宮崎正弘の国際ニュース・早読み [宮崎正弘の国際ニュース・早読み] - メルマ! | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


 支那の負債は30兆ドル?天文学的金額です。にっちもさっちも行かないでしょう。人民元は50%の切下げ?

 良くも借りまくったものです。未だに海外企業の買収資金も海外から借り入れているようです。何処が貸しているのだろうと、思いついたのが、ドイツ銀行。破綻の噂の絶えないのは、支那にのめり込んだメルケルの妄想からかもしれない。


宮崎正弘メルマより
http://melma.com/sp/backnumber_45206_6345224/
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)3月23日(水曜日)弐
         通算第4857号 
                                    

 中国の負債は30兆ドル(3300兆円)、もはや解決不能では?
  理論的には人民元の50%前後の切り下げ以外、策はない
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 世界的に著名なエコノミスト(政治アナリストでもある)ジョン・タルボットは、サブプライムローンの破綻を早期に警告し、予想が的中して以来、ウォール街は常に彼の発言をマークしてきた。
https://en.wikipedia.org/wiki/John_R._Talbott

 そのタルボットがBBCニュースのインタビュー(3月18日)に答えて、「中国の債務は30兆ドル」と初めて、彼の数字分析を公開した。
 3300兆円、だいたい筆者も著作の中で、これに前後する数字を使用してきたが、やはりそうかという感じをもった。
 
 フィナンシャルタイムズは中国の債務はGDPの290%と言い、ニューズウィークは企業債務がGDPの160%と言った。これらの媒体は、なにか証拠があっての記事配信をしているのだろう。

 中国の地方政府の債務は公式発表(楼継偉財務相が認めている)で290兆円、実態は360兆円と見られる。
 いずれにしても、債務が天文学的に拡大しているのである。

 おりから開催中のボーアオ会議(中国海南島で毎年開催される中国版「ダボス会議」)でも、この問題に討議は集中し、「とくに国有企業の債務の急激な膨張は中国経済の大きな問題になる」とニコラス・レーディ(ピーターソン研究所主任研究員)ら杞憂を表明した。
 
 16年一月だけの新規融資額は2兆5000億元(およそ50兆円)。その殆どが前期借り受けの延長と利払い、わかりやすくいえば手形のジャンプに遣われた。2月は旧正月を挟んだため前月比の三分の一だったが、基本的に負債は増えていく一方で、いまさら海外旅行で中国人がカネを節約せよと言ったところで解決できるような事態ではない。

 現在さかんに議論されているのは銀行、証券、損保業界の再編である。だが、鉄鋼、石炭産業の再編ひとつとっても既得権益組との衝突が繰り返されており、根本の解決にはいたっていない。

ではどうするか。
中国の負債は国内、つまり国有銀行が国有企業に貸し出すという融資が主体であり、対外債務が比較的少ないという特徴がある。
となると解決への処方箋は国内経済問題として処理される。理論的にいえば、人民元の為替レートを50%前後切り下げると、次の展望が生まれる。

 周小川(人民銀行総裁)、楼継偉(財務相)らの公式発言を聞いていると、その方向での検討がなされてはいないようで、李克強首相は「人民元は安定している。中国は通貨切り下げの対処を取らない」とする発言に象徴される。
 
危機は先送りされている。空前のクラッシュは近い。

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 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
                                    
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1386回】       
 「佛具散亂蛛網充滿寺僧洋烟に沈醉して佛道影なし」(原田4)
原田藤一郎『亜細亜大陸旅行日誌?清韓露三國評論』(嵩山堂 明治二十七年)

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 やがて「前聞するか如く人氣尤も撲訥」なる山東省に足を踏み入れる頃になると、「清國内の事情にも稍々感染する處あり又其疾惡を避くるの法として孔孟を尊敬し或は予自身も明人の末葉を云ひ醫業を似ね藥品を施し勤めて清人の氣を慰めたるより罵詈讒謗は却て尊敬を受くるの有様となり予の腦中聊か安心を得る」こととなったようだ。

 山東人が「日本服の儘」の原田を「明人の末葉」と信じたかどうかは別に、原田もまた当時の内地旅行日本人と同じように「醫業を似ね藥品を施し勤めて清人の氣を慰め」ながら旅を続けている。

 山東省といえば天下の泰山が有名だが、原田は「日本人たる我々の眼中には強ち名山とも見へざりし」であり、「泰山を我日本に比すれば神戸及ひ摩耶山を海面より見ると云はヽ或は適當の評ならん」と。中国人にとっては名山だろうが、日本には富士山があるではなか。そう有難がることもなかろう、ということか。あっ晴れな心意気だ。

 ところで原田は旅の途中に立ち寄った教会から出てきた3人のアメリカ人女性に援助を求めている。宣教師か修道女か。いずれにせよ、そんな場所、しかも女性ながらアメリカ人は活動していたのだ。上海の我が「賤業の淫婦」との差を考えないわけにはいかない。また日本人の「傳道師」が住んでいると知らされ急いで訪ねると、「日本人にあらすして米人なり」だったり。内陸各地まで入り込んでいるアメリカ人の存在は、やはり軽視できそうにない。よし彼らが純粋無垢な信仰心で日々を送っていたとしても、それが中国人一般のアメリカ認識に与える影響は決して小さくはなかっただろう。誰が言いだしたのかは知らないが、一衣帯水・同文同種などといったタメにする偽スローガンに洗脳されてしまった日本人は、哀しいかな“お人好し”が過ぎるということだ。

やはりアメリカ初代大統領による「訣別の辞」が頭を過る。
「国家政策を実施するにあたってもっとも大切なことは、ある特定の国々に対して永久的な根深い反感をいだき、他の国々に対しては熱烈な愛着を感ずるようなことが、あってはならないということである。(中略)他国に対して、常習的に好悪の感情をいだく国は、多少なりとも、すでにその相手国の奴隷となっているのである。これは、その国が他国に対していだく好悪の感情のとりこになることであって、この好悪の感情は、好悪二つのうち、そのいずれもが自国の義務と利益を見失わせるにじゅうぶんであり、・・・(以下略)」(アルバート・C・ウェデマイヤー『第二次大戦に勝者なし  ウェデマイヤー回想録(上下)』講談社学術文庫1998年)

 山東省を抜け天津に向う前に、「清國内の事情にも稍々感染する」ようになった原田は「清國内地旅行」に関する心得を記す。その1,2を紹介しておくと、

1)「廊郭峨々として雲際に聳へ城壁堂々數丁に渉る」から、さぞや繁栄した大都市だと思いきや城門を潜ればなんとやら。「地蹟の大方は畑地となり」、「衙門已壁落ち柱傾き百草廰中に彌蔓して憐れなる面相の老兵」が手持無沙汰に立つばかり。「是れ清國内各府縣の常觀なり」。こういった寂れた情けない情況は「城郭府縣に止まらす寺廟舊跡等又然り」と。原田の失望が理解できそうだ。

2)「清人の不潔を厭はざるは今更の事にあらず」と断わったうえで、原田は実例を示す。「コックの前垂れを以て其鼻水を拭き而して彼れは又客に供ふる箸茶碗を拭く布巾と鼻フキに區別をなさず」。燃料とした牛糞馬糞の「糞塵」が「吾人の飯菜」にかかってしまう。「飲水は到處濁水」。「街衢は糞尿充滿す」。かくも不衛生極まりなく見るにも耐えないにもかかわらず、「清國内には虎烈刺左程盛んならず」。「是れ眞に意外なり」と。
《QED》
                                    
 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
                                    
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(読者の声1)防衛大生の任官拒否組について。

 今日、防衛大学校の卒業式で安倍総理が訓示した旨のニュースを見ました。その中で「任官拒否組が昨年度に比べて」「安保法制が影響か?」と載っていました。

47人も居れば、「安保法制の影響を受けた人」は中には居るでしょう。しかし、就職戦線は売り手市場。つまりは、就職生に有利なのです。ある企業では就職したらボーナス金を与える箇所も。その反面、自衛隊を含む公務員系はここ最近人気がなく、ある警察本部の就職説明会には一人も来なかったとか。

自衛隊の幹部になるより、防衛大学校の経験を生かしてより給料の良い企業へ就職する…。そんな感じではないでしょうか。

 卒業生の半分が任官拒否!となればそれは問題ですか、直ぐに安保法と絡んで騒ぐマスコミに問題があると思います。
 あと、こういった任官拒否組に授業料を返還させるという制度を行ったらどうでしょうか。

任官拒否組の中にはやむを得ず自衛隊に行けない人(心身的な問題や不可抗力)も居ると思います。そういう方は除外です。
しかし企業に就職したり、自衛隊に嫌悪感を覚えて任官拒否をした場合は自分の意志ですから、四年間の経費をある程度返還してもらう制度が必要かとおもいます。

国防の志無き者は最初から防大は受けるべきではない!と示す効果もあります。
     明石晤郎・東京都練馬区)


(宮崎正弘のコメント)任官拒否組は以前からの問題で「いまさら」という気がしないでもありませんが。



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(読者の声2)『大東亜戦争で日本はいかに世界を変えたか』加瀬英明著・KKベストセラーズ社刊。第四章 アジア諸民族を鼓舞した気高い精神。

今回は、第四章です。
本章では日本が大東亜戦争中にアジア独立を助け鼓舞した事例が三つ取り上げられています。インパール作戦、インドネシア独立の基盤ペタ(郷土防衛義勇軍)、シアヌーク国王作成の『ボゴールの薔薇』という映画です。

 インパール作戦は無謀な作戦の代表例として批判の的にされていますが、インド国民軍(INA)とともに戦ったこの作戦こそが、実はインド独立の決定的な要因となったことを紹介しています。イギリスの著名な歴史家エリック・ホブズボーム・ロンドン大学教授が『極端な時代』の中で、インドの独立が、ガンジー、ネールによる独立運動によるものではなく、インド国民軍ともにインドへ侵攻したインパール作戦によってもたらされた、と述べているそうです。

 インドネシアの独立は五年間に亘るオランダ軍との戦いの末に勝ち取られたものですが、その支えとなったのは日本が育てたペタでした。これなしでは日本によって目覚めさせられた独立精神もオランダ軍を打ち破ることは絶対的に不可能でした。インドネシアに残って独立戦争に協力した二千人余りの日本軍兵士の貢献も大きな勝因でした。

  シアヌーク国王は『ボゴールの薔薇』という映画を制作されていますが、著者は国王が来日された折にこの映画のビデオをいただいたそうです。映画は北朝鮮で作られ、主役の日本軍部隊長長谷川大佐を国王が演じ、モニク妃が大佐の恋人役、日本軍兵士は朝鮮人民軍兵士が演ずるというなかなかユニークなものです。映画の日本軍は規律正しく、民衆が解放者として歓呼して迎えるという内容です。最後に敗戦を迎えた時の大佐のとった行動に気高い精神を感じさせる内容になっているということです。
 日本文は、http://hassin.org/01/wp-content/uploads/Greater44.pdf
英文は、http://www.sdh-fact.com/CL/Greater4.pdf
  (「史実を世界に発信する会」茂木弘道)
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 しかし、支那の環境汚染は明治中期にさえ、酷かったのには納得ですが、衛生観念のない事にも納得かな?

 現代の支那のトイレ事情は酷かったようですからね。それが爆買いの一つなのは、納得と言うより、腹を抱えて大笑いするしか無いですね。


 台所にトイレの便器を設置する朝鮮も何だかなぁですが、ネットの中では、大朝鮮と揶揄される支那も大笑いするしか無いな(笑)。