無所属少年時代 #41 ランク②(サッカー編) | 鈴木篠千のゲームと釣りと少年時代の話。

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レトロゲーム攻略、釣りと少年時代の思い出の話です。

毎日では無いですが、PM10~11:00に1~3本の記事をアップする予定。

ルール
①高額ソフトはやらない
②攻略本などは見ない。
③地元(浜松)で釣る。
④少年時代(無所属)の話。
(詳細はプロフィールで)

実はサッカー⚽でも同じような(野球編から…)事があった。


サッカー⚽もこの頃、よく遊んだスポーツだ。


サッカーはボール⚽一つあれば出来るし、俺は一応“サッカー部員”だった。(…ど下手だったが)


大して足が速くなかった俺だが、俺はいわゆる“オーバーラップ”が得意だった。


小学生のサッカーだ。

みんなボールに集まる習性がある。

ど下手な俺は、それを眺めつつ、人のいないスペースによく走り込んだ。

そこにパス⚽をもらう、というアクションが得意だった。


快速サイドアタッカーの秘密


さらに足の遅い俺だが、サッカー“だけ”速かった。

これには理由がある。


小4~6までの男子の約半分が“強制的”にサッカー部に入るのだが、皆、入部時にスパイク(革)を購入する。激しく運動するので、通常のスニーカー👟などはすぐにボロボロになる。

またボール⚽を蹴るのにはやはりスパイクが一番だ。


しかし、貧乏な我が家は母親から「スパイクなんて、五年生になってからでいいでしょ!💢」と言われ、購入していなかった。俺もそこまでサッカーに夢中になれず、それに従っていた。


みんなでサッカーをする時、他のサッカー部の友人はわざわざスパイクを履いて来ていた。

スパイクはボール⚽を蹴るのには向いているが、走る速度は多少落ちる。

一方、スニーカー👟(安物)の俺はそのまま走る事が出来た。(というか、当たり前)


これが試合になると速さの“差”になった。

スパイクの奴と競り合うと勝てるのだ。


サイドのスペースで待機し、ボール⚽をもらったら、相手陣地にドリブル(下手)。

この戦法が重宝された。

友人から「お前、速いな…」と関心され、スパイクを履いてないだけなのだが、「俺って足、速いのか♪」とまた有頂天になったりした。


敵は貧しさ?


だが、野球同様、“栄光”は短かった。


まず、俺の“速度”を支えていたスニーカー👟だが、やはりスパイクの連中と蹴り合うと、損傷が激しい。俺のスニーカーなど母親がどこかで買ってくる安物だ。

すぐに傷んだ。

そして、足が痛かった💦


また、俺以外にもスパイクを未購入な友人はいて、俺よりもサッカーが上手かった。

ただサイドのスペースに突っ込むのみの俺よりも彼らが重宝され出した。


俺は母親にスパイクの購入を願い出た。


当時、サッカースパイクのブランドは2つ。

アジダス(アディダス→当時はこう読んでいた)と、アシックスだ。


…ちなみにナイキはまだサッカースパイクに本格参入してなかった気がする。


両ブランドは高かった。

俺が母親から買ってもらったのは、名前も聞いた事の無い超安ブランドのスパイクだった。


別に“名前”でサッカーの巧さが決まる事はないが、このスパイクの革は(…1度、煮たのか?)と疑いたくほど固かった。


そして、履くと痛かった雷


これが俺から“速度”を奪った。

俺の敵は、貧しさだったのだ。


タケシと…。


鈍足で、ただただ空きスペースにいる俺は、仲間から「おまえは守れ!」と守備専念を強いられるようになった。


で、揉めた。

俺も攻めたい。ゴール前でシュートを打ちたい。スニーカーの頃のように、相手陣地を切り裂き(?)たい。


だか、誰もそれをゆるさなかった。

俺は次第に“タケシ”(あだ名)と一緒にゴール付近でダラダラするディフェンダーになった。

以前書いたが、このタケシとは“気が合わない”事が多かったし、タケシ自体はそれほど運動神経が悪くなかったが、サッカーに興味がないらしく、仲間通しの“付き合い”でサッカーに加わっていたようだ。


俺達はよくゴール付近で下らない話をするようになり、相手が攻めてくると適当に守った。

タケシと別々のチームになると、他の奴と絡み、サッカー⚽をしなくなったりした。


この態度に、サッカー好きな友人らからクレームが入り出した。

「…アイツ(俺)、真面目にサッカーやらないからなー」と敬遠され出したのだ。

俺からしたら、スニーカー👟で参加し、攻めさせてくれたなら、やる気も出る。

だが、スニーカーでやると痛いは、スニーカーは傷むは、と“マイナス”が多かった。


それに同級生らに怒られてまでサッカーをしたくない。

俺は次第にサッカーに誘われてもいかなくなった。

実際、友人の“ミッチー”(あだ名)などは、やはり最初からスポーツの遊びには加わらなかった…。


こうして、俺はこの時期(無所属時代)、部活以外でサッカーをしなくなった。本心では部活のサッカーも“嫌々”だったが、こちらは続けていた(ミッチーはすぐに幽霊部員化)


ゲームの記事でも書いたが、俺はサッカーマンガの金字塔『キャプテン翼』があまり好きではない。

それにはこうした理由もある。


野球同様、活躍して目立ちたかった。

そして、下層ランクから少しでも“出たかった”のだ。(無理だった💧)


…ちなみに同じサッカーマンガでも、高校生の頃に読んでいた、



『シュート』は大好きだ。

よく友人から「同じようなもんだろ?」と言われたりするが、俺からしたら“全く違う”!


最近、リニューアルした?(噂で聞いた)