2024/2/27です。

 

ここのところ、保有している三菱UFJ、三井住友FG株が上がってます。

投資した理由が花開いたとも言えるのですが、なぜ上がっているのかを整理してみたいと思います。

 

いくつか理由があると思っていますので、列挙していきます。

(1)配当が3%前後ですので、そこが魅力で買われている。

(2)新NISAがスタートし、高配当株投資に投じられている資金が増えた。

(3)業績に対して安く、お買い得。

(4)日銀がマイナス金利を解除し、金利を上げていく方向にあるので、銀行が利ザヤで収益を上げやすい環境になろうとしている。

(5)好業績を続けられる体質になっている。

 

上記のような感じかなと思いますが、この中で一番大事なのは(5)だと思っています。メガバンクは、日銀がゼロ金利、マイナス金利政策をとっている最中に、海外事業や手数料ビジネスなどで収益基盤を強化し、主要事業の利ザヤ収入に頼らずに利益を出せる体質に改善してきていたことが大きいのかなと考えています。

黒田日銀総裁が異次元緩和しはじめてから2021年くらいまでは、金利収入が得にくい銀行業は、株が安値に放置されていました。その後割安だったことや、インフレが欧米中心に始まり、日銀がイールドカーブコントロールを緩めるとの思惑もあり、徐々に買いを集めていきました。2024年になり、新NISAスタートや、いよいよマイナス金利解除かという状況になってきたことで加速しているといった経緯なのかなと捉えてます。

 

上記の理由のうち、新NISAの資金は今後も継続して増加していくと思われます。今後も収益を出せる体質があるため、増配や自社株買いが期待でき、さらに人気化するのではないかと思います。どこかで頭打ちとなると思いますが、どこで利益確定するのかは、いつも悩ましい問題ですね。

個人的には配当利回りがある基準を下回ったら利益確定しようと考えていますが、さて増配があるでしょうからどうなるでしょうか。

加えて、過去の経験上は、利益確定は急がず、値下がりし始めてからが吉ですね。頭と尻尾はくれてやれです。