平成26年度 都道府県別犬・猫殺処分数 | 豆柴 お嬢にゾッコン

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環境省が平成26年度の犬・猫の引取り・殺処分数を公表しました。

コチラ犬・猫の引取り状況(都道府県・指定都市・中核市別)こちら


今回で4年目の記載になりますが、去年はこちらこちらです。

今年からは譲渡数や昨年度と比較の記載から全国一覧に変更しました。

最初に説明しておきますから、必ず読んで下さい。
環境省公表の数字は都道府県・指定都市・中核市と分けて記載しています。
私が作成した一覧はそれらを合計したものです。
合計した数字がその都府県の本当の殺処分になるからです。

毎年ワースト1位と言われている茨城県ですが、中核市がなく、1カ所だけです。
茨城県の犬の殺処分は1カ所で1,728頭で、これだけでワースト1位とされます。
ところが中核市が高松市にある香川県は合計した数字が本当の香川県の殺処分数になります。
香川県の犬の殺処分数は1,650頭、高松市の殺処分が381頭、合計、2,031頭になります。
中核市を合算すれば、26年度のワースト1位は香川県になります。
指定都市、中核市が一番多いところが大阪府で、大阪府の殺処分と、
別に大阪市、堺市、高槻市、豊中市、東大阪市、枚方市の数字を合算しています。
この6市以外の地域が大阪府に入るそうです。
各都府県、その計算での合計が21,593頭(犬)になります。
猫だけの数は【2】から【1】の数を引けば出て来ます。

【1】犬のみの殺処分数


犬だけのワーストの上位は毎年あまり変化はありませんが、犬と猫の合計した場合には順位がかわります。


【2】犬・猫合計の殺処分数


一つの都市を名指しで言うのもアレですが、猫の殺処分を足せば大阪府が3位には驚きました。
大阪府の犬の殺処分は376頭で、猫の殺処分数は4,185匹で合計4,561頭になり全国ワースト3位です。
大阪府は犬だけではワースト22位、猫の殺処分数のワースト1位です。

猫は繁殖力が大きく、暖かい沖縄などはどうしても野良猫が多くなります。
その沖縄の猫の殺処分は2,576匹に比べて、
大阪府がダントツで4,185匹とは一体どう捉えればいいのでしょうか



下の表はこちら
こちらより転載です。


(参考)平成16~26年度の犬・猫の引取り状況

年度合計
引取り数処分数引取り数処分数引取り数処分数
返還・譲渡数殺処分数返還・譲渡数殺処分数返還・譲渡数殺処分数
平成16年度181,16725,297155,870237,2464,026238,929418,41329,323394,799
平成17年度163,57824,979138,599228,6543,936226,702392,23228,915365,301
平成18年度142,11028,942112,690232,0504,427228,373374,16033,369341,063
平成19年度129,93729,94298,556206,4126,179200,760336,34936,121299,316
平成20年度113,48832,77482,464201,6198,311193,748315,10741,085276,212
平成21年度93,80732,94464,061177,78510,621165,771271,59243,565229,832
平成22年度85,16633,46451,964164,30811,876152,729249,47445,340204,693
平成23年度77,80534,28243,606143,19512,680131,136221,00046,962174,742
平成24年度71,64333,26938,447137,74514,858123,400209,38848,127161,847
平成25年度60,81132,09228,570115,48416,32099,671176,29548,412128,241
平成26年度53,17331,62521,59397,92218,59279,745151,09550,217101,338
(注)
16,17年度の犬の引取り数は、狂犬病予防法に基づく抑留を勘案した推計値である。