2023年 4月23日 初回投稿
今回は、小学校受験としては、少し気がはやい考え方ではありますが、小学校の先にある系列校・付属校の高等学校の大学入学試験合格者数を調査し、私立・国立小学校 大学合格者数・合格者率ランキングとしてまとめました。
第2回は、難関国立大学の合格者数・合格者率をまとめました。
対象となる大学は、以下の9校です。
・東京大学
・京都大学
・北海道大学
・東北大学
・名古屋大学
・大阪大学
・九州大学
・東京工業大学
・一橋大学
中学受験で外部へ進学することが前提の小学校(国立学園など)や、中学校からは女子高となる共学の小学校(洗足学園、晃華学園など)、中学校からは男女が別の進学先となる小学校(学習院、桐朋、桐朋学園など)、そして系列の大学へ原則進学となる小学校(慶應、早稲田、立教など)など、様々な小学校があります。
このランキングが小学校の良さを表すものではありませんが、小学校選びの際の1つのポイントとして、ご参考にしていただけますと幸いです。
私自身も、子どもの小学校受験の際には、大学合格者数まで検証のうえ、志望校を検討した結果、非常に役立った経験がありました。
■私立・国立小学校 大学合格者率ランキング②難関国立大学編(2023年結果)
※2023年1~2月に実施された大学受験の結果から、ランキングを作成しています。
※各校公表数値を参考としておりますが、原則として浪人生を含みます。
※後半では、2021~2023年の合格者率平均ランキングも掲載しています。
★ランキング分析
【筑波大学附属小学校】
昨年1位の筑波大学附属小学校は、合格者数が22名減少しましたが、それでも合格者率は唯一の20%超えと、安定した合格実績を続けています。
【東京学芸大学附属竹早・世田谷・小金井小学校】
昨年5位~7位の東京学芸大学附属竹早小学校、東京学芸大学附属世田谷小学校、東京学芸大学附属小金井小学校は、昨年から合格者数が微減となりました。
【東京都市大学付属小学校】
昨年2位の東京都市大学付属小学校小学校は、昨年から合格者数が約10名減少となりました。
【昭和学院小学校】(昭和学院秀英)
昨年8位だった昭和学院小学校は、卒業生が減少した中でも合格者数を維持いたことで合格者数を増加させ、合格者率は10%を超える実績となりました。
【桐朋小学校・桐朋学園小学校】(桐朋(男子校))
昨年2位~3位の桐朋小学校は、合格者数が約20名減少し、合格者率は15%台に低下しました。
★昨年からの増加率ランキング
1 東京学芸大学附属大泉小学校 +5.18%
2 昭和学院小学校【昭和学院秀英】+3.70%
3 東京農業大学稲花小学校 +2.87%
4 聖徳学園小学校 +2.50%
5 淑徳小学校【淑徳与野】+1.95%
6 開智小学校 +1.73%
7 学習院初等科【学習院女子】+1.65%
8 聖心女子学院初等科 +1.63%
9 桐蔭学園小学校 +1.46%
10 立教小学校【立教新座】+1.36%
★昨年からの減少率ランキング
1 筑波大学附属小学校 △9.34%
2 桐朋小学校【桐朋】 △6.52%
2 桐朋学園小学校【桐朋】△6.52%
4 お茶の水女子大学附属小学校 △3.43%
5 東京都市大学付属小学校 △3.16%
6 暁星小学校 △2.55%
7 白百合学園小学校 △2.21%
8 清泉小学校 △1.86%
9 横浜雙葉小学校 △1.73%
10 学習院初等科【学習院】△1.45%
■私立・国立小学校 大学合格者率ランキング②難関国立大学編(2021~2023年平均)
※2021年~2023年に実施された大学受験の結果の平均から、ランキングを作成しています。
※各校公表数値を参考としておりますが、原則として浪人生を含みます。
今後、早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・明治大学などの私立大学についても、最新の2023年に実施された大学受験結果を反映し、順次ランキングを公開していく予定です。
何卒よろしくお願い申し上げます。
※当ブログのもくじはこちらです。下記リンクから、小学校受験の出願倍率、小学校の偏差値などのデータもぜひご覧ください。