私は髙橋大輔さんが大好きですし、一時代を築いたフィギュアスケーターとして尊敬しています。
でも脳内羽生結弦まみれとなっている今の自分では彼の意志を曲解してしまうのではないか、読了後に複雑な思いを抱いてしまわないだろうかと考えてしまって、今まで読む事をためらっていました。
2000days 過ごした日々が僕を進ませる

結論から言うと、読んで良かったなと思っています。
「置き手紙のつもりで書いた」の言葉通り、そこまで言っちゃう?というほど自身の葛藤をさらけ出した内容に、まぁ大ちゃんはだからこそ愛されるんだよねと思いつつ言葉が痛いとはこういう事かとやるせなくなりました。
本音を言えば、読み進めながらどこかに羽生結弦という文字を捜していたのは事実です。
赤裸々に語ったと帯にある以上、避けて通る事はできないだろうと思っていたので。
けれど読了後一番心に残ったのは羽生結弦についての思いではなく、肉体的に健康である事が精神を安定させる為にどれほど大切かという事でした。
自身のケガの痛みによる体のコンディションの低下がメンタル面での低下を誘発し、応援であるはずのスタオベに対してもネガティブ全開になってしまうくだりは読んでいて辛かったです。
健康であれば
「こんな演技でも立ち上がってくれた」
と感じられるはずの思いが
「こんな演技で立たせてしまって申し訳ない」
という思いにすり替わってしまう怖さ。
演技を賞賛するスタオベではなく、「彼だから無条件に立つ」という同情からの応援ではないかと疑心暗鬼に悩む彼の言葉に、スタンディングオベーションとはどうあるべきなのかという事まで考えさせられてしまいました。
今後私が羽生結弦選手を応援していくうえでも大切になってくると思うので。
大ちゃんは今、チューリッヒでアートオンアイスのリハーサル中のようです。

体のケガは完全に癒える事はないのかもしれないけれど、どうかゆっくり自分の道を見つけて下さい。
あなたにはやっぱり、氷の上が似合うと思うから。
そしてこちらではもうすぐ四大陸選手権大会が始まりますね。
大ちゃんとゆづが初めて一緒の表彰台に上ったのもこの大会だったっけ。

3人とも若いなぁ(笑)
今年はどんな大会になるのか今から楽しみです。
ご来場ありがとうございました。
おじゃん。