2024/8/27です。
昨夜の米国市場では、ダウ上昇、NasdaqとS&P500は下落でした。利益確定売りと決算前で買いが手控えられたようでエヌビディアが2.3％下落し、その他の半導体銘柄やハイテク株も連れて下落し、NasdaqやS＆P500指数を押し下げたようです。
エヌビディアは目標株価175ドルのアナリストレポートも出てき始め、相変わらず強気のアナリストは多いのですが、明日発表の決算が市場期待に届かなかった場合の反動も大きそうなので、様子見の投資家も多いようです。購入直後の暴落が怖いということだと思いますが、そういった投資家は「パーティーに遅れてきた人たちだ」との見方もあるようです。それでも確かに怖いですよね。
また、ここまで巨大な時価総額の企業がこれから２倍になるとは思えないというのも、説得力あるなと思います。
決算後の株価はどうなるでしょうか？
私は、決算を受けて上昇する可能性のほうが高いと思っていますが、気がかりなのは、Blackwellチップの３か月量産開始延期が次期ガイドラインに及ぼす影響を市場はあまり織り込めておらず、市場期待を裏切る可能性があるかもしれないことです。遅延で、新製品への開発投資が増加し、利益率が減って期待を裏切るパターンもあるかもしれません。
ただ、それはエヌビディアの中期的な成長を阻む類の問題ではなく、次の四半期、その先と良い決算を出し続けるように思いますので、ホールド継続です。
Blackwellチップが顧客に歓迎され、生成AIの更なる知性向上に不可欠なパーツとなることを期待して止みません。そろそろ生成AIの研究を生成AIが担うことで、発展も加速するでしょう。そして、来年には更に世間をあっと驚かせる生成AIが登場し、利益に結び付かないとダメだししていた投資家も手のひらを反すかもしれませんよ。革命的な技術の発展は、想像を絶するものだと思います。
２倍にならないという点では、何年前か忘れましたが、当時半導体メーカーといえばインテルが時価総額ダントツ一位の企業だった頃、エヌビディアやAMDのGPUがビットコインの発掘業者に買われて好調になった時がありました。株価は大きく上昇していたのですが、インテルを超えることは無いだろうというコメントもありました。当時からエヌビディアはAI（ディープラーニング）にも取り組み、Pytorchなどのライブラリを使う際にGPUがよく利用されていたので私は投資対象としていたのですが、「さすがにインテルは超えないよね」と考えてしまい、一時手放した経験がある愚か者です。タラレバですが、そのまま持っておけばウン億円だったなと反省し、二度と同じ過ちはしないと心に誓ってます。
なので、時価総額が２倍にならないと決めて売るのは、大きな利益を逃すリスクを孕んでいるように感じます。どんどんハードルが上がるのはその通りですが。
一方、米経済の状況としては、小売の中でもウォルマートなどのディスカウンターは好調のようで、百貨店は不調で、まだら模様です。GDPナウ等は減速こそしているもののリセッションを感じさせない状況で、徐々に景気が弱くなってきているので、消費も安売り企業に流れていますが、一方、金利低下を受けて住宅関係が好調といった具合です。
私の米国株資産は、33千ドルマイナス、円換算では439万円マイナスでした。
今日の東京市場は38千円を挟んで一進一退の展開で、178円高の38288円で終わりました。
為替は円安（というかドル高）に少し戻ってきています。今朝のモーサテで、今後、年内四回の米国利下げ期待の剥落で少し円安になると専門家の方が解説してましたね。
個別取引では、デイトレで三井住友FGを400株信用買いで入り19400円の利益を頂戴しました。
また、短期投資のMS＆ADの残りの500株も利益確定（14万円）しました。
私の日本株資産は、GXUSテックトップ２０が2.3％下落したのが響いて、62万円マイナスでした。
今日はこのへんで。
＜いままでの投資結果＞
・日別
米国株（前日分） -33千ドル
日本株（本日分） -62万円
・月別/年別
8月 -789万円
7月 -2190万円
6月 2871万円
5月 3298万円
4月 -547万円
3月 1152万円
2月 2795万円
1月 2302万円
2024年 8893万円（1～8月）
2023年 5625万円
2022年 -600万円
2021年 2562万円
2020年 248万円
2019以前 328万円