アングル:ドイツ、対中輸出の強さ裏目に 中国経済失速で退潮鮮明 | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


 面白い記事を見付けました!何故独逸首相メルケルが頻繁にChinaに訪れたのかが見えて来たと思いませんか?


ロイター より
http://sp.m.reuters.co.jp/news/newsBody.php/?urlkey=idJPKCN0QW0J120150827&nno=2141976&ntype=1&ncid=1&pgnum=1
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逆にコストにつながりつつあるという。
ジャーマン・マーシャル・ファンドのハンス・クンナニ氏は「ドイツの中国との『特別な関係』が弱まっていることは、ますます明白になっている」と指摘。「ドイツ企業の間では、中国へのエクスポージャーを拡大し過ぎたとの認識が広がりつつある」との見方を示した。
ドイツの中国との経済的な結びつきは、他の欧州諸国よりもはるかに強固なものだ。自動車メーカーを中心に、ドイツ企業はライバル諸国に先駆けて中国に進出し、より積極的な事業拡大を続けてきた。その結果、中国は今や、ドイツの輸出企業にとって主な成長の源になった。
ドイツ連邦統計局のデータによると、ドイツの輸出に占める中国の比率は、2007年には3.1%だったが、それが14年には6.6%に上昇して4位につけた。なお、14年のシェア1位は9.0%のフランスで、2位は8.5%の米国、3位は7.4%の英国となっている。
しかし、ドイツの対中輸出は今年、鈍化傾向が鮮明だ。ドイツ商工会議所のデータによると、ドイツの対中輸出は今年上半期は0.8%増と、債務危機に苦しむギリシャへの輸出と同じ伸びにとどまっている。
<エンジニアリング輸出の失速鮮明>なかでも、ドイツの対中輸出品目で自動車に次ぐ2位のエンジニアリングは、上期の対中輸出が4.9%減と、失速が鮮明になっている。
ティッセンクルップ<TKAG.DE>などのドイツの産業グループにとって、中国市場の重要性は計り知れないほどだ。中国は昨年、ティッセンクルップ・エレベーターの売上高の16%を占めたという。
ドイツの有力ブランドはすでに、中国失速の影響を肌で感じ始めている。自動車メーカーのフォルクスワーゲン(VW)<VOWG_p.DE>は先月、世界の販売台数予想を下方修正。その際、これまで2桁成長が続いていた中国市場での販売について、停滞を予想していると明言した。
ドイツ政府は、中国経済鈍化のドイツへの影響は「限定的」と強調しており、1.8%としている今年の成長率予想をなお堅持している。
<低投資がドイツ経済のアキレス腱>輸出はなお、ドイツ経済の成長の主なけん引役だ。第2・四半期のドイツの輸出は前期比2.2%増と、2011年第1・四半期以来の高い伸びを記録。国内総生産(GDP)の前期比0.4%増に寄与した。
ただ、中国を筆頭に世界経済が不透明感を増すなかで、ドイツは輸出偏重を改め、国内への投資に目を向けるべきときなのかもしれない。
メルカトル中国研究センターの経済政策専門家、サンドラ・ヒープ氏は「ドイツは輸出への比重を下げ、投資により重きを置くべきだ」と指摘。「中国が減速するなか、これは急務になっている」と話す。
第2・四半期の独GDPの内訳を見ると、投資の弱さが分かる。総設備投資は前期比で減少し、成長率を0.1%ポイント押し下げた。
有力シンクタンク、ドイツ経済研究所(DIW)のマルセル・フラッシャー所長は「低調な投資がドイツ経済のアキレス腱」と述べた。
(Paul Carrel記者 翻訳:吉川彩 編集:吉瀬邦彦)
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 メルケルは東独出身の隠れ社会主義者でも有ります。

 フォルクスワーゲンの今年のChinaでの販売はダウンです。官民一体でChinaにのめり込んでいたのですね。日本メーカーだけが、Chinaでシェアアップとか。

 個人的には楽しくて仕方有りません。

 不誠実なゲルマン民族。EUと言う名の経済植民地を主導して来たが、ギリシャに続いて、Chinaでどんな動きを見せるのか?

 BRICs銀行、AIIBの先行きも不透明の模様になったのでは。そのAIIBにのめり込んだ独逸。出費比率は知らないが、他のG7の英仏を巻き込んだのはメルケルだろう。さてどうなる事やら。

 戦後70年、国家賠償をして来なかったツケを一気に払ってもらいたいものです。日本がどれ程、誠実に対処して来たかを思い知るべきだと思いませんか?