深い悲しみ | 霞釣風月

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霞ヶ浦水系バスフィッシングトーナメントブログ


今日は家族で大掃除。

午前中からみんなで(外出した長女を除く)楽しく一生懸命掃除をしていました。

今年の締めくくりとして、大変だけど毎年恒例の大掃除を終えてみんな笑顔で年を越すつもりでした。

それはお昼頃、そろそろ昼飯かと思う一段落ついてきたタイミングで事件が発覚したのです。

2階にいた私は1階から突然、聞いた事もないような嫁の悲鳴に慌てて階段を降りた。

泣き崩れていた嫁の傍らには…

変わり果てた姿のハムスターが横たわっていた…

「ココ」と名付けられ、飼ってまだ1ヶ月も経っていなかったのに…

非常に人懐っこくて元気な今まで見てきたハムスターとは違う顔つきと可愛らしさは群を抜く、不思議な魅力を持ったハムスターでした。

こんなに小さくても家族の一員として、愛くるしい姿はみんなのアイドルでした。

動物アレルギーの俺でさえかなり気に入ってしまい、年末の仕事疲れもいじっているとかなり癒されていた。

そのココはもう生き絶えた。

今朝は大掃除の為、みんな慌ただしくていつもとは違う行動パターンになってしまい、毎朝日課の飼育ゲージの掃除やエサ・水やりも忘れていました。
ココの様子もこの日の朝に限って、皆不思議と見ていなかった。

そんな中、洗面・洗濯場に置いてあったゲージから出てしまい、出たはいいけど今度は寒くて沢山の洗濯物の中に紛れ込んでしまった。

それに気付かず洗濯・脱水までしてから発見された様子。

魔が差した、こんな時に限って…

そういう時に事故って起きますね。


どんなにもがき苦しんだ事だろう。

その思いを考えると胸が痛くていたたまれません。

大事に育てていた嫁と次女は号泣と自責の念にかられとりつくしまもない。

嫁は何度も娘に謝り続けた。

もう大掃除どころではなくなり、すぐに家の前の小さな花壇にお墓を作りました。

なんとか元気を出して欲しいので亡くなったココには申し訳ないけど、悲しみでポッカリ空いた我々の心を埋めるべく次の子を探しに急いだ。




ココの時と同じ運良く入荷仕立ての可愛い赤ちゃんの中からお気に入りの一匹を次女が選んだ。




もったいないけど今まで使ってきた先代ハムスターからのゲージなど一式は全て処分。

気持ちを切り替える為にも一式新調しました。


今回の子はかなりビビりで全然なつきません。

この子にも「ココ」と命名したみたいです。

どんなに小さな命でも悲しみの深さ、尊さは皆平等ですね。

全ての生命について考えさせられました。

悲しみを乗り越えて人は大きくなる。





ココ。本当にごめんね。


精一杯僕らを呼んで助けを求めた事だろう。

どれだけ辛かった事か。

僕らはまだ涙が止まりません。

ココ。短かったけど沢山の癒しをありがとう。


今頃ポカポカあたたかい天国で思い切り走り回って遊んでいるのかな。


一生、僕らの心にはココは生き続けているからね。


どうか安らかに…








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