受験勉強にすべてを捧げる弊害も
こんにちは。お受験ワーママのいおりです。
はじめての方はこちらからどうぞ
私:公立小中出身のフルタイム会社員。アラフィフ中間管理職。
長女:私立小→御三家中高一貫校→難関私立医大
次女:私立小→大学までの一貫校
御三家中 中1保護者会にて
長女のことを知り合いなどにいうと、「わあ、きっと、しっかりした娘さんなんでしょうね」と言ってくださる方が多いのですが、実は、そんなこと全然ありません。(それを私がいうと「またまた~」と言われてしまうので、その場は「いえいえ~」くらいで済ませることになりますが)
しかし、これはうちの娘だけのことではないかも?と思っています。
というのも、長女が入学した御三家では、クラス別保護者会の前に、講堂で学年全体の保護者会があり、各科目の先生方が壇上で授業の様子などをお話してくださるのですが、中一の最初の保護者会で各教科の先生が、びっくりするくらい同じことを言いました。
国語「まず、宿題忘れが多すぎます。」
算数「…大変言いにくいのですが、提出物が、でてきません」
英語「…えっと、前の先生方がおっしゃっていますが、提出物が…はい💦」
保護者席「」
お嬢様に、自分で掃除機をかけさせてください。
とどめは、確か家庭科の先生が、こんな風におっしゃいました。
「お母さま方、どうかお嬢様にお家のお手伝いをさせてください。お掃除や、お料理、お裁縫など、授業でも頑張って教えるのですが、あまりに生活における経験のない子が多すぎて、時間が全然足りません。先日は、何人かの子に掃除機をかけるようにと言ったところ、掃除機をかけた子がないという子ばかりで、コンセントもつながずに、動かないなどうしてかなといつまでも言いあっていました。ご家庭での協力が必要ですのでよろしくお願いします。」
私(ごめんなさい、先生。心当たりありすぎ!!)
実は、長女の学年は、とりわけ優秀と言われた学年でした。ただ、いくら優秀な子でも勉強しないで御三家に入るということはないでしょうし、中学受験をしている子というのは数年間受験勉強が最優先なので、その分ほかの経験を犠牲にしてるんだよなと改めて感じました。
でも、それくらいしないと受からないとも言えるけど
中高の間になんとかリカバーしよう!としたけれど…
学校で注意を受けて以降、私は家では意識して手伝いをさせるようにしました。
ある日は「古新聞を捨てるから十字に紐をかけるように」と言いつけたところ、10分奮闘しても出来上がらない。一度、隣で説明してやって見せて、さらに数分後、できた!というけど、紐はゆるゆるで今にも新聞が滑り落ちそう…。
短気な母は、つい言っちゃいそう。
「偏差値70超えてて、なぜこれができない?」
まあ、すべてが初めてのことなので仕方ないのですが、こちらも時間が取られてしまうので、一分一秒を争うワーママとしては(はい、言い訳です)、いかんせん気軽には頼みにくい。
そうこう言っているうちに高校生となり「大学受験」が本格スタート…。
やっと大学に入学し、「大学生のうちにリカバリーしよう!(二度目)」としてますが…、まあ、うん、はい、なかなか(←いまここ)
「学力」と「生活力」の両立って、難しいかも!
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このあたりの考え方はいろいろ(なんでも親がやるのは良くないっていうのも正論)ですし、その子にとって何が正解なのかは正直わからないですけど、「二兎を追う者は一兎をも得ず」とも言いますし、長女の場合は仕方なかったんだ!私自身は納得してます(あとで娘に恨まれる可能性はありますが)。
そのかわりといってはなんですが、一貫校の次女には、夏休み、バリバリお手伝いしてもらっています。夏期講習もない分、生活力アップ目指します
☆いおり☆
いつも応援ありがとうございます。
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