ジャンパー膝
岡崎北ハピネス接骨院のブログ
こんにちは。岡崎北ハピネス接骨院の神谷明日哉です。
前回、紹介した腸脛靭帯炎、少しは分かっていただけたでしょうか?
今回、紹介するのは、腸脛靭帯炎と同じくらい頻度の高い疾患で、ジャンパー膝について紹介したいと思います。
ジャンパー膝とは、ジャンプを頻回に繰り返すスポーツ選手に多く見られる膝伸展機構のスポーツ障害。
<発生機序>
急な加速やあ減速、ジャンプ、着地などのスポーツ動作に繰り返しにより、膝関節伸展機構に過度な張力が加わり発生する典型的なオーバーユーズシンドロームである。
バレーボール、バスケットボールなどの跳躍を多くするスポーツ種目。
<症状>
1期は、スポーツ開始直後に膝蓋骨の直下か直上に疼痛が生じますが、スポーツをするのに支障のないことが多い時期です。
しかし、そのままスポーツを続けると2期となります。
運動開始時と運動後には痛みが生じますが、運動中には一時的に疼痛は軽快、消失するようになります。
スポーツの継続は、この時点では可能なことが多いのですが、専門医の診察が必要な時期です。
さらに進行して3期になると、痛みのためにスポーツの継続が困難となります。
4期では膝蓋腱の断裂が生じます。
痛みは、とくにダッシュやジャンプの動作で強く、ジャンプでは着地動作での症状が強くなる傾向があります。
<治療>
基本的には、保存療法として安静、大腿四頭筋のストレッチ、テーピングやサポーター、温熱などの理学治療、消炎鎮痛薬の投与などが組み合わされて行われます。
症状が軽い場合には、ストレッチの併用でスポーツ活動の継続は可能ですが、2期以上に進行している場合にはジャンプ動作の制限やスポーツの休止を指導します。
スポーツを継続する場合は、膝関節の深屈曲動作を避けるようにします。
症状が強く難治性の場合には、膝蓋腱の変性部分の切除や膝蓋骨へのドリリングなどを行う手術が施行されます。
ジャンパー膝についてはこの辺にしときましょう。
明日、12月15日月曜日。
岡崎北ハピネス接骨院に新しいメニューが・・・登場!!!
その名も「楽ポカ」。
この楽ポカ、何がすごいのかといいますと、HPS(ヒートショックプロテイン)と呼ばれるたんぱく質を増加させる。
このことにより、免疫力が活性化され、乳酸がたまりにくくなります。
簡単に言ってしまえば、体質改善され、元気な体になることです。
今、最も注目されている治療法です。
僕も何回かやりましたが、非常に効果を実感できるものです。
皆さんも一度試しにやってみませんか?