半熟温泉 -2ページ目

半熟温泉

27歳、癌告知。
自身の闘病の記録。

大部屋に移ったその晩三日月


2時頃だったと思う。


突然の腹部の痛みと寝苦しさで
目が覚める。


傷口を抉られるような鋭い痛み。


何これ何これ……やばくなーい…?

しかもすごく熱っぽいよ/(´ω`;)\


もしや麻酔が切れたのか…


とにかく看護師さん呼ぼう。

人生初のナースコール。

( 」´0`)」オォーイ!



ほどなくして懐中電灯を抱えた看護師さんが
到着。

痛みと熱っぽさを伝える。

熱を計ると39℃ペンギン

そりゃ寝苦しいはずだぜ。

「痛み止めはカロナールでいいですか?」


カロナールで効くかな?

ロキソニンのほうが…

と思いつつもそれを口に出す気力もなく。


結局カロナールと解熱剤を貰って飲む。





しかしやはりカロナールでは効かず
朝まで格闘 (っ・д・)三⊃)゚3゚)'∴:.


朝やって来た担当看護師さんに
ロキソニンを貰う。

熱は38℃台。



そして、もうひとつ。

喉がめちゃくちゃ痛い!!!

声が掠れてるよー (;´д`)=3

もともと扁桃腺弱くて喉やられやすいんだけど

これはかつてない痛さ。

なんか最近初めてのこと尽くしね󾬚

大人の階段を順調に駆け上がってる
証拠かしら。


咳込むと傷に響くから一晩咳を耐えてたら
このザマだ。

もう思いっきりゲホゲホ咳き込んでやりたい。

でも腹に響くのは怖い。


悶絶。葛藤。



喉が痛くても朝ご飯は食べられたおにぎり

さっそくのりたまを活用したぜ。

しばらくしてロキソニンの効果が出て
少し傷の痛みが和らいできたコスモス


しかし麻酔が切れるとこんなに痛いとは。

舐めてたなあ。

そして麻酔のパワーってすごいアップ

どういう原理で効くのか未だに解明されて
いないところもすごい。

そういえばうちの母も二十年くらい前に
開腹手術したとき、数年は傷が疼いたって
言ってたっけ。

まだまだ痛みは忘れさせてもらえないのね…

○| ̄|_



そんな意気消沈気味な私の元に
看護師のSさんがひょっこり顔を
見せてくれた。

「Sさあーん」

何だろう、この人の顔を見ると安心する。

この人にはバファリン以上の優しさと包容力
を感じる。

「どう?調子は」

腹の痛みと喉の辛さを訴えつつ
どうにか大丈夫ですと伝える。

しばし会話し、励ましの言葉を貰って
少し回復ラブラブ

咳するときはお腹を押さえるといいよと
裏技を伝授される。



そうだ、今日は父が来る。

イソジン買ってきてもらおう。

その後父が来てへたばっている私を見て
ビビる。

昨日のが元気そうだったな…なんて。

少しでも気分転換しようと
歩いて下の売店まで父と向かう。

が、やはり痛い。痛いよー。

父、ハラハラ ヾ(・ω・`;)ノ


だったら無理すんなよ

と自分に突っ込みたいところだが、

気合いがあればなんとかなる!!と

思い込むタイプなもんで (σ´∀`)σ


でも、度か過ぎるとそれも良くないんだよね。





それから数日、痛みに悩まされ
熱は37~8℃を行ったり来たりしていた。

数日経ってようやく咳止めの薬を処方して
もらう。

があまり効かず…。



結局、一番私の喉を救ってくれたのは
兄がくれた龍角散のど飴~♪だった。