「活動報告書」に書くネタ、急には作れない

 

 こんにちは。お受験ワーママのいおりです。

 

 はじめての方はこちらからどうぞおねがいダウン

  私:公立小中出身のフルタイム会社員。アラフィフ中間管理職。

  長女:私立小→御三家中高→私立医大

  次女:私立小→大学までの一貫校

 

 私は、御三家受験した長女のときは知らなかったのですが、次女が受けた大学附属校では、一般的な出願書類のほかに「活動報告書」なるものが存在しました滝汗

 

 御三家の「出願書類」はシンプルだったのに…

 

 出願書類といえば、氏名や住所や家族構成など基本的なことのほか、長所と短所、志望理由くらいだと思っていました。それだけでも、入試当日の面接での受け答えも想定しつつ(当時受験した御三家は、子のほかに親の面接もありました)、何度も下書きして推敲を重ね、間違えないように清書までこぎつけなければならず、それなりに大変ですよね。

 

 

  がっ!次女が受験した1校は「活動報告書(A4)」なるものが別に存在したのです。

 


 そこにはこんな感じのことが書いてありました。

 

 小学校4年生以降、家庭、学校、またはそれ以外における活動の3つのなかで、最もアピールできるものを一つ選び、その概略(大会名・コンクール名・競技種目・成績・開催年月日・主催団体など)を記載し、その活動で得たことを詳細に書きなさい。

 

 さりげなくカッコに書かれた、大会とかコンクールって、何なの!ガチなやつしか書けないの?!

 

 しかも、次女が受験した2023年度は、その証跡となるものを別紙のA4用紙1枚に張り付けて一緒に提出となっていました(注意書きに、動画は同封不可とか書いてあって、余計にビビる。一体動画ってなんなの?ピアノコンクール的なやつ?…知らない世界すぎて怖いえーん

 

 一般サラリーマン家庭の小学生の、しかも受験勉強で毎日ヒーヒー言っている子が、アピールできるネタなんて、急に言われたって書けなくないですか!?

 

 幸い、小4時に「活動報告書」の存在を把握。ネタを仕込みつつ小学校生活を過ごす(後ろめたいけど仕方ない)

 

 ちなみに、この「活動報告書」には、下のほうに取得した資格についても記載する欄もありました。このあたりは勉強バリバリ私立小に通わせていたため、学校の授業のなかで強制的に「漢字検定」を受けさせてくれており、なんとか空欄にせずに、クリア飛び出すハートしかも、毎日の漢字かきとり宿題が功を奏し、「優秀賞」なるものも偶然ゲット!いただいた賞状とトロフィーを写真に撮って、証跡用の紙にペタリ。ふー。

 

 

 次に、メインの、みっちり書かないとならない(そして2次の面接でも必ず聞かれる)アピール用の活動ですが、うちの場合、小5の時から「願書に必要かもしれないから、学級員になれそうなタイミングがあったら、小6の2学期までに1回はなっておいて!」と身も蓋もないことを娘に言いつけてありました。

 

 なぜなら、娘がコロナ前の小4の時点に、すでに校内見学会に参加していた私は「活動報告書」の存在を把握しており、「早くからネタを仕込んでおかないと、うちの場合は書けないぞ!」と思っていたからです。

 

 幸いなことに、もともと娘は、低学年時に学級委員に立候補するタイプで(繊細ちゃんなのに不思議ですが)実際なったりしていましたが、高学年になると親が言っておかないと子供なりに恥ずかしさもあったり、仮に立候補しても希望者が多い場合投票で決まったりするため、立候補すれば必ずなれるというものではありません。おそらく、同じこと考えている人もいたと思いますし(うちの小学校はほぼ全員が中学受験をする学校なので)

 

 実際、小5のときはなれなくて、小6の1学期で何とかなれました。ふー。

 

 実は、学校には児童会選挙なるものも存在したのですが、児童会は活動量が多く、受験勉強と並行して行うのは負担が重すぎたため立候補はさせませんでした(いや、本人が立候補したいといえばさせたかもしれませんがアセアセ特に希望してなかったのであえて立候補はさせず)

 

 うちの小学校の場合、実は学級委員は学級会の司会をするくらいで大したことはしないのですが(←言い方よくないあせる)、たまたま小学校のオープンスクール用の動画を作成する際、学級委員ということで司会役に抜擢されたため、このあたりのエピソードを中心に活動報告書は書くことができました。

 

 もちろん、こういった「何を頑張ったかエピソード」は、「活動報告書」はなかったとしても、2次で面接がある学校ではどのみち必要です。

 

 あ、もちろん、普段からボランティア活動をしているとか、スポーツなどに打ち込んでいて成果を出しているお子さんであれば、うちのような下心ありの用意は不要ですよ。

 

 …でも、そんな子ばっかりじゃないですよね?少なくとも、うちは特に書けるようなことがなかったので、早めにネタを仕込んでおいて、本当によかったと思っています。

 

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 早い時点で書く内容はほぼ決めていた私も、結局は書き方に悩み、小学校の先生や塾の先生に見てもらったりして、出来上がったのは出願ぎりぎり笑い泣き記載する欄も多いので、想像以上に時間がかかりました。

 

 それから、まだ今(6月)は比較的HP上に残っている2024年度の出願書類も、日が経つにつれて消えていってしまいますので、志望校候補の学校があれば今のうちに出願書類は見ておいて損はないと思います。2025年度で、多少変わるにしてもガラッとは変わらないと思うので、少しはネタの用意も含め、準備できると思います。

 

 そしていくつも願書を書いてきて思うのは、願書の形式などから「学校が欲しいと思っている生徒像」が透けて見えてくる、ということです。

 

 子にマッチした学校選びのためにも「出願書類」チェックは早めがおススメ!

 

 ☆いおり☆

 

たくさんの方に読んでいただいていつもありがとうございます。

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