ごきげんよう


マダムさゆりんです。



ご存じの方は既にご承知でしょうが、

私は社長業を仕事としております。


何故、職業かというと

跡取りとして父に託された会社だからです。


私が生まれる前から、営んでいた商事会社ですから。


私が5代目なんです。



そこら辺のことは、置いておきましょう。

くわしくはいずれまた。



今日は、会社で起きた


何でもないけれど大切なこと


について書き留めます。




今朝いちばんに一枚の伺い書がまわってきました。

その文書を見た途端に、

私の機嫌がななめになってしまいました。

というより、哀しくなってしまいました。


書式もメチャメチャ

誤字脱字あり

内容も解りづらい

手書き文書で、字がへた。


文字の下手さは譲歩してもね~。。。。。


なに、コレ?

こんな様式無視のカッコ悪い伺い書はありなの?

担当は、営業になりたての若い社員でした。


何人もの次長や部長が何も言わず決裁するのも気に入らない。


取締役の私のダンナさんは、元公務員ではないか!

彼までスルーなんて信じられない。


気もちがおさまらないので、

「あなたともあろう人が、この伺い書をそのまま決裁するの?

ひとことアドバイスをしてあげてほしい。」

                        と、伝えました。

ダンナさんは、

「直接言っても無駄だし、

あとでいろいろまとめて、全員に伝えるから。」

                        と、答えました。

                 

後者的社長の私。


えっ・・・・・・・?なんで、、、、、、今でしょ。


経営者として社員教育は当然でしょ。

今でしょ。気づいたときに言った方が解りやすいでしょ。

知らないなら教えようよ。


思ったときに言わないと忘れちゃうし。


私の気分が悪いし。





前者的取締役のダンナさん。


だいたいいい歳して、

ビジネス文書も知らない奴がわるい。


直接自分には関係ない。


社員にむけては、


あとでまとめる。


全員に知らせる。




あ~~私は、まとめるの苦手だし。           

それは、大事。すごく大事。




私は、

とにかくスマートな文書を見たい。

だって気分がいいから。


文書の書き方もわからない社員がダメ = 社員教育できない社長がダメ


ダメじゃない自分になるために、注意する。


私が、人にああしてこうして言うのは、自分のため。

私が気持ちよく過ごしたい。


これが、私の脳内の図式




ダンナさんには、

できのわるい文書はひとつの出来事。


変な伺い書を書いた社員はダメ だが、 自分は正しい。


自分は正しくあるために気を付けている。

そして、正しく行動できる。


自分はがんばっているのに、

いつもまわりがダメ。


怒りがたまっている。


まわりがダメで迷惑ばかり。


注意、指導はするよ。

解りやすくきちんと説明するよ。

ちゃんとまとめてからな。



そんな感じなのかな?


ダンナさんが、あとで、っていつも言うのはそこだったのかもしれません。


私の気持ちをわかってくれない、

会社や社員のことを考えてない。

と思っていたけれど。

私と彼は、別の角度から見ていたんだ。



いつもならイライラザワザワするはずが、

書いてるうちにどんどん気持ちが落ち着いてきました。


私はいつも自分の気持ちが大事なようです。

私が、何を感じるか。

私が、どうしたいか。

私って、そうなんだ~。



そして、ダンナさんには、彼なりの考えがあるのね。


私に理解できようができまいが関係ないこと。


誰も悪くない。私は私、ダンナさんはダンナさん。


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先日、とものお茶会で引いた言霊おみくじを思い出したわ。


社員の文書を発端に今日は一日考えました。


もちろん、お仕事もしましたよ(^^)~☆


伺い書の書き方はちゃんと伝えましたよ。

私がそうしたいから、即実行。


次に彼が廻してくる文書が楽しみです。

うんと誉めてあげよう。

ダメだったらうんと叱ろう。



今日も気づきをありがとう。


それでは、ごきげんよう

マダムさゆりんでした。