加瀬英明のコラム 海洋覇権を夢想する中国 尖閣諸島に迫る危機 | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


 シナは農業国ではなかったのです。商業国家・通商国家だったのです。その上がりを掠め取るのが、歴代の王朝だったのです。

 歴代王朝末期に人口が養えない程に疲弊したのは何故? 現代の環境破壊・環境汚染は何故? 農作物も又、通商の一部だったから、搾取対象の上がりの対象でしか無かった。


加瀬英明のコラム
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    Date : 2017/01/24 (Tue)

 12月25日に中国初の空母『遼寧』が、駆逐艦、フリゲート艦5隻をともなって、宮古島沖を抜けて、はじめて太平洋へ向かった。

 『遼寧』は冷戦終結後に、中国がウクライナからスクラップと偽って購入し、空母に復元して、4年前に就航した。中国は大海軍の建設を進めており、さらに2号艦、3号艦の空母を建造中である。

 そのかたわら、中国は南シナ海に“海の長城”として、7つの人工島を造成して、アメリカに軍事化しないと約束したのにもかかわらず、戦闘機、ミサイルの配備を始めている。

 大陸国家が大海軍を建設して、成功した験しがない。日露戦争のロシアのバルチック艦隊と黒海艦隊、第一次大戦のドイツ海軍が、そのよい例である。

 太平洋を航行する『遼寧』は、日清戦争で巨艦を誇った北洋艦隊の再来のようなものだ。

 私は北京郊外で、西大后がつくった頤和園を訪れた時に、池のなかに設らえられた巨大な大理石の船を見たことを、思い出した。

 南シナ海に造成した人工島も、深く掘ったら海水がでてくるから、ミサイルや、航空機などの堅固な掩体をつくることができない。舞台装置のようなもので、役に立たない。

 習近平主席をはじめ中国の指導部は、愚かだ。

 中国は海洋覇権を握ろうとして、大海軍を建設することによって、周辺諸国を威嚇しているために、かえって孤立化を招いている。大陸国家が大海軍を建造して、上手くゆくはずがない。それに、中国は陸上のことは理解しても、海については無知だ。

 中国が海軍力による海洋覇権を握ることを夢想することなく、尖閣諸島をはじめとして、小さな島嶼をめぐって無用な領土紛争を起すことなく、巨大な経済力を使って、周辺諸国と友好関係を結ぶことに努めたとしたら、アジアが北京に靡いたにちがいない。

 中国は習主席が「偉大な5000年の中華文明の復興」を呼号しているように、中国が世界の中心であると信じる、自己中心の中華思想によって、すっかり毒されている。中華文明が5000年も遡るというのは神話であって、科学的な根拠はない。

 このように、中国の為政者は自己中心であるために、他民族について理解しようとせず、そのような能力を欠いている。

 中国人には、自己陶酔する性癖がある。京劇は国劇と呼ばれているが、日本における歌舞伎と違って、中国人全員を酔わせる。

 中国人は打楽器などの耳を聾する音楽、頭の頂辺(てっぺん)からでる甲高い歌声、派手に立ち回る幻想的な空間によって、誰もが快感に浸る。歴代の中国皇帝から、西太后、毛沢東、周恩来、江沢民までが、京劇の虜となってきた。習主席も、例外でなかろう。

 中国人は昔から、「吃(食)喝(酒)嫖(淫らな遊女)賭(博打)去聴戯」を、生き甲斐にするといわれてきた。「去聴戯」は、京劇のことだ。

 習主席が訪米した時に、アメリカと太平洋を二分しようと提案して、冷笑を買ったが、海洋覇権を握ろうというのも、「去聴戯」だ。

 中国は“商人の国”で、臆病だから、全面戦争を戦おうとはしない。

 だが、政権が揺らぐ時には、軍事冒険を試みることによって、人民の人気を博そうとしよう。尖閣諸島を奪いにくる、危険が迫っている。
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 見果てぬ夢を追い続けるのが、シナ大陸の民?住民?だったのです。何かに陶酔することだけが、彼らの生き甲斐?だったのかも知れない。それが如実に現れているのが、現在のシナの状態でしょうか?

 ここ数年における不動産バブルの繰返しは何故起こるのか? 我々日本人はいちどで懲りているけどなぁ。多分、中産階級(そんな層があるのか知らんけど)はかなりの数が・・なのでしょうか? 何かに狂奔しなけりゃ、気持が落ち着かないのかなぁ?

 今日チラッと眺めたサイトでは、ビットコインも乱高下しているとか。シナ政府の規制が入ると下がり、買い戻しでまた上がる。もう博打でしか無いような。

 明日からだっけ春節は? 客数はそれなりかもしれないけど、日本に落とす金が有るのか無いのか。ローソンが周回遅れのシナの電子決済を採り入れたとか。それにも規制が掛けられそうな気もするが。ホントに外貨が無いのだろうな。

 産経の記者の給与口座も引出しストップが掛けられた記事が載っていたが、もうどうにでもなれなんだろうな。

 インドネシアの高速鉄道も政府保証がいるとかなんとか、難癖つけて着工する出来無いとか。フィリピンにも約束してるが果たして金が有るのかなぁ!

 デフォルトまで右往左往、ウロチョロ足掻き捲くるのだろうか?

 キンペーちゃんのダボスでの演説について、日本国内では殆ど報じられていないけど、成長率6.5%に拘らないと言ったとか言わないとからしい。権力掌握したなんてのも有ったけど、逃げ出す先を必死に探してるんじゃないかと・・・。

 シナの高官たちの米国内資産は米国政府が掌握してるから、崩壊したら総ての資産は凍結するんだろうな。パナマやアチコチに有るのを頼りに脱出騒ぎが起きるのやら、起きないのやら・・・。



 一国イヤ二国が眼の前で破綻するのを見る事に成りそうな悪寒がする、今日この頃!