歯を抜かない歯科矯正。タイミングが中受期間とドンピシャ💦

 

 こんにちは。お受験ワーママのいおりです。

 

 私は、自分が顎が小さく歯が並びきらなかったことから歯科矯正をしており、長女も次女も、小さい頃から心配で様子をみていました。骨格的に私ほどではなかったものの、いろいろと悩んだ末、結果的に二人とも小5から歯科矯正をさせました。

 

 ひとりあたり料金は約100万円。当然保険適用外。

 

 この金額についてはまあ妥当だと思っており、私が悩んだ点ではありません。

 

 一番悩んだのが、「抜歯」です。

 

 私のときは、時代的なこともあったと思いますが、健康な歯を数本抜いてすきまを作り(私は3本抜きました)、それをワイヤーを使ってほかの歯を動かしすこしづつ隙間を埋めていくという手法でした。

 

 健康な歯の抜歯はかなりの痛さでしたし、いざこの年になると、「もったいないことをしたなあ」という思いもあり、「抜歯してまでして矯正するか?」と長らく逡巡していたのです。(しかも私は痛みに強いタイプですが、子供達はすごく弱いタイプガーン

 

 しかし、ネットで歯科矯正医院を探していたある日、近所に「抜かない歯科矯正」を発見!だったらやろう!おねがいと決心したのでした。

 

 抜かない分、子の顎や歯の状況にタイミングを合わせて施術。

 

 長女が小4になったころ、はじめてその医院に連れていきました。当時、すぐに施術を開始してもらえるとばかり思っていました。まあ、最大2年かかるとして、中受に集中したい小6になる頃には終わるだろうと。しかし、娘のレントゲンをみながら、先生は

 

 「うーん、今じゃないですね。乳歯と永久歯の状態からみて、1年後位に開始ですね」

 

 「そうなんですかあせるでは1年後に開始するとして、期間はどれくらいで完了と思っていたらいいでしょうか?」

 

 「予想ではだいたい1年半ですね。だから、小5から始めた場合、小6の秋位には終わりますかねえ」

 

 「…(ドンピシャ受験だねっ真顔)」

 

 ちなみに、その後の次女のときも全く同じやりとりをしました。長女のレントゲンと並べてみたら、頭蓋骨も歯並びも歯の状態も全く同じドクロ(顔は似てないと思うのに、不思議)

 

 結局、二人とも小5まで待ってから、治療を開始しました。

 

 週末が組み分けテストや早稲アカNNなどで埋まる。大事な模試前は怖くて施術できない。

 

 歯は抜かなくてよいとはいえ、ワイヤーを絞ってすこしづつ歯を動かす点では同じ。そして、経験者はおわかりと思いますが、歯を動かす、イコール数日は歯が痛くて食事がままならないということになります。

 

 このときだけは、毎日弁当が必要な私立小のことをはじめてありがたいと思いましたお弁当。痛みのひどい日は、保温ポットにいれたおかゆなどを持たせて、なんとかやりすごしました。また、私立小では歯科矯正をしている子がクラスメイトにも多かったことから、本人も特にそのことについて気にする様子もなかったのは、ありがたかった点です。

 

 ただ、治療をはじめて1年たたないくらいの時期に、受験とのスケジュール調整にいよいよ困ることになります。

 

 まず、ワーママ家庭ゆえ、病院には土日しか連れていけません。長女も次女も早い段階からNNに通わせましたし、次女は一貫校対策のため土曜日の午前中まで個別塾に通わせており、土日の日中に隙間時間がナイピリピリ

 

 次女のハードスケジュール記事はこちら(次女は校舎変更などもあり、以前の記事なども含めてみていただくとかなりの地獄スケジュールです)ダウン

 

 幸い病院は、土曜日の夜は遅くまで開いていたので、施術するならそこしかないのですが、一番歯が動いて痛いのが施術の翌日のため、日曜日に模試があったりするととてもじゃないけど怖くて施術できず。(先生に明日模試なので軽くしてくださいと頼んだのに翌日すごく痛かったり、その逆に「明日はすごく痛いはず」といわれたのに全然痛くないパターンもあり、痛さのコントロールも不可能アセアセ

 

 結局、長女も次女も、小6の半年間近く、定期的な点検だけにして施術はストップしてもらうことにしました。先生も、「中受の子はほかにもたくさん通っているので、大丈夫ですよ~」と理解してくれました。(それによる料金アップはナシOK

 

 1年半で終わるはずが、2年3か月ほどかかった。

 

 中学入学までには、何とか歯についている金具とワイヤーをはずしてやりたかったのですが(ワイヤーをはずしても、歯が戻らないように透明な枠(リテーナー)をはめる必要はあり)、当然間に合わず。

 

 ワイヤーを早く外したかったのは、見栄えだけの話ではなく、ワイヤーがあると歯磨きがとても難しく、虫歯になる可能性が高くなるというのもありました。特に、次女は私に似て、虫歯になりやすいタイプ(唾液検査してもらって判明しました)だったので、定期検査に行くたびに、

 

 「お母さん、ここが少し白くなってきていて虫歯になりかけです!注意

 

 と言われており、もし虫歯になってしまったら何のために矯正させているのかわからなくなりそうで、途中だいぶヒヤヒヤしました滝汗

 

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 うちの場合、中受との並走の結果、矯正が長期戦になってしまったわけですが、これはその病院の治療方法やその子の歯の状態によっても条件は違うと思うので、一概には言えません。

 

 ただ、「子の歯科矯正は、ワーママにとってストレスが一つ増える」とは確実に言えると思います!金銭以外にも、通院はもちろん、やわらかい食事の用意や歯磨き管理などがマストとなるからです。私にとっては、毎日毎日「ちゃんと歯磨きしたのムカムカ」と声かけするのがめちゃ大変でした。(自ら歯磨きする子に育てなかった自分せいなので仕方ないんですが…

 

 それでなくても、中受期間というのは「宿題したの?」とか「明日のテストの準備は大丈夫なの?」とか、場合によってはキレ気味で言わないとならないことがたくさんあるわけじゃないですか。(…うちだけじゃないはず。)

 

 まあ時間はかかりましたが、二人とも、キレイな歯並びになり、特に長女は最近そのありがたみがわかるようになった様子で、歯磨きやリテーナーなど、私が何も言わなくてもきちんとしています。次女も、もう少し大きくなったらわかってくれると信じて、母は今でも叫びつづけてます爆  笑

 

 歯科矯正というとお金がかかることばかり言われがちですが、なかなかに、長期間親の相当の覚悟も必要なことだと思いますので、もし検討されている方は、そのあたりも加味されて判断されるのをおススメします!

 

 ☆いおり☆

 

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