宮崎正弘の国際ニュース・早読み [宮崎正弘の国際ニュース・早読み] - メルマ! | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


 アメリカ、アメリカと憧れに似た感情を持ったのは、半世紀以上前でしょうか? そして半世紀経った今、かの国は沈み行く・・・。


宮崎正弘メルマより
http://melma.com/sp/backnumber_45206_6363738/
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)5月7日(土曜日)弐
          通算第4898号 
                                    
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トランプ現象を読み解く

宮崎正弘
   △
 大統領予備選が進行中の米国で、実業家のドナルド・トランプが共和党レースの先頭を走る。

 ジャーナリズムは彼に冷たく非難と罵倒の嵐だ。ところが痛罵、批判の度にトランプ人気は不思議にも上昇した。この奇妙な現象の源泉は何か?

 なぜ「トランプ現象」がいまの米国で出現したのか、特別な社会的変化によって新しい時代への胎動なのか、一時的なテロと難民への反撥でしかないのか。いったい米国は何処へ向かおうとしているのか?

 とりわけ「反知性主義」というトランプ批判が目立つ。なぜなら彼はTPPに反対したり、不法移民排除、イスラム敵視など共和党の主流派、穏健派の神経さえ逆なでしている。 共和党のエスタブリシュメントやメディアの論調とは正反対に「物言わぬ大衆」(サイレント・マジョリティ)のトランプ支持が全米くまなく拡がっているのは米国民の大半がメディアの論調を信じていない証拠でもある。

 異変は続いた。典型がローマ法王の発言だった。「トランプ氏はキリスト教徒ではない」という強いメッセージにアメリカの大衆は支持率アップで応じたのだ。

 トランプ現象の基底にある第一は「反グローバリズム」ではないのか。
 欧州を襲うテロ、シリアからの難民に対してEU指導者たちの無策。その怒りがフランスでルペン率いる国民戦線の大躍進、英国のEU脱退の流れ、ドイツの「ペギータ運動」の勃興を産んだ。そしてドイツの付録のようなオーストリアも、親米派とされたマケドニアも国境にフェンスを築き、夥しい難民の流入を阻止した。

これらはEUの理念に反する政治的措置である。フランスでFN(国民戦線)のマリーヌ・ルペン党首が[イスラム移民排斥」と「国家資本主義」をスローガンに次期大統領の座を目指している。
 
まさにトランプは、こうした欧州の動きを見ながら「メキシコ国境に壁を構築し、不法移民を阻止せよ」と獅子吼した。

 「反知性主義」とは日本で言えば東大法学部卒のエリートが日本を動かすエスタブリシュメントを形成してきだが、彼らの主知的で官僚的な政治が行き詰まると、学歴のない田中角栄が強引に日本を引っ張ったように、学問、知識は問題ではなく経験豊かな世間智が重要な要素になりうる。

 「シンプルで、パワフルで、トップダウン」の強い指導者像をトランプは売り込み、宣伝戦争においてリベラリズムの攻撃に対して効果的な反撃ができた。

 トランプ現象のもう一つの裏側にある重大要素はWASP(ホワイト、アングロサクソン、プロテスタント)の反撃という特徴である。

この重要なポイントがあまり論議されていない。米国はすでにWASPの国ではなく、トランプはプアホワイトという固定票を越えたWASPの怒り、そしてカソリック・エスタブリシュメントへの反撃が集約されているのである。

共和党大会は7月中旬、トランプが正式候補となるか、どうか。結論はまもなく出る。

   (この文章は「北国新聞」こらむ「北風抄」5月2日着けの再録です)
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 ついにトランプが共和党正式大統領候補を手中に
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   「トランプ現象」は一時的な熱狂なのか、それともアメリカの地下水脈がかかえる地殻変動の予兆か。予期せぬ「トランプ政権」誕生で、アメリカは孤立主義へ向かって突っ走るのだろうか?
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 翻訳サイトなんか眺めていると、米国って憧れたくなる様な国とは、程遠い国らしいと思われます。


 運動会は軍の教育施設から、明治初期に始まったとか。それも英国からのお雇い外人からとか。そんな事から始まった運動会も戦後がと奥なると、悪平等で順位を決めないなんて、日教組が言い出したのかは知らないけれど。なんか変な運動会も。ユーチューブにアップされてるのを米国人や他民族、他国家人が見ると羨ましい羨ましいと嘆いている。

 学校での清掃も日本人にとっては至極当然の如く思っていたら、どうやら当然なのは、日本だけに近い程、他国ではやっていない事が判明。昨年頃から、サウジアラビアの小学校で始めたらしいし、シンガポールでも今年から始めたとか。日本の整理整頓された社会が訪日客が増えるに従って、学校の清掃が、社会の美化に繋がると思ったようだ。米国ばかりか、欧州もおしなべて、公共の場を汚す事が認められている様子?が、伺えるのは何なのだ? 


 又、米国の教育レベルが?大した程には高くない事も伺える。阿呆を大量生産しているようだ。それに輪をかけるが如くの程度の低いヒスパニックの流入は、国家の劣化を招いているのは、確かな事だろう。


 多分プア・ホワイトの支持から始まったであろうトランプ旋風らしきものは、アメリカって何だ?との疑問から始まったと思うんだが。


 米大統領選挙が、この情報社会でも何故間接選挙なのだろう? 独立後やその後のゴー・ウエストでの領都拡大で、間接選挙だったのは理解出来るが、現在直接選挙の議論さえ起っていないのは何故だ? エスタブリッシュと呼ばれる連中の何らかの意思なのか? 結局米国民って、昔も今も大して理知的では無いのだ。


 宮崎氏の語る反知性主義なんて程、知性に溢れる程の教育が、社会に万遍なく行き渡っている訳でも無さそうだ。


 トランプの発言で、NHKは過剰反応かな? 中に巣食う共産党員やらキムチ俗に取っては不都合な事が含まれるからだろう。それは何か?防衛費は自分で出せよ!なんだろう。民進党から共産党までが何も言わないのは又々何故だ? インパクトを受け過ぎたのか?不思議な連中だ。キムチ傀儡の民進党。シナ漬けの赤い共産党。何故沈黙する!


 日本人の手に日本を取り戻そう!