俺の苦手だった“タケシ”(仮名)の話を書いたが、それで思い出した友人がいた。
でじけん(あだ名)だ。
実のところ、俺はこの頃(無所属時代)にはあまり彼とは仲良くしていなかった。
もちろん互いに存在は知っていたが、遊んでしていた記憶がない。
でじけんと仲良くなったのは、中学生になってからだ。
俺、でじけん、川ちゃん、兵庫(あだ名)、ユー太(仮名)とよく遊ぶようになる。
それは別の高校になってからも続く。(兵庫とは高3の秋に断絶したが…)
その中学生の頃、俺たちがSFCの“スト2”(ターボ)に大ハマリしている頃、
メガドライブ版のスト2は、ザンギエフの必殺技スクリュー・パイル・ドライバーが“異様”に出やすく、俺はでじけんの家で“SPD合戦”(?)をしていたした。
楽しい思い出だ。
でじけんは奇妙な男だった。
俺は小学生の頃の彼をほとんど知らない。
たまに人数を集めてサッカー⚽や野球⚾などをした際も、そこに彼はいなかった。
でじけんは誰と遊んでいたのだろうか?
中学生になってから付き合うようになったが、俺たち以外にあまり友達が少なく、俺たちとも仲良くしていたというより、『仕方ねえから仲良くしてやる』というスタンスだった。(俺も友達少なかったが…)
“中2病”ってやつか?
“ミッチー”や“タケシ”同様、“独立”していた気がする。
よく言えば、“一匹狼🐺”
ひどく言えば、“孤立”
どこかのグループに加わると、“子分”のように扱われり事を分かっていて、あえてそこには入らず“一匹狼”を気取っていたのだろう。
“群れる”事を嫌っていた(…と思える)。
それは彼と中学生になって遊ぶようになってから分かるようになる。
ファミコンではなく、メガドライブをしていたのも、「お前らなんかとは違う」という主張だったのかな?
俺など近所の連中と揉めると、“オオカミ軍団🐺”と遊ぶようになり、さらには“無所属”を気取り、いろんな友達グループを渡り歩き、最後はサッカー部⚽に入り、結局、他人と“群れて”しまった。
でじけんもタケシ同様、俺より無所属だったのだろう。
このブログ記事は、子供の頃の話なので、中学生から仲良くなったでじけんとの思い出は無い。
だが、“一匹狼🐺”で自宅でメガドライブをやっていた彼の姿を想像すると、少し寂しいような、頼もしいような気がする。