宮崎正弘の国際ニュース・早読み [宮崎正弘の国際ニュース・早読み] - メルマ! | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。



 レーガンはローガンと日本では読んでたっけ?灰釉から大統領になった途端に名前までの読み方まで変わった?変な大統領という印象だった。

 一方、日本では中曽根康弘もノーマークの首相。ロン・康でなんでこの二人とも思ったっけ。群馬では、孫を擁立する動きがあるそうだ。小渕が沈没して、中曽根が浮上?

 群馬は支那での南京への火付け役を担った田邊も出て来るんだが、右も左も支那まみれは堪忍して欲しいものだ。


宮崎正弘メルマより
http://melma.com/sp/backnumber_45206_6341823/
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)3月15日(火曜日)弐
          通算第4850号 
                                        

 共和党の重鎮、イデオローグは殆どが「トランプが嫌い」
  「彼は共和党でもなければ保守主義者でもない。彼がなれば共和党は二分される」
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 ハリウッドの映画スターのなかでもジョージ・クローニー、マット・ダモン、スパイク・リーらは、はっきりと大統領候補としてのドナルド・トランプを批判している。ハリウッドはどちらかといえば、民主党支持者が多い。共和党支持者はシルベスタ・スタローンとか、シュワルツネッガーくらいしかいない。

 米国のジャーナリズムは(西欧のメディアもそうだが)七割以上が民主党支持のリベラル派だから、最初から偏光プリズムを通してしかトランプを見ていない。
 英国の新聞も同様である。

 だからと言って共和党がトランプを支援しているかといえば、党中枢、保守本流はマルコ・ルビオを推し、トランプにはすこぶるひややか、活動的保守の陣営は、茶会をはじめ、ネオコンもテッド・クルーズを推している。

 大統領予備選の意外な展開によって、共和党高層部、とくにイデオローグや重鎮等の危機感は、想像以上のものがある。そもそも、共和党のエスタブリシュメントは、ほぼ皆が、「トランプが嫌い」なのだ。
 いきなりアウトサイダーの出現はかれらにとって迷惑でもあるらしい。

 「彼が正式候補となったら、われわれは独立政党をつくって挑戦するべきだ」と強調しているのは「ネオコン」総帥格だったアービン・クリストフの息子、ウィリアム・クリストフだ。
 そもそもトランプには大統領になる「資格などない」と最初から決めつけている。

しかしアービンは元トロツキスト、ネオコンの論客ロボート・ケーガンは夫人がウクライナ政変の裏でポロチェンコ大統領擁立に動いたことがばれて、ワシントンではあまり信用されていない。
つまりネオコンがジュニア・ブッシュ時代に「我が世の春」とばかり、チェイニー副大統領を担いで、中東や南アジアで展開したことは民主党の路線のネガフィルムでしかないからだ。

 議会の暴れん坊、1995年から99年まで下院議長の職にあったニュート・キングリッチは「トランプもクルーズも共和党保守本流に対しての不信を象徴するのであり、しかし、かれらがトランプを受け入れるとなると、1964年のゴールドウォーター惨敗につながるか、或いは1980年のレーガン地滑り勝利かの二者択一となる。忘れたかもしれないが、あの80年選挙で、共和党主流はレーガンを嫌った。でもレーガンが後に(予測に反して)名大統領となるや、彼を嫌ったことなぞ、都合良く忘れている」
 つまりニュート・キングリッチはどちらかと言えばトランプ容認派である。


 ▼「あんなのが大統領になったらアメリカはどうなる」とレーガンのときも杞憂された

 AEI(アメリカン・エンタプライズ・インスティチュート)の副理事長ダニエレ・プレトカは次のように言う(AEIは共和党系の有力シンクタンク)。

 「五年前、トランプは民主党に寄付をしてきた。かれは自由貿易を憎み、移民を憎み、イスラムを憎み、ジョージ・ブッシュの施策に反対してきた。なぜ彼が共和党なのだ?
 かれが大統領になれば恐ろしい八年間になるに決まっている。だからもしトランプが正式候補に決まれば、われわれは第三党をつくらなければなるまい」
 AEIは次期政権には有力スタッフをおくりこむ構えをみせているが、それはトランプ以外が候補になると言う前提だった。

 エリック・カンター元下院院内総務はトランプに対して、さらに激しい。
 「トランプは保守主義者でない。かれが言っていることは国家安全保障を脆弱にするばかりか、経済はめちゃくちゃになる。彼の動きにストップさせなければ・・・」

 そして共和党はトランプが破壊すると予測するのはアリ・フレイチャー(ブッシュ政権書記のホワイトハウススポークスマン)だ。
 「米国は三つに割れるだろう。第一はヒラリーとサンダースが代表するリベラルな集団。第二はクルーズやライアン下院総務に代表される保守のグループ。そして第三がポピュリスト集団だ。後者は確乎たるイデオロギーがまったくなく、指導者の個性と人気だけで動く」。

 しかし共和党の重鎮からこれほど嫌われているトランプが、本当に正式候補となりそうな勢いを維持しており、この状況にありながらも保守本流はいまた打つ手もない。共和党はいつのまにか、トランプの勢いに鯨呑(げいどん)されている。
     
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(休刊のお知らせ)地方講演旅行等のため3月17日 19日が休刊となります。 
                                        
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
                                        
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(読者の声1)日本の民主党と維新の合流による新党名が「民進党」とはこれ如何に? 台湾の民進党と同じ名前じゃありませんか?
  (HJ生、滋賀県)


(宮崎正弘のコメント)しかし台湾の民進党はいまや政権与党、日本のそれは、永久野党の野合。台湾から抗議がきているようですね。



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(読者の声2)「国連女子差別撤廃委員会」 最終見解案に、皇室典範の改正を求める勧告が盛り込まれていた事件がありました。
あまりにひどい『見解案』、反日勢力が絡んでいるのは明らかでしたが、まさか委員長が林陽子という反日日本人弁護士だったとは。
また彼女を国連委員に任命したのは外務省とのこと。ユネスコの世界遺産問題につづく今回の失態、日本の国益をそこなう「害務省」の大掃除と国連分担金の見直しが必要ですね。
  (PB生、千葉)


(宮崎正弘のコメント)皇室典範はそもそも国会ごときで決める問題ではありません。小泉政権も歴史的に無知でした。



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(読者の声3)「反日日本人」について、なぜ左翼勢力はこれほどしぶといのか。戦前の本を読むとGHQによる洗脳以前に大正時代から続く問題なのだとわかります。
昭和13年(1938年)の「アジアを撹乱する猶太人」という本には、国家なきユダヤ人の大陰謀として、3S主義が出てきます。
『性方面では、恋愛の自由、貞操観念の堕落、道徳の破壊を示唆し、運動競技方面では真の国民的スポーツ精神を没却せしめ、単に華麗にして骨抜き遊戯に走らしめ、映画では、セックス方面のユダヤ調を高揚すると共に、ある民族の繁栄を阻止する産児制限、優秀民族の退廃を目指して、たくみに国家への忠誠と、民族の発展を忘れしめるのである』
 短編小説仕立てで、香港の軍備の強化や啓徳飛行場の空軍機の飛行訓練、サッスーンを初めとするユダヤの財閥に英米仏の武器商人などが登場します。
戦前の中国大陸は長江沿いに英国勢力圏、広東のフランス勢力圏などありました。小説では雲南を手に入れようとするユダヤ財閥がでてきます。
彼らは、雲南は「アジアの翡翠の城」或は「水晶の山」とも呼んだ、とあるように雲南は鉱物資源豊か。ハノイルートのフランス、ビルマルートの英国、仏英は親日的だった雲南で民族対立を煽り、満洲事変を期に一気に抗日を扇動、日本人を追い出した。
その後、日本の商品はフランス商品と替えられ、ユダヤ人たちは英仏の軍隊に守られて、思うままに宝庫を切り開いているのである、といったところなど帝国主義時代の英仏にとって日本がどれほど目障りだったかわかります。
 ユダヤ人というのは、アリジゴクを思わせます。
アリが罠にはまると、どんどん砂を投げつけ、脱出を妨害する。アリの体液をすって、他の部分は捨ててしまう。
ユダヤ・キリスト教は嫉む神と破壊・殺戮の歴史ですが、ユダヤ人にとって当たり前の行動が他民族には違和感がありすぎて陰謀に見えるのかもしれません。
  (PB生、千葉)


(宮崎正弘のコメント)ご指摘になった「3S政策」はGHQの隠れた戦略で、セックス、スポーツ、スクリーンで日本人をバカにせよという意図がありありでしたが、その昭和十三年の書籍の著者はどなたですか?
 後節、雲南ですが、ミャンマー国境に近い「和順村」へ行ったことがあります。完全に宝石の街で、かれらが南のルートからミャンマーへはいった。ですからミャンマー第二の都市マンダレは完全に華僑の街でした。
それも街の真ん中に「雲南華僑会館」が聳えていることが象徴するように、経済の実験を握っています。
      ◎○み◎◇や◇△ざ△□き○◎
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 日本から支那を見ると、南側は越えられない山がある様に感じる。欧州からすると、真南のベトナム?西南のビルマ(ミャンマー)が攻め入る入り口になるのは何か変な感じなんだが。

 ミャンマーはインドの隣だし、ベトナムも山越えで隣。

 死の行進で有名なインパールはインドだ。インパールの名は僕には鬼門だ。なんで知ったのかも、忘却の彼方だが、何故かこの名は涙を誘う。略奪もせず、腹を空かしながらの退却はどんなに想像しても悔しさだけしか、出て来ない。

 ビルマの竪琴は読む気もしなかった。