アングル:中国河北省の信用保証会社が経営危機、焦げ付き急増 | Hideoutのブログ

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 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


 偶には覗いてみるもんだな。拾いものの記事を見付けた!


ロイター より
http://sp.m.reuters.co.jp/news/newsBody.php?urlkey=idJPKCN0QQ0HB20150821&nno=2140322&ntype=1&ncid=1
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アングル:中国河北省の信用保証会社が経営危機、焦げ付き急増
[北京 21日 ロイター] -

中国北部の河北省で、地元信用保証会社の河北融投担保集団が経営危機に陥っている。保証した融資の焦げ付きが急増したためで、中国経済がさらに悪化すれば、信用保証会社の倒産が相次ぐ事態になりかねない。

中国にはおよそ8000社の信用保証会社が存在し、保証額は全体で4300億ドルに上るとみられている。こうした信用保証会社の3分の1程度が国有であり、保証額は全体の60%以上を占める。

信用保証会社は中小企業の資金調達で重要な役割を果たしており、 政府も経済再建の柱の1つと位置付けている。ところが河北省で起きた危機を受けて、信用保証会社の代位弁済能力への疑念が広がっている。

河北融投の財務が悪化したのは、安い保証料で保証を行い過ぎたため。その融資の多くが焦げ付き、代位弁済しきれなくなったようだ。

河北融投のマ・グオビン総経理は「わが国の信用保証モデルは非常に悪い」とし、「業界自体が未熟で、多くの問題や欠点を抱えている。こうした問題の多くは、われわれにはどうしようもないものだ」と述べた。

中国では、中小企業が保証なしで融資を受けるのは困難。そこで、河北融投などの信用保証会社が安い保証料で保証を行い、雇用の受け皿として重要性を増している中小企業の資金繰りを陰で支えている。

河北融投は1000社以上のローンに対して保証を行っていたが、その中には景気悪化の影響が特に大きいメーカーが含まれている。

ところが、借り手の多くが今や、デフォルト(債務不履行)の危機に陥っている。河北融投は320億元(約50億ドル)の代位弁済を迫れれているが、それは登録資本金の42億元が簡単に吹き飛ぶ金額だ。

河北融投がすべての代位弁済に応じることができないとなれば、河北省政府が介入して救済に乗り出さない限り、こうした焦げ付いた融資を実施した銀行などの貸し手に巨額の損失が発生することになる。

金融機関など11社は最近、河北融投に代わって保証するよう河北省政府に嘆願書を送付。政府は危機打開に向け特別委員会を設置した。

嘆願書は「河北融投が保証を付けなければ、そもそも融資には合意しなかった」と強調。「危機が住民のパニックを引き起こさないよう」行動すべきだとし、河北省政府に圧力をかけた。

<氷山の一角>ムーディーズ・インベスターズ・サービスのシニアクレジットオフィサー、サリー・イム氏は中国の信用保証会社について「ファンダメンタルズ面で不安がある。問題は拡大するかもしれない」と話す。

ただ同氏は、中国の金融システム全体に対する大きなリスクにはならないとの見方を示した。中国の外貨準備は3兆6500億ドルに上り、河北省で起きたような規模の危機には十分に対応できるという。

それでも、信用保証業界への信頼感が失われれば影響は甚大だ。

経営危機に陥った信用保証会社を地方政府が救済しないとなれば、企業は融資を受けることが難しくなり、経済に幅広く影響が及ぶだろう。

中国の中央政府は先月、河北融投のような地方の信用保証会社を支援するためのファンドを設立。信用保証システムの強化に乗り出した。

ただ、政府が信用保証会社を救済するとなれば、リスクの高い貸し出しを誘発する恐れもある。信用保証をめぐる中国の悩みは尽きない。

(Shu Zhang記者、Matthew Miller記者 翻訳:吉川彩 編集:山川薫)
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 Chinaの金融システムって、一体何なんだろうか? 全てが資本主義の劣化コピーなんだろうな。

 株式市場やら何やら、政府が統制可能との考えで遣って来たのだろう。経済減速が一段と加速している側面なのかな?中小企業でにっちもさっちも行かなくなってる所が噴出してるのだろう。

 ジワジワと雇用不安が此れから進行するのだろうな。

 「社会主義70年」まで後四年。どんな末路が待ってるのかなぁ?