宮崎正弘の国際ニュース・早読み(dpp hish officials visit USA) [宮 | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


 台湾の今後は党内をどう纏めるかに掛かっているのだと思います。明らかにレームダックのオバマ政権がどんな対応をするのだろうか?


宮崎正裕メルマより
http://melma.com/sp/backnumber_45206_6316358/
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)1月19日(火曜日)
         通算第4782号 
                  

蔡英文(次期台湾総統)が米国特使団と接見
 民進党は呉幹事長が24日に渡米し、米国有力者と会見
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 はやくも台湾政局、大きな流れが動き始めた。
 次期総統に当選した蔡英文(民進党党首)は18日、台湾を訪問中の米国特使団に接見した。

そして民進党は対米関係を外交上もっとも重視する立場から、幹事長のジョセフ呉を来週、1月24日に渡米させ、ワシントン政界の有力者を訪問するほか、有力なシンクタンクで講演をおこなう。

 他方、台湾独立は民意によるとする新政権は、あくまで「現状維持」を訴え続けるだろうが、民進党支持者の多くは『台湾独立』を望んでいる。
 5月20日に行われる総統就任式で、そうした方向性が打ち出されるが、民進党内に、「政権引き継ぎチーム」も発足する。

 こうした台湾の動きを読み取った上で、人民日報系の「環球時報」は社説(1月18日)で、「たとえ台湾の民意がそうだからといって、直ちにポピュリズムに走るのは危険である」としつつ「民意というのならば、13億中国国民の民意を勘案するべきだ」と頓珍漢なことを述べている。

 (なお、筆者の台湾報告は2月1日発売の『正論』です。ご期待ください。)
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 明日、「正論の会」宮?正弘独演会のお知らせ。
                 
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「正論の会」主催で宮?正弘独演会があります。
     記
とき   明日(1月20日。水曜日) 午後六時半
ところ  大手町「サンケイプラザ」三階会議室
講師   宮?正弘
演題   「2016年の外交展望」
参加費  おひとり 1500円(学生千円)
どなたでも予約なく参加出来ます。
主催  「正論を聞く会」(代表三輪和雄)
  ○○み△○や□□ざ□▽き◎◎ま□◎さ◎◎ひ◎◇ろ◇◎□ 
                  
  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
                  
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1353回】 
  「街路湫隘ニシテ塵穢 集到ル處皆然ラサルハナシ」(黒田7)
  ?田清隆『漫游見聞録』(明治十八年)

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 黒田に戻るが、以後、「家屋ノ構造」「清國人ノ飲食」「衣服」「度量衡及貨幣」と社会生活の全般にわたって詳細に分析している。

たとえば貨幣に関しては、「目下清國ノ通貨ハ銀塊ト銅錢ノ二種二過キス」、金塊は「實際賣買ノ用ニ供スル?ナク富者貯藏ノ重寶ニ過キス」、紙幣代わりに「紙票」が発行されているが、それを発行した「銀莊アル處ニ止マルヲ以テ廣ク通商ノ用」はなさない。秤量の単位も「亦極メテ濫雜ニシテ商業上ノ不便」は少なくない。

 とはいうものの、「夫レ支那ノ國ヲ立ルヤ久シクシテ人民ノ商利ニ敏ナルハ世界中殆ト其比ヲ見サル所ナリ而シテ古來金銀ヲ以テ眞正ノ貨幣トシテ廣ク商業ノ利便ヲ計ラサルモノハ蓋シ故アリ」。その「故」について黒田は、「思フニ清人ノ性タル利ヲ營ム?極メテ敏ニシテ猾ナルヲ以テ成形ヲ以テ貨幣ノ標準トナストキハ僞造ノ弊大ニ起」ってしまい、「成貨ヲ製スルモ其効」はない。だから全国共通の貨幣を制定せず、銀塊を適宜切り取って売り買いの用に充てたわけだ。

 いわば政府が全国共通の貨幣を鋳造したとしても、利に敏い人民は容易に偽造してしまう。偽造を防ぐ手だてがないので、政府は野放しにするしかない。そこで人々は銀塊の現物で取り引きする。これが最も合理的生産方法だ。では、それでもなお商業取引ができる要因はどこにあるのか。黒田は「米人『ウ井リヤム』氏」の主張を引いて、「清國ニ正貨ナキハ通商上却テ澁滯阻礙ノ患ナシ何トナレハ政府此廣大ナル版圖ニ於テ僞造ヲ嚴禁スルノ權力ナク又已ニ在リテハ終始純正ナル良貨ヲ造リテ人民ノ信用ヲ占ムル?義ニ乏シ」とし、「此言ヤ能ク清國ノ實情ヲ盡クスモノト謂フヘシ」と。

 どうやら貨幣に関するカラクリを通して、黒田は清国では国民は政府に、政府もまた国民に信を置いていないという「清國ノ實情」を理解したに違いない。

 以後、黒田は各地税関、船舶漕運、海運会社、輸出入情況など、統計数字を挙げながら要領よく解説する。その詳細を省くが、「貿易」で「(清国における貿易で将来の成功を期すためには)先ス彼カ一種特別ナル賣買懸引ノ眞情ヲ詳カニスヘシ其レ清商ノ心計機變ニ長セル同邦人スラ俄カニ他郷ニ入リシモノハ間々其術中ニ陥ル?アリ況ヤ他邦人ニ於テヲヤ故ニ今我カ商賈ノ輕々新創ノ直輸或ハ開舗等ヲ爲スモ失敗ナキヲ保チ難シ」と説く。

 つまり尋常一応の相手ではない「清商」と取り引きをしようと考えるなら、有能な子弟を清商の許に奉公に送り込み修業させ、商売のカラクリを学び取り彼らの人脈の一端に食らいついた後に「事業ニ着手セハ其レ萬全ナルヲ得」られる。だからこそ「日清貿易上前途ノ最大要務」は実情に関する「眞情熟察ノ計畫」を実行に移すことであり、かくして「我邦ノ利源ヲ開洞」することに直結するのである。

 もう少し商取引についての記述を追ってみると、上海における「商業ノ習慣」の項に、極めて「一般ノ景状」と断ったうえで、「極メテ秘密ヲ貴ヒ古例ヲ重ンシ事少シク不利ニ渉ルモ古來ノ規格ハ容易ニ之レヲ改メス故ニ從来繼續スル所ノ組合約束等ヲ保チ外商ニ對シ巧ミニ其利ヲ占有スルノ風アリ」とし、さらに続けて「心ヲ貯蓄ノ點ニ止メ毫厘ノ爭ニモ平常ノ情誼ヲ顧ミス殆ト廉耻ヲ知ラサルモノヽ如シ是其レ常ニ貿易ニ利益ヲ占ムル所以ナリ」と記している。

つまり取り引きは秘密主義を守り、従来からの約束事を守り通し、仲間内(中国語で言う「自己人(なかま)」を指すものと思われる)で利益を独占する傾向がある。なによりも蓄財に努め、利益のためには友情も二の次三の次。儲けを生まない情誼などクソ喰らえ。儲けのためには鉄面皮。その振る舞いは徹底して非情。だが、そうだからこそ儲かる。そうしなければ儲からない。だから、そうするだけ・・・だろう。
《QED》
   ▽○□
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 支那人の行動パターンが昔も今もなんら変化が無いことが、読み取れます。

 道産子の僕は黒田清隆が大嫌いでしたが、こんな分析が出来るほどの人物だったとは。正直見直しつつあるのを否定出来ません。(^_^;)



 支那人には欺くというのが、骨の髄まで?DNAの中にまで、摺り込まれているのだと認識すべきだと思います。儲ける為なら、何でもするのですね。海外からの投資も合弁という形で儲けたのですね。儲けのノウハウまでも掠め取って当たり前だったのです。撤退したくてもそれすら、難しい条件を設定していたのも現在明らかになっています。丸で日本とは真逆な制度を当たり前に主張しているのです。


 経済減速の中、縋り付きが激しくなってきました。日本も彼らとの付き合い方を見直さなければならない時期に来ているのだろう。まぁ「サヨナラ」を言うだけだろうが。


 上海の株価指数の上下に一喜一憂しているようだが、リーマンショック頃まで戻すのが、支那経済の真の姿だ。その後の成長率も砂上楼閣で有ることもバレてしまった。セッセと作った高速鉄道網もどうやら鬼鉄とでも呼ばれそうな実状とか。需要(利用客)の有無も考慮せず施設し続けた結果が現れているらしい。営業利益さえ出ていない?らしい。

 建設会社、建設資材の供給元のセメント鉄鋼等は設備過剰。どんな社会運営してきたのだ。計画経済は予定の進行だけしか見ていないから、自由主義とは相容れない事は明白。資本主義国と同じと見て、判断を下す事自体が誤りなのだ。


 これから何年も続くであろう、阿鼻叫喚を上げ続ける国。「サヨナラ」だけ声掛けし、生暖かく見つめていたいものだ。