暁天(空軍司令官)、呉勝利(海軍司令官)、そして張楊(政治工作部主任)と軍人上層部が次々と失脚、あるいは拘束され、習礼賛派と交替している。軍が習のプライベートアーミー化している。

 とくに衝撃をともなったのは房、馬、呉の三人は現職の中央軍事委員会委員であり、呉の場合、父親は浙江省副省長をつとめた太子党(房峰輝、張陽も太子党)であり、手を出せないとされてきた。
 呉は海軍の密輸事件に絡んだと噂され、2014年頃から黒い醜聞がひろがってはいたものの、同時に「海軍の父」をいわれた劉華清の軍拡、海軍重視路線を守り、海軍を掌握してきた。

 参謀部長に李作成、海軍司令員(司令官)は沈金龍。次期副主任は四人に増員される雲行きとなった。
 空軍司令官は丁来杭(北部戦区空軍司令官)、陸軍司令官には韓衛国(中部戦区司令官)が抜擢された。韓は61歳、丁は中将のままで昇格した。いずれも習近平の嘗ての赴任地で意思疎通のある人脈から選ばれている。
恰かも、人民解放軍は共産党従属という軍隊から習近平直属の軍隊へと変貌を遂げるかのようである。
 
どうも、この状況は習近平が軍事委員会から胡錦涛人脈をすべて追い出し、自分に忠誠を誓う軍人であれば、その能力を度外視しての抜擢人事であり、スターリンの恐怖政治に似てきた。これでは軍が機能しないことになるだろう。

 ソ連軍は讒言や密告によってトップが連続して粛清され、スターリンに忠誠を誓う軍人が要職を占めた。したがって実戦経験に不足し、対独戦では一部が壊滅状態に陥ったほど、士気は麻のように乱れ、軍の組織に総合性を失い、軍隊そのものが烏合の衆と化した。

 建設現場にたとえると或いは理解しやすいかも知れない。
 五本の主柱、工事現場で各班は指揮系統が明確化されていたので、各々の任務を円滑にこなした。
ある日、突然、五本の柱を取りやめ、設計変更。十五の小骨に改編され、持ち場も外壁担当がインテリアへ廻され、電気系統担当が水道管など水回りに部署が交替となり、ボイラー担当がエレベータ部門に廻され、「さぁ、頑張ろう!」といわれても、全体を統括できず、各現場責任者は請け負った現場において適切な判断ができない。

組織に柔軟性が欠け、整合性を失い、全体の指揮系統が乱れる。となれば軍そのものの全体が機能せず、工事は遅れに遅れる。


 ▲機上の空論に近いのかも知れない軍の再編

 これを現在の組織再編中の中国人民解放軍に当てはめてみると、五つの縦割り組織の元締め(総政治部、総参謀部、総装備部、総後勤部と戦略ロケット軍)が、統合参謀部、政治工作部など十五に別れ、誰が何をどうするのか、具体的な分担範囲が不明となった。

 七つの軍管区が五つの戦区に改編され、自分の部隊がどちらの所属なのか不明となった。
とくに北部戦区と中央戦区の山東省と河北省の地域分担が末端では不明確のまま、海軍でも北海艦隊、東海艦隊、南海艦隊と海兵隊が色分け不明瞭のまま、海軍司令員には南海艦隊から人が来た。
 海兵隊は各艦隊から切り離されて独立した組織となった。

 それでなくても軍の内部は不穏だった。
軍の国軍化を唱えた谷俊山が汚職容疑で失脚し、それから三年を経ずして、中央軍事委員会副主任だった除才厚と郭拍雄のふたりが失脚となり、旧瀋陽軍管区の不満は爆発寸前となった。
北京のど真ん中で軍人が抗議集会を開催するなど、習近平の軍組織再編は軍隊内部からは不評さくさくとなっていたのだ。

いや、この事態で軍を機能的に再編するというパターンであれば、毛沢東が朝鮮戦争で敵対した軍閥を前線に駆り出したように、トウ小平がベトナムに戦争を仕掛けたように、習近平に残された選択肢は、やっぱり戦争ということになる。

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 書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW 
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 戦後の憲法学者はなぜかくも莫迦が揃ったのだろう?

  元凶は宮沢俊義というカメレオン「がくしゃ」にあった

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長尾一紘『世界一非常識な日本国憲法』(扶桑社新書)
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 いまさら小誌の読者に憲法改正を云々しても、平和憲法の問題点を指摘してもはじまらない。問題は、この貧困な論議、その状況を産み出した元凶を探り、かれらが蔓延させた憲法学の間違いを把握することだろう。
 いまの憲法なるものは法学的見地からも国際法的な意味からも非常識極まりなく、著者によれば大きく三つの非常識に集約される。
 第一は「内容」が非常識であること。前文も緊急事態の規定もない不思議な曖昧さを含むからだ。
 第二は「制定過程」が非常識であり基本的にGHQの命令であったにも関わらず、をさも自律的な制定と、装った欺瞞に疑義がある。
 だが、この一と二に関しては、これ以上の説明は不要だろう。

 第三に著者が指摘するのが「憲法学者」の非常識であり、これが本書の根幹になると考えられる。
 著者の長尾教授はかつて『外国人参政権合憲説』を繰り出したが、それを撤回した経緯があり、憲法の欺瞞を身を以て体験した。
 「現在の憲法学の主流派が基本的に受け継いでいる戦後に於ける宮沢(俊義)憲法学の特質は、『反天皇』『反自衛隊』『反国家』にあります。現在の学説の主流は、いわば『うすめられた宮沢憲法学』だということです。ここであえて『戦後における』と言ったのは、宮沢俊義の憲法学は、その時々の権力状況によってカメレオンのように変転している」のである。
 つまり処世であり、つねに主流であり続ける。
二流の学者がやりそうなことであるが、そのためには状況の変化に自説を平気で変節させるのだ。
このような手合いはとくに進歩的文化人に多い。政治学でも阪本良和とか、歴史では家永三郎とか、すくいようのない莫迦学者が、変節しつつ世の中を渡った。
 こういう欺瞞の時代は、そろそろ幕引きしたいものである。

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 ▼読者の声 ▼どくしゃのこえ ▼READERS‘ OPINIONS
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(読者の声1) 「尖閣・沖縄・台湾」緊急集会を予定しております。
中国は現在、東シナ海、南シナ海における覇権主義を隠そうともせず、特にわが国固有の領土である尖閣諸島に対しては、この8月にも大量の漁船団を送り込もうとしています。
今や日本漁船は同地域における自由な漁業行為すら困難な状況に陥っています。これは事実上の侵略行為であり、わが国の領土と主権は危機に直面しているのが現状です。
 同時に沖縄における、現行法を無視した過激な米軍基地への抗議行動は現在も続いており、中国という侵略国家の存在を無視した反基地運動や琉球独立論は、同胞たる沖縄県民の平和を脅かす利敵行為となりつつあります。
 また台湾の自立を目指す祭英文政権の誕生以後、中国政府は台湾への敵視政策を強めており、国際社会もまた独裁国家である中国の巨大な市場に関心を奪われ、民主主義国家台湾の正当な主張に耳を傾けようとしていません。
わが日本を取り巻く東シナ海情勢は、日本の主権と安全のみならず、法治と自由民主主義の原則までもが脅かされているのです。

 私たちはこの危機に対し、沖縄、台湾、アメリカ、そして日本国それぞれの立場から、現状を分析し、そして中国の侵略に対峙するための連帯と行動を表明する緊急集会「尖閣・沖縄・台湾」を開催することを決意しました。
 この集会には、沖縄の現状を憂い、反日運動と戦い続けている我那覇雅子氏((琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会)。台湾から国際法及び安全保障の専門家である李明峻氏(台湾安保協会副理事長)。アメリカの軍事戦略について米国陸軍にも参加された飯柴知亮氏、そして国際政治学者の藤井厳喜氏に登壇いただき、尖閣・沖縄・台湾を日本と米国が連帯して防衛し、中国の侵略の野望をくじくために様々なお立場からご意見をいただく予定です。
皆様方のご支援、ご参加を何卒よろしくお願いいたします。
   記
緊急集会「尖閣・沖縄・台湾」
日時 2017年11月11日 午後2時開会予定
場所 文京区民センター3A会議室
<プログラム>
 来賓挨拶(国会議員)司会:三浦小太郎
 基調講演 宮崎正弘(集会の意義について)
 沖縄の立場から 我那覇雅子(琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会)
 台湾の立場から 李明峻(台湾安保協会副理事長)
(休憩)
 アメリカの立場から 飯柴知亮(元米国陸軍大尉) 
 日本の立場から 藤井厳喜(外交評論家、呉竹会幹事) 
 質疑応答 10分
閉会の辞 柚原正敬(日本李登輝友の会常務理事) 
参加費  1000円
主催   南シナ海問題を考える会(会長 宮崎正弘)
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    日本国民の多くは日本国憲法がGHQの押し付けだとこの数年で認識したように思うのだが。

    日々北の弾道弾が頭上を通過する今、歯痒い思いを抱いている。何をどうすべきか、密かに静かに考えているのではと妄想爺は思っている。


    敵基地への先制攻撃で壊滅すべきだと思っている人間も結構いるのでは。何をどうすべきか貴方は?