【江藤詩文の世界鉄道旅】ドイツ鉄道(1、2)ビール片手に車内ミーティング… | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。



  偶にはこんなのも。3.4が有るのかな?


http://www.sankei.com/smp/premium/news/141221/prm1412210017-s.html
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ファーストクラスの“おもてなし”
2014.12.22.18:00

 ドイツで個人旅行をするなら、足は鉄道が便利だ。大都市はもちろん、ほとんどの小都市も電車が結んでいるし、スマホさえあればドイツ鉄道の公式サイトから簡単に乗り換え検索もできる。駅の窓口に立ち寄れば、乗降駅のプラットフォーム番号まで記載された見やすい時刻表をプリントアウトしてくれる。

 私は片手に“ファーストクラスの”フリーパス「ジャーマンレイルパス」を、もう一方の手に印刷してもらった時刻表を握りしめ、ドイツを代表する国際高速列車「ICE」に乗り込んだ。乗車したのはベルリン中央駅。ちなみに「ICE」が運行を開始したのは1991年で、東西ドイツが統一された後のことだ。ベルリンの壁が崩壊してから今年で25年。ドイツが誇る高速列車は、旧東ドイツ領も旧西ドイツ領もお構いなしに、ドイツ中をさっそうと駆け抜けている。

 1等車に乗車していたのは、ほとんどがスーツ姿のビジネスマンだった。ガラスのグラスでゆったりとビールを飲みながら、書類やパソコンを広げて会議をしているビジネスマンもいる。うらやましくなって食堂車に行ってみると、レストラン・エリアは閑散としていたが、ラウンジバー・エリアは大にぎわいだった。

 注文しようとすると、乗務員が「1等車のお客様は、特別に乗務員がお席まで注文を伺いに参ります」と言うではないか。1等車の限定サービス。これはぜひお願いしてみたい。メニューをためつすがめつしていると、先ほどの乗務員がまたまた惹句を口にした。「どんなものを召し上がりたいですか。1等車のお客様は、特別にメニュー以外のものもご用意いたします」

 “特別”とか“限定”って、何て魅惑的なんだろう。にぎやかな2等車と違って静かな1等車で、最大角度40度までリクライニングして、大きくて頑丈なシートにほとんどふんぞり返るように座りながら、乗務員が注いでくれたビールを飲み、運んでもらった料理を味わう。

 「1等車って最高……!」。そんなおごった気分でいたから、天罰が下ったのだろう。この後わたしは、まさかの「1等車ならでは」のあり得ないハプニングに見舞われたのだった。

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ドイツ鉄道(2)“ファーストクラス”の落とし穴…えっ、ドアが開かない!?
2014.12.28.18:00

 別によかったのだ。はじっこに連結されている1等車に、大きなスーツケースを引きずってまでわざわざ乗り込まずとも、おとなしく2等車に座っていれば…。

 「今年最後の自分へのご褒美」と“1等車”のフリーパス「ジャーマンレイルパス」を張り込んだ高揚感に加えて、乗務員にも「1等車ですね!」と声をかけられ、すっかり気が大きくなっていたためだろうか。

 それとも、民営のローカル線「ハルツ-エルベ エクスプレス」の目新しくもスマートなデザインに心を奪われ、何度もお世話になっているドイツ鉄道快速の赤い車体に「またこれか」と天に唾するようなことを考えた罰だろうか。

 朝7時台の快速列車。通勤や通学にはまだ早い時間なのか、2等車には地元の人らしき姿がぽつぽつと認められたが、1等車はわたしひとり。貸し切り状態だった。

 ゆとりを持って扉の前に立ち、下車する駅でドアを開くためのボタンを押す。何度も利用して、もう手慣れた作業のはずだった。ところが、ドアが開かない。焦って何度もボタンを押しながら、大声で「エクスキューズミー!」と叫んでみたものの、ここは“はじっこの1等車”。車掌も乗客も誰もいないのだ。

 きょろきょろとホームを見渡すと、迎えに来てくれた知人ふたりの姿が見える。窓を叩いて叫ぶわたし。男性は驚愕した表情で何かを叫び、その隣りにいる女性は…お腹を抱えてゲラゲラ笑っている。列車は無情にも動きだし、ふたりの姿はあっという間に後方に飛び去った。

 半ば放心状態で座席に戻ると、さっきは呼べど叫べど姿を現さなかった車掌が、こんなときに検札にやって来た。ご存じの方も多いだろうが、ヨーロッパの鉄道駅には改札口がなく、きっぷの確認をされないこともある。しかし車内検札で無賃乗車など違反が見つかると、高額な罰金を課せられる。

 もし片道きっぷで乗り越していたら、この場面は車掌の胸先三寸。最悪の場合、罰金になっていたのだろうか。このときほど“フリーパス”に感謝したことはない。

 「ドアが開かなくて降りられなかったのだけど」。乗車券ばっかり厳しく検査してさ。イヤミを含んで言うと、車掌はこう返した。

 「だいじょうぶ。あなたはフリーパスをお持ちですから、これから引き返す分の運賃もタダですよ」

■取材協力:ドイツ観光局/レイルヨーロッパ
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  列車の旅は楽しいですよね。

  最初の旅は4.5歳の頃母に連れられ、夕張線→室蘭本線→根室本線で帯広迄。その後引っ越しで、室蘭本線→根室本線になったけど。

  大旅行は中高時代の修学旅行。

  中学の行き先は仙台。初めての青函連絡船。列車に乗換えると、ジャージは定番か。

  高校の行き先は京都と奈良。不思議な事に、上野青森間の往復の記憶が残っていない。新幹線から見た富士山はやはり感慨深い。

  その後、東京大阪の往復を繰り返すと、何の感慨も懐かなくなった。未来のリニアで通勤するようになると、当たり前になって、便利さや快適的さに有難さを懐かなくなるのだろうか?

  でもヤッパリ、新幹線は最高だ!