どうやったら  あの時のことを
許せるようになるのかしら  と
もっと優しい人になりたくて
思えば  生まれた頃から
もしかしたら  生まれる前から
ずっと  ずっと  考え続けてきたのかも


無意識のうちに  そうやって
嫌わないよう嫌わないようすることで
本当の本当は  わたしの方が  
嫌われないよう嫌われないようにしてきた事
あるいは  嫌うこと  嫌われることの周りで
自分も  人も  許すことが出来なくて
責め続けてきたことさえ 
今まで  無自覚だったけれど


でも  ふと  気づく  


わたしは  たしかに  それが  嫌だった
ただ  単純に   嫌だ
嫌なものは  嫌なんだ  嫌だ〜〜〜
素直に  嫌だったと  そう  認めることは
わたしが  わたしに  
そう感じることを許すことは
なんという   解放だろう
あ〜なんか  チカラ抜ける …
がるるるる…   わん♪





嫌だ  と思うことを禁じてきたから
禁じれば  禁じるほどに
逆に  嫌いが  どんどん  増えてゆく


嫌いが  どんどん  上塗りされていって
プラスティックサージェリーをやり過ぎて
どうにもならない  泥沼に
落ちてしまった  女優さんみたいに
なんか  もう  色々  大変なことに


でも  嫌だ  と感じることを  
単純に  自分に許すだけで
イヤ  という感情を  肯定するだけで


今度は逆に  それは  
その瞬間は  嫌いだったかも知れないけれど
思い返せば  そんなに
嫌なことばかりだったわけではないこと
嫌いの間に  埋もれていた  
優しさを  次第に  思い出す


なぁんだ  わたし  そんなに  嫌いじゃない
わたしは  嫌いだと言っていた人のこと
本当は  好きだった  
そうやって  嫌いの果てに  好き  を見つけて
ほっと一息   目出度く  解決   一件落着


それでも  まだ  あなたが  もやもやと
なんだかんだ  許せないなら
きっとあなたは  だからこそ  大好きなんですよ
その  もやもやとする対象が


でも  その対象は  
あなたが  その  対象を好きなほど
あなたを  大切には  しなかっただけのこと
そのギャップに  ただをこねていたんだ
赤ちゃんみたいに  おんぎゃ〜〜〜  👶


よくあること  仕方ないことだし
その感情を   認めて  ただ  みつめていたら
こじらせていたものは   
するするする   解けて  消えてゆく  
もう跡形もない  あらあら不思議


そうしたら  ほら
あなたの  大切な  大好きだけが  
ジュエルのように  きらきら  残る
それ以外のことなんて  関係ないの
これこそ  自立  というものだ
わ〜い  軽やかに  またひとつ   一件落着


ただ  嫌いって  感情を
自分が  自分に  許しただけなのに
そうしたら  過去も  今も  未来も
ぜんぶ  ぜんぶ   許すことになって
なんだか  すっきり  いい気分


嫌いなものが  ふっとんだ
ふとんが  ふっとんだ  なんて
親父ギャグが出るくらいに  ふっとんで
もう  ふっとんで  宇宙の藻屑 〜〜〜 


そういえば  わたし  
あんまりわたし自身のこと
好き  でも  大好き  でも
もんのすごく好き  でも  なかったかも
あらあら  うっかり  とんだ  ドジっ子


大好きなものが  また増えた
わたしに  わたしが  戻ってきた
ほら  やっぱり  世の中は  
わたしの  好きと  大好きと  
もんのすごく好き  で  出来ている