学校説明会をきっかけに夫婦の意見の齟齬が発覚

 

 こんにちは。お受験ワーママのいおりです。

 

 はじめての方はこちらからどうぞおねがいダウン

  私:公立小中出身のフルタイム会社員。アラフィフ中間管理職。

  長女:私立小→御三家中高一貫校→難関私立医大

  次女:私立小→大学までの一貫校

 

 

 志望校候補の学校説明会は小3から参加

 

 長女が私立小に入学し、ほとんどの女子が、内部進学の権利を保険としながら積極的に外部受験すると知った私は、低学年の頃から中学受験について調べ始めていました。

 

 何しろ自分が公立中学出身者のため、中学受験の知識は皆無。本格的に受験塾に入れる前に、少しは知識をいれておかないといけないと思ったのと、ワーママゆえ、万が一高学年の段階で重要な会議と被ったりして行けなくなったら困るしということで、早めのスタートを切りました。

 

 早稲アカにお世話になる前の長女は、算数を拗らせて偏差値が国語より10も低く、とてもじゃありませんが御三家など目指せる成績ではありませんでしたが、どの学校から行けばいいのかもわからなかったため、御三家や新御三家、一貫校などから説明会を巡りはじめようと考えました。

 

 あるとき、電車とバスで2時間弱ほどかかる一貫校で学校説明会があることを知りました。早速申し込んだものの、よく考えたら当時次女がまだ小さくてベビーカーで連れて行くのは大変だし、次女を旦那に預けるのも大変(普段ワンオペ育児ゆえ)と判断して、旦那に「土曜日だから代わりに行ってきて欲しい」と頼んだときに、事件は起こりましたアセアセ

 

 

 「一貫校なんて受けさせないから、説明会は行かない」

 

 旦那は私と同じ世代なので、なんとなくそういうイメージを持っているのは承知していましたが、まさか、情報収集のための説明会まで拒否るほどとは思っていませんでした…。

 

 お若い方はご存じないかもしれませんが、現在とは違って、我々の時代の大学受験というと、定員のほとんどは一発勝負の一般入試枠。推薦で大学に行くというのは、指定校でも公募でも、なんだかちょっと肩身が狭いような雰囲気がありました。「普段の定期テストをガリガリやって、ゲタを履かせてもらって入学させてもらった人」っていう感じが、正直、なんとなくありました。(このブログは40代の読者が中心なので、40代後半の方だとわかってくださるかな。実際は、厳しい出願基準があったり、論文や面接試験があったり、公募の場合は倍率もすごい高かったりと、いろいろ大変にもかかわらず。)

 

 ましてや、一貫校ともなると、受験なしで大学まで進学可能なわけです。中学受験して、中高一貫から大学受験して有名国立大学に進学した「大学受験は絶対必要」という主義の旦那からすると、一貫校は到底認められない世界あせる(今は次女を一貫校に入れられて喜んでいますが、当時はそんな感じでした)

 

 一方で、私も旦那と同じく大学受験を経験した人間なのですが、苦労しすぎて「あんな苦労は娘にはさせたくない」と思っており、一貫校にあこがれがありました。

 

 どれくらい苦労したかというと、高校2年生の後半からは、毎日14時間勉強する日々。もし浪人になっても、もうこれ以上頭が良くなる気が全くしないというくらい、命の危機を感じるほど勉強してしまったため、大学受験は人生最大の危機でした。

 

 当然旦那は御三家推しでしたダウン 

 

 地頭のいい人は、苦労してないから一般人とはわかりあえない。

 

 夫婦ですし、二人の子ですし、互いに子のことを思っての衝突ですから、ちゃんと会話が必要ですよね。はい、私もそう思って、ずいぶん会話はしました。

 

 しかし、結果的に「地頭いい人は大学受験で苦労してないから、苦労するとか失敗するとかの意味や恐怖が理解できない」ということが深く理解できただけでした…。

 

 私が、「食事もお風呂も睡眠も最低限にしてずっと勉強していて、あんな苦労はさせたくないんだよ」と話をすると、

 

 「僕は毎日10時には必ず寝てたよ。君も寝てたらもっと成績よかったよ」

 

 そんなわけあるかいムキーッ

 

 

 男女平等とか、きれいごとをいう。

 

 長女は小学生のときから医者志望で、万が一うまくいった場合大学は6年間になります。そのあとインターンなどもあるし、その後の結婚や出産のことを考えても、浪人は極力避けたいところという考えも私の中にはありました。そのことを旦那にいうと、

 

 「本人が医者になりたいなら、2浪でも3浪でもすればいいんだ」 

 

 「え、女の子だからさ…」

 

 「そんなの関係ない。男も女もおんなじだ」

 

 男も出産するようになってから言ってください、その言葉ムキーッ

 

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 結局、この時の我々の落としどころとしては、「小5の時点の模試で御三家が安定的に合格確実であれば一貫校は検討しなくていいが、そこまでいかなければ一貫校も含めて検討する」ということで意見がまとまりました。

 

 当時、私はそんなの絶対無理だと思っていたので説得成功星と思っていましたし、旦那は旦那で、長女はそんな成績だったにもかかわらずなぞの自信があって納得してくれたので、大炎上したわりには、数日後には家庭に平和が戻りましたダッシュ

 

 うちはたまたま一貫校のことで揉めましたが、各家庭、いろいろあると思います。

 

 受験に関する考えは、それぞれの経験や性格に深く基づいていますし、どちらも子のためを思っての意見なので、正直いって簡単には変わらないような気もします。

 

 そのためにも、私は、勇気をもって夫婦で早めに意見の出し合いをしておくことをおススメします。早めに意見が違うことがわかっていれば、そのあと情報収集の時間もとれるので考えが変わる可能性もでてきますし、話し合いは大変ですけど、結果的には「先を見据えた受験マネジメント」に一歩近づくと思うので、効率的だと思います!

 

 ☆いおり☆

 

とはいえ、パートナーと揉めるのは疲れますよね…。はい、それよくわかります。

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