
来たな。王貴人だな。

あ、嬋玉ちゃんはあのアバズレに親父を殺されているんだな。
わかった。
君は必ず出陣させよう。

今回も敵軍、多いなぁ。
我が陣容は太公望以下、嬋玉、韋護、天祥、登倫。

特に韋護。
仲間になってから良いとこ無し。
ここらで頑張って欲しい。

作戦は太公望の戮魂幡、登倫の吸魂術で敵を動けなくして、天祥、嬋玉の弓攻撃。韋護を固まった敵陣に一気に接近させ、降魔杵でまとめてダメージを食らわす。
アバズ…、王貴人は仙術でコチラを拘束させたり、魅了させようとするので、先にこっちから仕掛けた方が良いことは何回か戦っているので、折り込み済み。
固めて、寝かせて、ぶっ叩く。

余裕で王貴人、撃破。

また、逃げやがった。

…だから、逃がすなや。
拘束させる仙術はこういうためにあるのでは?
そして、嘆く王貴人。

勝手に来たんだな。
余程、俺たちを恨んでるな。
しかし、この失態…。
王貴人、ヤバイぞ。上司に殴られるパターンだ。
すると…。


また、おかしな連中が現れる。
特に羅宣、とやら
眼がイっちゃってるぞ。
…なんか、あぶねぇもん、やってねぇか?
ほら、最近、そんな話題が多いから…。

妲己は許してくれたが、次はもう一人の"踊り子上がりのアバズレ"、胡喜媚の支配下に入れられるらしい。
王貴人と、胡喜媚。
仲悪いんだよな。同族嫌悪ってやつか?