新学年スタート時期は、慣れるまで見守りがおススメ。

 

 こんにちは。お受験ワーママのいおりです。

 

 中受の塾では来月から、新学年のコースですね!

 

 特に、新小6コースになる小5の子達は、「いよいよ自分の番か!」とやる気の子、不安な子、いろいろかもしれません。

 

 急に問題の難易度があがる。覚える量が増えスピードもアップ。

 

 うちの場合、姉妹とも早稲アカに通っており、さらに姉はよくできる「化け物」だったため、「新学年にあがるというタイミング」について、私は何ら危惧していませんでした。通い慣れた校舎ですし、周囲の子も知っている子達、ちょっと時間が伸びるとか、まあその程度のこと思っていました。

 

 完全ノーマークで、正直、油断していました。

 

「化け物」と「普通の子」の記事はこちらダウン

 

 ところが。次女小4の2月、新小5コースに上がったとたん、塾の週テストの成績がガクンと落ち始めます。仕事で毎日忙しく、勉強は放置の私もさすがにおかしいと思って、このときはじめて塾の宿題を確認してみました。(お恥ずかしい話、それまでは、塾の宿題の確認など直接したことありませんでした。やった?と確認する程度)

 

 …途中式がない…(これ答え丸写しだ)。

 

 私もショックが大きく、極力冷静にと思いながらも、かなりねちねちと注意をしたと記憶しています。

 

 なぜそこまでショックだったかといえば、平日私の帰宅が19:30すぎることから、子供達は一人で塾や学校の宿題をやるのが日常であり、性善説でないと毎日が回らないというせっぱつまった状況で長らくやってきていました。

 

 そのため、「裏切られた!」という思いが強く(今思えば身勝手な話ですが)、私の怒りはなかなか収まらず。(本人から一応言い分を聞いたりはしましたが…聞けば聞くほど頭にくるという悪循環もやもや

 

 そのうち、娘のつむじ部分の毛が徐々に無くなり始めるのです…。 

 

 「毛根はあるので、円形脱毛症ではありません。抜毛症です。」

 

 私自身、中3のとき高校受験のストレスでチック症を発症しているので、メンタル系のストレス症状にはなじみはあり、皮膚科で先生から説明を受けたときには、ショックというより、「あ、これは早く治さないと大変なことになる」と覚悟が決まりました。

 

 その日から、毎週末、土日は朝から晩までまさにぴったりと一緒に過ごし、塾のテスト範囲の暗記ノートを作って問題の出し合いをしたり、一緒に宿題をして、わからない問題は解答を見ながら解いたりしました。こんなことは、私の人生で初めてでした(土日に、掃除、買い物、家事もろもろをしないと平日の1週間がまわらないですからね…ええ、もう家のなかはグッチャグチャです)

 

 ただそうやって一緒に解いてみると、小4と新小5にテキストが切り替わったタイミングで、なんか一段階、問題が難しくなったように感じました。算数もそうですが、特に理科。私は中受経験者ではないためそう感じたのかもしれない、気のせいかなと思いつつ、娘にそう言ってみると、「そうなの、急にわかんなくなったのショボーン授業のスピードも速くなったし、覚えることがたくさんになって、もうどうしていいかわからない」

 

 「わからないところがあれば、先生に聞きなさいよ」と私はいつも言っていましたが、普段から、もともと質問すること自体緊張してできないタイプ。まして、数週間躓いた状態で、質問などできるわけないのでした。

 

 週末の勉強の合間には、クレープづくりやらたこ焼きづくりやらで、気分転換の時間も確保!ジュース

 

 そのほかも、私は「一日1回、必ず娘を笑わせる」を自分にノルマと課し、6か月位が経ったころ、ほやほやとした短い毛が生えてきたのを見たときは、本当にほっとしましたえーん

 

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 ストレスへの耐性は、大人同様、子によって違います。また、勉強ができるできないとも、あまり関係がないような気がします。(全員が受験生となる通っていた私立小では、勉強はできるけどメンタル不調、という子もちらほらいました。親御さんも)

 

 新学年に変わる2月は、それでなくても塾で「いよいよ新小〇年」などと言われるし、授業の難易度も進め方も変わったりするので、慣れるまでの間は見守り強化すべきタイミングだったな、とあのときの自分の認識の甘さを反省していますうずまき。新小6ならまだしも、まだ新小5、て思っていたフシもあります。

 

 あ、うちはたまたま自力で改善することができましたが、決してこの素人対応をすすめているわけではありません。うちも、よくならないようならカウンセリングに行かせようとは思っていて、受験ストレスや子供に慣れたメンタルクリニックも調べていました。

 

 調べながら「カウンセリングに通ってまで中受をさせるべきなのか」ということも考えましたが、私はこのときの段階では「可能であれば、何とか中受で一貫校に入学させて、大学受験を回避させてやりたい」と思っていました。大学受験のストレスに耐えられないのではないか、と思っていたからです。

 

 受験生の方々の中にも、いろいろな症状で困っている方もおられると思います。昔と違い、メンタルクリニックも増えましたし、診療を受けることのハードルも低くなっていると思います。話をするだけでも、気分が楽になるということも十分あるので、マッチした病院を探してかかられるのも、選択肢だと思います。

 

 「話す」は、悩みを「離す」や「放す」に通じるとも言いますよね。

 

 あ、うちの娘ですか?先日、当時の話をちょこっとしてみたら、なんと、そのときのことを覚えていませんでした。「え、そんなことあったっけ?」ですって。

 

 子供の復活力のすごさに、少し救われましたハートのバルーン

 

 ☆いおり☆

 

応援ありがとうございます。

受験は一筋縄ではいかず、親も日々修行。。

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