愛犬おじょうちゃんと会えなくなって
今日で3年が経ちました
どこに行くにも一緒で
人間と変わらないほど話しかけて過ごしてた
本当に今でも何も変わらず大好きな娘。
火葬してしまう直前まで、
もう動かなくていいから
せめてこの姿でずっとここにいて！って
本気で思ってた
結果的に火葬しました
最初の頃は出かけるのにもカバンに遺骨を入れて出かけて…
少しづつ気持ちが落ち着くに連れて
小さな瓶に分骨して連れて行くようになって。
理解してくれるシルバーアクセサリー教室の先生に
持ち込みで手作りの遺骨入りリングを
作らせてもらって、今は常に指輪におじょうちゃんがいてくれています
自他共に認める愛犬依存性
過去はもちろん今も変わらず大好き
骨壷は一生手放す気なんてないというか
もう絶対離れない！
わたしが死んだ時、一緒に入れるお墓に入れてと何度も家族に話してきました
こんなわたしが今なぜ、おじょうちゃんを
お寺に預けたか。
昨年12月に占い師さんだと思って
興味本位で友達について行く感覚で行った時
占いどころか霊視、透視のできる方だった。
悩み事も占って欲しい事もなかったのに行ってしまったけど、ダメ元で
『亡くなったペットは見れませんよね？』と聞くと
『霊視が1番得意なんです』と。
特徴も何も言ってないのに
『左足引きずってるね』
（ＤＭという下半身の麻痺から起こる病気で亡くなるまでの3日月間左足を引きずっていました）
『頭が痛いんだよね…病気した？』
（おじょうちゃんは脳腫瘍でした）
その他にも色々話して頂きましたが
見えてる人に初めて出逢った感覚でした
『今、どうしていますか？何が見えていますか？』
と聞いたら
『霧のかかったような薄暗い所に疲れ果てたように1人でぺたんとしてる。亡くなった事わかってない』
って言われました。
遺骨が側にあればお家にいつもいて
一緒にいるんだってずっと思ってたのに、
おじょうちゃんはずっとひとりぼっちだった。
ずっと気付けなくてごめんねって思いしかなかった
『どうしたら明るい世界になりますか？』
と聞いたら
『ちゃんとお寺に預けてあげて、毎日お経を唱えてもらえるのは大切な事』
というような内容でした。
おじょうちゃんのお誕生日を
数日後に控えていて、せめてお誕生日までは
おうちで一緒にいたい！って気持ちと
早く幸せな場所に行かせてあげたい気持ちで
家族で話した結果
1日でも早くそんな所から出してあげたい
という結論になりました。
2度目の別れが来たようなくらいに
ボロボロに泣いて…
5歳の子供も大泣きして…
霊視してもらった4日後には
思い入れのあるおじょうちゃんの海へ行ってから
お寺へお願いに行きました。
預けた4日後にはお誕生日でお寺に会いに行きました。
いつもは毎年赤い首輪がプレゼントだった
この年のお誕生日は、お揃いの赤いブレスを2つ買って、おじょうちゃんの新しいお部屋に置いてきて。
何かで繋がってないと無理で。
ペットロスと言われるんだろうけど
人間の子供と変わらず過ごしてた子を失って
平気な方が私は理解できない。
今日が命日。
一時帰宅も可能なので一昨日お迎えに行って
今はここにいてくれています。
連れて帰る時、抱っこしてるとすごく温かい気持ちになりました。
そのままいつもの海にも行って。
家族が揃った。って気がしました
みんなの笑顔が全然違った。
あの日、霊視してもらわなかったら
間違いなくこの家でずっと一緒にいました。
今もひとりぼっちで暗い場所にいたと思うと
これでよかったんだ。と
やっと思えるようになりました
お寺へ預けた翌月に
『今、見えてる世界は変わりましたか？』
と見てもらいに行きました
『土手のような場所で草がいっぱいあって明るくてあったかくて、なんだろうここは♪楽しい‼︎って感じだね』
と聞けて安心とほんの少しだけど
悲しいだけの気持ちではなくなった気がしました
ただ。命日が近づくとあの日が鮮明に思い出されて自分が崩れかける瞬間が何度もあります。
だけどそれは今も変わらずずっと大好きで
大切な存在でいる証拠だとも思えます。
忘れる日、思い出さない日なんて
一度もない3年間。
色んな人の言葉に傷つき
色んな人に助けられ救われました
姿が変わっても絶対気付くから生まれ変わったら
このお家に帰ってきてね！と信じたり
もう会えない事をまだ受け入れてないからかな…
この3年が早いのか遅いのかもよくわからない。
子供も気付けばおじょうちゃん抱っこしてたり
寝る時は自分のそばに置いたり…
このままずっとお家にいてほしいな
離れる時また寂しくなっちゃうんだろうな
でも、幸せでいてくれる事が1番の願いなので
明後日にはまたお寺に送りに行きます
それまで今の時間を
大切に過ごしたいと思います
辛い時期や心の整理が全くついていないのに
無理にお寺へ…とは全然思いませんが
お経の大切さと供養になる理由を知った時
こんな考え方にもなる人（わたし）がいる
というお話しでした