2018.2.26(月)
手術当日
7:00 水を飲んでいいのが7:10までなので無理やりたたき起こして薬を飲ませる
36.5℃
8:40 トイレへ 便もちゃんと出しました
いつも朝にちゃんと便通無いのに手術日はちゃんと出せるなんてえらい！と褒める私は親バカです...
9:00 オペ着に着替えて記念撮影
(この写真が最後になりませんように...なんて考えてはいけないこと頭の片隅によぎります)
9:10 オペ室へ
チャイルドライフスペシャリストのＹさんが桃のスクイーズを持ってついてきてくれます
手術台の側のモニター？でラプンツェルのＤＶＤが
『お母さん、手握ってあげてください』と。娘はスクイーズの桃と私の手を握り、麻酔のマスクにブドウフレーバーをつけてもらい吸入麻酔
あっという間に眠ってしまいました...。
『よろしくお願いします』オペ室にいたスタッフの皆さんに向かってお辞儀して、オペ室を出ました。
主人は娘の手術が決まって、育成医療という医療費助成が受けられるからと、役所で手続き中です。
準緊急で手術が決まったので、育成医療の申請書類を先生が書いてくれたのが先週金曜日の
夕方でした。
手術前に手続きしないといけないそうですが、土日は役所が休みなので、手続きできるのが今日(月)しかありません。
なので主人は手術前に娘には会えず、朝一番で役所へ...
しかも役所からは『手続きに来るのが遅いから申請が通らない』というようなこと言われて
さすがにちょっと言い返したそうです...
私は部屋に戻って、娘の居ないベッドサイドでカーテンを閉めて座っていました。
そうしたら『○○ちゃんのママ？大丈夫？こっちにおいで』と同室者のママさんが声をかけてくれました。
このママさんの娘さんは何度も入院しており、『オペ室へ見送ったママが１人泣いて待っているというのを何人も見てきたから、そのママに声をかけて話聞くのが私の出来ることなの』と。
そこの娘さんも大変だから入院しているのに、ホントに強いお母さんです。
ありがとう。。。
そして、もう１人の同室者のママさんも『大丈夫？手術に見送るのは何度もしてるけど私も毎回泣いちゃうよ』と。皆さん頑張っています。
私も頑張らなきゃ！
11:15
主人が役所の手続きを終えて到着
娘の顔を見て見送りたかった...と
大丈夫！Ｏ先生がちゃんと手術成功させて戻ってくるから！
お昼ご飯の時間になっても、お腹がすくわけもありません...
15:30頃 オペ室の前に呼ばれました
Ｏ先生がこちらへどうぞと説明部屋に呼んでくれました
菌の塊は取り除けました。
僧帽弁が固くなっていてそこも切除したので切除部分は大きかった。
それでも心膜を使った弁形成術を行いました。
リングという弁を補強する物をつけて、血流を再開したら血液が漏れてきた(0.7～1cc)ので、再度心臓を止めました。
リングを外して心膜を使ってリング状の物を形成しなおしました。少し漏れ(0.5～0.7cc)はありますが、2cc以下なら問題ないです。
これが今後2～4ccになってきたら注意なのでちゃんと検査を受けてチェックしてください。
やり直していたので、予定より時間がかかってしまいました。
すみませんでした。
この手術では20年後くらいにはオペ部分が固くなってきて血液が漏れてくる可能性があります。
なかなか弁形成の再手術出来る外科医が居ないので探しておきなさいね。
私も何度か再手術したことありますが、20年後は現役で居ないだろうから。
後継者を育てておきますね。
これから、残りの中学生活、高校生活、大学。。と楽しいことたくさんしてくださいね
先生！ありがとうございます！
娘の未来が繋がりました！
『それが私の仕事ですから』
そういって先生は立ち上がりました。
ホントにＯ先生はカッコいい先生です！
まずは弁形成でいけたことが嬉しい
今、閉胸してＩＣＵに向かう準備しているのでそれができればまた呼んでくれるそうです。
また部屋に戻って待ちます。
16:30頃ＩＣＵに呼ばれて、インターホンで名前を告げる
少しお待ちくださいと言われて扉の前の椅子で待ちます。
30分以上経っても呼ばれない
もう一度インターホン鳴らしますがもう少し待ってくださいと。
何か容態が急変したのでは無いかとドキドキします
更に30分くらい待って、心臓血管外科Ｋ先生がこちらへどうぞと説明部屋に呼んでくれました。
Ｋ先生の準備待ちだったのかな。。。
手術の話はＯ先生から聞いてますね？と
20年後の再手術の可能性の話を聞きましたと言うと
『Ｏ先生がそう言うなら20年でダメになるでしょう。それまでに切れてダメになるかもしれないしね』ですって！
せっかく無事にオペが終わってちょっとホッとしてるのにそんな言い方する？！
そうなった時にどういう対応があるかを言うべきだ！
その後、娘に会いにＩＣＵへ
もちろん眠って管だらけです...予想はしてたけどやっぱり見てて息が詰まりそう。
やり直しのため３回心臓止めたので、今晩は眠らせたままにしますと。
脳に何か障害が出ていないかの判断は明日に...と。何かあるのか...？
『よく頑張ったね～お疲れ様！明日また来るからね！』と声かけてＩＣＵをあとにしました。
早く元気になってクラリネット吹きたいと言っていたのを叶えてあげたい！
今夜は、娘が居ないベッドサイドで１人で寝ます...
淋しいな...早く戻っておいで
手術当日
7:00 水を飲んでいいのが7:10までなので無理やりたたき起こして薬を飲ませる
36.5℃
8:40 トイレへ 便もちゃんと出しました
いつも朝にちゃんと便通無いのに手術日はちゃんと出せるなんてえらい！と褒める私は親バカです...
9:00 オペ着に着替えて記念撮影
(この写真が最後になりませんように...なんて考えてはいけないこと頭の片隅によぎります)
9:10 オペ室へ
チャイルドライフスペシャリストのＹさんが桃のスクイーズを持ってついてきてくれます
手術台の側のモニター？でラプンツェルのＤＶＤが
『お母さん、手握ってあげてください』と。娘はスクイーズの桃と私の手を握り、麻酔のマスクにブドウフレーバーをつけてもらい吸入麻酔
あっという間に眠ってしまいました...。
『よろしくお願いします』オペ室にいたスタッフの皆さんに向かってお辞儀して、オペ室を出ました。
主人は娘の手術が決まって、育成医療という医療費助成が受けられるからと、役所で手続き中です。
準緊急で手術が決まったので、育成医療の申請書類を先生が書いてくれたのが先週金曜日の
夕方でした。
手術前に手続きしないといけないそうですが、土日は役所が休みなので、手続きできるのが今日(月)しかありません。
なので主人は手術前に娘には会えず、朝一番で役所へ...
しかも役所からは『手続きに来るのが遅いから申請が通らない』というようなこと言われて
さすがにちょっと言い返したそうです...
私は部屋に戻って、娘の居ないベッドサイドでカーテンを閉めて座っていました。
そうしたら『○○ちゃんのママ？大丈夫？こっちにおいで』と同室者のママさんが声をかけてくれました。
このママさんの娘さんは何度も入院しており、『オペ室へ見送ったママが１人泣いて待っているというのを何人も見てきたから、そのママに声をかけて話聞くのが私の出来ることなの』と。
そこの娘さんも大変だから入院しているのに、ホントに強いお母さんです。
ありがとう。。。
そして、もう１人の同室者のママさんも『大丈夫？手術に見送るのは何度もしてるけど私も毎回泣いちゃうよ』と。皆さん頑張っています。
私も頑張らなきゃ！
11:15
主人が役所の手続きを終えて到着
娘の顔を見て見送りたかった...と
大丈夫！Ｏ先生がちゃんと手術成功させて戻ってくるから！
お昼ご飯の時間になっても、お腹がすくわけもありません...
15:30頃 オペ室の前に呼ばれました
Ｏ先生がこちらへどうぞと説明部屋に呼んでくれました
菌の塊は取り除けました。
僧帽弁が固くなっていてそこも切除したので切除部分は大きかった。
それでも心膜を使った弁形成術を行いました。
リングという弁を補強する物をつけて、血流を再開したら血液が漏れてきた(0.7～1cc)ので、再度心臓を止めました。
リングを外して心膜を使ってリング状の物を形成しなおしました。少し漏れ(0.5～0.7cc)はありますが、2cc以下なら問題ないです。
これが今後2～4ccになってきたら注意なのでちゃんと検査を受けてチェックしてください。
やり直していたので、予定より時間がかかってしまいました。
すみませんでした。
この手術では20年後くらいにはオペ部分が固くなってきて血液が漏れてくる可能性があります。
なかなか弁形成の再手術出来る外科医が居ないので探しておきなさいね。
私も何度か再手術したことありますが、20年後は現役で居ないだろうから。
後継者を育てておきますね。
これから、残りの中学生活、高校生活、大学。。と楽しいことたくさんしてくださいね
先生！ありがとうございます！
娘の未来が繋がりました！
『それが私の仕事ですから』
そういって先生は立ち上がりました。
ホントにＯ先生はカッコいい先生です！
まずは弁形成でいけたことが嬉しい
今、閉胸してＩＣＵに向かう準備しているのでそれができればまた呼んでくれるそうです。
また部屋に戻って待ちます。
16:30頃ＩＣＵに呼ばれて、インターホンで名前を告げる
少しお待ちくださいと言われて扉の前の椅子で待ちます。
30分以上経っても呼ばれない
もう一度インターホン鳴らしますがもう少し待ってくださいと。
何か容態が急変したのでは無いかとドキドキします
更に30分くらい待って、心臓血管外科Ｋ先生がこちらへどうぞと説明部屋に呼んでくれました。
Ｋ先生の準備待ちだったのかな。。。
手術の話はＯ先生から聞いてますね？と
20年後の再手術の可能性の話を聞きましたと言うと
『Ｏ先生がそう言うなら20年でダメになるでしょう。それまでに切れてダメになるかもしれないしね』ですって！
せっかく無事にオペが終わってちょっとホッとしてるのにそんな言い方する？！
そうなった時にどういう対応があるかを言うべきだ！
その後、娘に会いにＩＣＵへ
もちろん眠って管だらけです...
予想はしてたけどやっぱり見てて息が詰まりそう。やり直しのため３回心臓止めたので、今晩は眠らせたままにしますと。
脳に何か障害が出ていないかの判断は明日に...と。何かあるのか...？
『よく頑張ったね～お疲れ様！明日また来るからね！』と声かけてＩＣＵをあとにしました。
早く元気になってクラリネット吹きたいと言っていたのを叶えてあげたい！
今夜は、娘が居ないベッドサイドで１人で寝ます...
淋しいな...早く戻っておいで