さすが大都会!!
カラオケも何件もあって優柔不断な2人には
迷わず行けた(笑)
カラオケの受け付けをしてる時
受付け
『お煙草はお吸いになられますか?』
私
『( ̄ω ̄;)エートォ...』
受付け
『只今、喫煙出来るお部屋が埋まってまして
禁煙の方ならすぐにご案内出来ますが?』
寧々
『どうする??|ω・)我慢出来ない?』
私
『数時間くらいなら平気かな^^;』
受付け
『それでは〇〇〇号室です!
ごゆっくりお寛ぎくださいませ』
エレベーターで指定された部屋へ
微妙に広い部屋。。。
ソファーも2つあり何故かそれぞれに座る
私
『飲み物注文しよっか!』
寧々
『そうだね…じゃ、アップルティーで』
私
『私はサワーにしよ』
注文を済ませてお喋り
寧々
『本当お酒好きだよねー』
私
『そうだねこれでも控えめな
方なんだけどね…!』
寧々
『そっか(笑)』
移動してきたばかりだからなのか
会話がそんなに弾まなかった
数分後……
頼んでた飲み物も届き改めて乾杯した
カラオケBOXなのに歌わず
最初の30分くらいお喋りをしていた
少しだけお酒も回りほろ酔いになってきた
寧々
『お嬢とはカラオケ来たことなかったよね
せっかくだから1曲何か歌ってよ🎶』
私
『えーー!!!いいよ!私は(笑)』
寧々
『なんでー?カラオケBOX来た意味ない』
私
『そうだけど…^^;
私は歌いに来たわけではないから』
寧々
『ん??どういう意味よぉーー』
私
『静かな場所で2人きりでゆっくり
話がしたかっただけだから🎶』
寧々
『あっ……そうだったね^^;』
なんだか……空気が重くなる
私
『ねぇーそんなことより
1枚だけ写メ撮ろうよ🎶思い出に』
寧々
『ん?写メ!?なんで?』
私
『記念にだよ?本当はプリクラとか
撮りに行きたかったケド…
そんな時間ないし 写メだけでも
2人の思い出残して起きたくてさ🎶』
寧々
『そうなの??
じゃ地元から帰ってきたら
プリクラ取りに行こうよ!
その時でいいじゃない?(笑)』
私
『そんなーー。
もう会えないかもしれないのにぃぃ(><)』
寧々
『そんな事言わないでよ…寂しくなる』
ねぇー
貴女って分かりやすいよね…
SNSで出会った好きな子とは
仲良さげにツーショットで写メ撮って
それを惜しげも無くネットにupしてたじゃない
アナタの車の中
有名テーマパークをバックに
美味しいご飯を頬張ってる姿
沢山 沢山 楽しそうに 幸せそうに写ってる
写真をupしてたよね?
相手の子も同じような写真を時間差でupして
まるで 他の人に見せびらかしてるような
そんな事してるのに……
私とは写メさえも撮ってくれないんだね…
結局
私を想ってるって気持ちは
その子を上回る事が出来ないのね…
そんな風に思ってしまい
一気に気持ちが萎えてしまった
それを悟られないように振る舞う私
私
『ごめん ごめん(≧▽≦)じゃ写メは
諦めるから。』
寧々
『お嬢。。ごめんね?あのさぁ…
私、お嬢の地元に旅行で行こうと
考えてるんだよ♥
その時にまた会ってくれる?』
私
『私の地元に?そうなんだ……』
寧々
『その時にさ……沢山写真撮ろうよ』
私
『そうだねー!じゃ楽しみにしてるよ』
写メを撮ってくれなかっ事がずっと
引っかかり とても複雑な気持ちで
残りの時間を過ごした