物語は『関ケ原の戦い』の前夜から。
"あの日"を思い出す家康。

誰しも、人生には"岐路"となった1日があるものだ。
家康のその日は、まだ"元康"と名乗っていた頃…。

また、出た!
山賊風"義元"。
本当に、名門武家の出か?

元康(家康)を嘲笑う義元。
史実では、確かに家康は幼い頃から今川家に人質に出されていたが…。
今、話題のパワハラ?

家康は、今川家で"忠臣"となるべく養育されていたはず。
義元の養女(瀬名姫)と結婚していた。
義元からの信任も厚いはず。しかも、将来は息子・氏真の部下になり、三河を守る家臣になるはずの"青年将校"。
ここまでへりくだった態度は取らないのでは?
義元自体もこんなに露骨に"パワハラ"はしないだろう。

『徳川葵黎明編』は、全8章。
今回は『丸根砦』。
…と、いうことは『桶狭間』だ。今回は家康側から見た『桶狭間の戦い』というわけか?
(では、わざと負けろということか?)

陣容はたった3人。

スタート。
今川勢に加わっていた元康(家康)は、織田軍が籠る丸根砦を攻めるように命じられる。

家康の兜…。
エル・サムライ?
忠勝は…。
大西ライオン?(劇団四季のライオンキング「心配さいさぁ~」の真似をする芸人)にしか見えないのだが…。
これでも"戦国最強"って呼ばれていた武将のはずなのに…。
ともかく、丸根砦に出陣。
