訪れていただきありがとうございます。

実は、10年ほど前、アメリカ株投資を始めた頃は、個別株って株価変動リスクだけでなく、為替リスクも抱えることになるから、ダブルでリスクが増えちゃうって、ちょっと尻込みしてたんです。

でも、実際に投資してみると、全然違ったんです!

マグニフィセントセブンなどのハイテク企業の株価は長期的には右肩上がりでしたが、短期的には、為替が円安になれば株価は下落、円高になれば株価は上昇する傾向があったんです。

つまり、為替と株価の変動が打ち消しあっちゃう!

もちろん、これが今後も続くとは限りません。


でも、私が10年間投資してきた経験では、そういう動きをすることが多かったんですよね。

理由は、日本の金利が日銀金融政策によってゼロ金利に固定されてるから。

米金利が高くなるとリスクプレミムの関係で株式から債券に投資資金が流れるから株は売られるわけだけど、日本の金利は大して変わらないから日米金利差が拡大して円安になり、円換算では株価の下落を打ち消してくれるってわけ。逆に米金利が安くなるとその逆となるって具合。ちょうど為替がクッションのような役割を果たしてくれながら、アメリカ経済成長や企業業績に伴って、少しづつ資産は増えて行く。

良いでしょ!


そもそも、為替の長期的な動きなんて、プロでも予想を外すことが多いですからね。素人が気にしても仕方ないですよね?
 

だから、為替はあまり気にせず、企業の将来性や現在の株価だけを見て投資判断するようにしています。


ただ、コロナで株が暴落したときのような何年かに一度のリスクオフの時は例外で、株安円高のダブルパンチでしたので、覚えておいてください。

ということで、為替を気にせず、自分の目で企業を見極めて投資する大切さについてお話しました。

今日はこのへんで。