頂門の一針3956gou 2016/3/12 (do ) [頂門の一針] - メルマ! | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


 最近殆ど名前を聞きませんが、その昔、青法協って聞きませんね。青年法律家協会ってのが、有りました。任官拒否されたりとかで、マスコミを賑わしてた事があったっけ。

 左翼系の法律家が属してたんだと思っていたんだが。組織が今もあるのか?動きが地下に潜ったのか?


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「暴走裁判官」は左遷せよ
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       杉浦 正章

エネルギー政策を崩す「暴走裁判官」は左遷せよ

最高裁は司法の内部分裂を引き締めよ
 
下級審が常軌を逸した判断で原発の運転を差し止め、別の裁判官や上級審 でこれを正常軌道に戻す。まさに原発稼働をめぐって司法が割れるという 醜態を示している。

やっと動き始めた3号機は10日夜全面停止した。今回の大津地裁の停止命 令は、稼働中の原発をストップさせるものであり、悪質極まりない。原子 力規制委員会による世界最高水準の厳しい基準をクリアして、やっと稼働 し始めた原発を、科学的知見ゼロの法匪の如き裁判長がストップさせる。

国家のエネルギー政策の根本概念のみならず、原発事故以来二酸化炭素 を 排出し続けて来た環境問題までも無視する決定だ。大津地裁裁判長・ 山本 善彦による独善的な暴走判断といわざるを得まい。

これは司法の暴力に他 ならない。人事権を握る最高裁は恐らく山本を左 遷させるであろうが、は じめから原発問題を抱える地域への人事を慎重 に行えば済むことである。

メディアの報道ぶりを分析すれば、判決大歓迎の朝日、毎日と極めて批 判的な読売、産経にくっきり二された。とりわけ昔から放射能アレル ギーとも言うべき朝日は鬼の首を取ったような紙面展開をしている。

我が 意を得たりの気持ちは分かるが、この仮処分決定はまず100%覆され る。朝日が喜ぶ決定は必ず、否定されるのが運命なのだ。古くは四国電力 伊方原発訴訟で原告側を全面支持した朝日の主張は1992年の最高裁判 決 で完膚なきまでに否定された。

判決は以後の原発裁判を左右する重要な もので、その内容は「原発問題 は高度で最新の科学的、技術的な知見や、 総合的な判断が必要で、行政 側の合理的な判断に委ねられている」として いる。

高度な専門性が求められる原発の安全性の判断は政府に任せて、科 学的 知見のない司法がかかわりすぎるべきではないとしているのだ。全国 で 起きている原発訴訟で、大半の地裁はこの判例に基づいた決定を下して いる。

山本の決定もこの最高裁判例に言及はしているものの。出した結論は「停 止命令」で真逆だ。最高裁判決を事実上無視している。とりわけ噴飯 物 なのは決定の核心部分で「関電は説明責任を果たしていない」と断定し ていることだ。

愚かにも規制委の対応を根本から見誤っている。規制委は 2年3か月も かけて関電が出した10万ページにもわたる申請書を詳細に 検討して、 ゴーのサインを出したものである。これを山本はたった4回の 審尋で結 論に到っているが、逆に「審査責任」を果たしているのかという ことに なる。あまりにも軽い判断なのである。

全く同じ例は福井地裁が出している。福井地裁裁判長・樋口英明による ものだ。樋口は高浜3,4号機の「運転再開差し止め」を命じており、こ れが原因で4月1日付で名古屋家庭裁判所に左遷された。

しかし継続審理の ため職務代行が認められて再び「再稼働など認めぬ」 という決定を下した のだ。まるで今回同様に最高裁の判例に楯突くよう な決定である。その8 か月後に裁判長・林潤が決定を取り消した。 

今回の大津の決定で地裁が 原発稼働を差し止めたのは3回になり、その うち2回は樋口が行った。こ の例から見て「原発停止」判断は多分に裁 判長個人の特異な性格が反映さ れたものという見方が成り立つ。

地裁の判事のレベルの低さ、大局観の無 さをまさに露呈したものとなっ た。最高裁は過去にもこうした判事を左遷 してきている。最も良い例が 自衛隊の合憲性が問われた長沼ナイキ訴訟 だ。

一審の札幌地裁は初の違憲判決で処分を取り消したが、札幌高裁は一 審 判決を破棄、最高裁も上告を棄却した。この事件の裁判を担当していた 地裁の裁判官は最高裁事務総局によって他県の家庭裁判所へ左遷されてい る。

判決が上級裁判所の意向にそぐわなければ裁判官本人も高確率で下位 の 勤務地へ左遷されるのが通例だ。家裁への転勤が司法の場では左遷の相 場になるのだ。

一見権威の象徴のような司法もどろどろとした、人事をめぐる確執があ るのだ。したがって山本善彦も左遷必至であろう。問題は61歳の山本が 65歳の定年を前にして、なぜ暴発したかだが、「売名」を指摘する専門 家もいる。

つまり弁護士に転職した場合名前が知れていることは極めて重 要である からだが、こればかりは本人に聞いてみないと分かるまい。思う に最高 裁は、司法の醜態をさらけ出す前に、エキセントリックな裁判官を 原発 のある県や隣接県に赴任させないことが重要だろう。

国の政治の根幹 を阻害するような判決が次々に出されるようでは、司法 による行政の妨害 だけが目立つことになる。これでは3権分立が危うく なり、ひいては民主 主義の根幹を脅かす事態へと発展しかねない。
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 ホントに下級審の判断は日本の国益をまるで無視している、阿呆な奴が多い。

 裁判官は日本では地位が一番優遇されるべき存在だと、僕は思うが馬鹿すぎる判決が出て来るのは精神に異常が有るんじゃないかと疑ってしまうな。


 今回の判決で関電の電気料金の値下げがストップになるとか。たった数人の原告の主張を認め、恩恵に与る受益者の利益を無視するのは、阿呆か馬鹿。千数百万人が裁判官とこの訴訟の原告に損害賠償でもしてみたいなんて気持の人も多いのでは?