2024/7/31です。
訪れていただきありがとうございます。
昨夜の米国市場では、アメリカ経済が軟調に推移したことで利下げが現実となろうとしている中、ハイテク売りが進み、Nasdaq指数は1.3%下落、金融保険関連が好調なダウは0.4%上昇と対照的な動きです。
今晩のFOMC会合や残る大型ハイテク決算を控えて、これまで上昇したハイテクを売って、金融、保険、不動産、エネルギーを買うセクターローテーションが進んだようです。
私の米国株資産は、エヌビディアの7.0%下落を筆頭に生成AI関連銘柄が軒並み下落したことで、55千ドルマイナス、なんと円換算では925万円マイナス。
恐怖と欲望指数は42のFEARですね。最悪ではないので、まだ下があるかもしれません。
引け後にマイクロソフトの決算も発表されましたが、クラウド売上高が市場予想を下回り、一方設備投資額は市場予想を上回るペースで増加したため、AI収益が軌道に乗っていないとの不安が広がり、時間外で一時8%を超えて売られました。
AMDの決算では、データセンター向け生成AI半導体の需要が急増し、市場予想を上回ったことや、PC向けも市場予想を上回ったことが好感されたことに加え、CEOがMI300の売上高見通しを45億ドル超と4月時点の従来予想を5億ドル上方修正したことが好感され、時間外で7.6%上昇しています。
また、これらの決算からは、設備投資は増加、AI関連半導体売上実績・見通しとも良好なことが受け取れ、続落したエヌビディアなどの生成AI関連銘柄が、時間外市場で昨夜の急落を取り戻す動きを見せています。
AMD決算起因の反騰が、一時的な反騰なのか本格的反発となるのか、気になります。恐らく、秋口まで上下動を繰り返すのだろうと思いますが、長期的には上昇すると私は考えていますので、生成AI関連銘柄はホールド継続方針で変更ありません。
更に、昨夜、日銀が利上げを検討との事前リークが伝わって、再度152.4円台まで円高が進みました。
いまだに昭和時代のようなリークって形で地ならしするのは、情報統制や守秘義務の観点で私はダメなんじゃないのって思いますが、記事はそれなりに当局者の動きを正確に表わしているのでしょう。
同時に国債買い入れも3兆円に縮小となると、銀行株は上昇が期待できるかもしれません。一方、今回利上げしないとなると肩透かしとなり午後に反落するのでしょうね。
このような状況を受けて始まった東京市場では、日銀金融政策決定会合を控えて朝安で始まり、一時38000円を下回った後、Nasdaq先物が戻していることから買い戻されていきました。
銀行株や保険株も、報道を受けて、朝高から買い進まれ、前場で三井住友FGは3.8%も一時上昇!
日銀金融政策決定会合の結果が後場に入って伝わると、大きく上下動しましたが、銀行株は上昇トレンドに乗り、三菱UFJ、三井住友FG、MS&ADと上昇で引けました。特に14時過ぎから急速に日経平均は600円も上昇し、654円高の39177円で終わりました。
バイデン政権の対中半導体規制について、日本と韓国を除外するという報道が伝わったことや、日経平均先物の空売りを買い戻したことが急速な上昇に繋がったようです。
私の日本株資産は、銀行、損保株の上昇で、243万円プラスでした。
それでも、焼け石に水で、昨夜の米株下落と円高でピークからの下落幅も再度拡大方向に動き、5829万円と散々な結果です。
今晩のNasdaqは反発しそうですし、FOMC通過のこの辺りでハイテク売りも終わること希望です!
そういえば、今週は、まだ大型ハイテク銘柄の決算と米国雇用統計もあるので、こちらも無事通過を希望です!
7/31 メタ
8/1 アップル、アマゾン
8/2 雇用統計
今日はこのへんで。
<いままでの投資結果>
・日別
米国株(前日分) -55千ドル
日本株(本日分) 234万円
・月別/年別
7月 -3334万円
6月 2871万円
5月 3298万円
4月 -547万円
3月 1152万円
2月 2795万円
1月 2302万円
2024年 8538万円(1~7月)
2023年 5625万円
2022年 -600万円
2021年 2562万円
2020年 248万円
2019以前 328万円