ここまでは、前回、前々回と変わらない。
仲間にもならず、行く先々で立ちはだかるなら…。

また、邪魔しにくるだろ?
だが、太公望は3人の縄を解く。

甘い。
だが、趙公明らに戦う無意味さを説く太公望。
すると…

趙公明の美形の妹が現れる。
そうだ。
彼女は聞仲の死の真相を調べていたのだ。
彼女なら、このバカの思い込みを解くことができるはずだ。

今まで調べていたか?
すぐにわかりそうなものだが…。

そうそう…。

悪いのは、アイツらだ。
何度か言っているはずだが?

そうだ。
太公望と趙公明をカチ会わせ、潰し合わせるのが、奴等の策。

だが、黒幕が自分たちの師匠、通天教主とは思っていないみたい。

アンタ、かなり思い込みが激しい性格だな。
ま、いつの時代にもいるな。
で、遂に…。

歓迎するが、対応が180°違わないか?
恥ずかしくない?
いや、だから思い込みが激しいのか?
趙公明の今後の人生に不安が過る。
すぐに騙されたりしそう…。

ともかくも、仲間になった。
ここまで長かった…。
彼の宝貝、縛竜策は"ナパーム弾作戦"に使えるな…。
敵が固まっている処に、縛竜策を放ちまとめて捕縛し、降魔杵や万鶏坪、五神火焔宝で集中放火…。
おぉ、まさに"必勝パターン"だ。
さらに、事実を告げる。

通天教主よ。
以前、太公望の前に現れたのは完全に失敗だったな。
来なけりゃ、まだ"謎の黒幕"のままだったのに…。

キレる趙公明。
思い込み易い分、裏切れたとわかるとブチキレる。
可哀想に、通天教主。コイツ、一生恨むぞ…。
で、趙公明が加わることに。
だが、美人の妹たちはここでお別れ。

いや、貴女たちにも仲間になって頂きたいのだが…。
厄介な兄貴だけ押し付けられても…。
ま、何はさておき戦力は格段に上がった。
いよいよ、朝歌で最終決戦か?
易姓革命も、大詰めだな。