PSの『フィッシング甲子園Ⅱ』で『甲子園出場だ!!』と言いながら、この二週間、全くコントローラーを握らなかった。
何故か、乗り気にならなかった。
だが、去り行く"釣りシーズン"と吹き付ける風に冬の気配を感じて、"アングラー"の血が騒いだ。
もう春先までロッドは握らないのかな?
バス釣り自体は冬でもできる釣りだが、昔からこのシーズンはやらない。
池の流れ込みやクランクにいる"冬バス"を狙う事ができるが、その気にならない。
なので、今はこのゲームで釣りへの気持ちをぶつけるしかない。

早速、あらたま高校(実在しない…)のアングラー部に顔を出した。
部長は右の釣り吉○平みたいや奴か?
で、すぐに"試合"だ。
場所はバス釣りの聖地"河口湖"だ。

おぉ、スポンサーはDaiwaか?

ん?
テレビ大阪?
…このゲーム、テレビ番組が元か?
実は、以前、大阪にいたが見た事ないぞ。
ま、いいか。
最初は場所取り。釣りは場所取りであらかた決まる。

おお、一番。チャンス!、ラッキー♪
その前になべおさみ(アレックス林)からゲームのやり方を教わる。

レクチャーを受けるが、だいたい分かる内容だ。


トーナメント開始!!
時間内に3本上げればいいのか?
勝ち抜けは6校。
これは楽っぽいぞ。


タックルはベイドか…。
苦手だな…。バックラッシュが無いからえか…。
ルアーはクランク、ミノー、スピナー。
フレアって何だ?
ワームの種類か?
早速、キャステング開始。

"ストラクチャー"って岩とか草の事言うんだ。
メニューでなべさんからアドバイスを受けられる。
後から聞こうかな?
レクチャーは受けたが、説明書は読まずに試合に挑む。
ゲームやる時は、いつもこんな感じだ。
まずは得意の"スピナー"で状況を伺う。
と、いきなりヒット!!

んで、すぐにラインが切れやがる。
何もできなかった。
ボタンを押す間もなく、切られた。
ルアーも失った。
ルアーの保持数には上限があり、各二個ずつしかない。
あぁ、もう減った…。
しかし、その後ヒット無し。

他のチームは続々と上げてやがる。
10分後、再びヒット。
ドローのタイミングが全くわからん。

瞬く間に、ラインが30mも持って行かれる。
実際にこんなラインが伸びる事あるのか?
その後、リトフリングしようとするが、ラインが戻らない。
ボタンを慎重に押して、ドローさせる。

ようやく、17mまで来た。
ここまでに15分はかかったぞ。
こんなの、それこそテレビの釣り番組でしか見た事がない。
それとも超大物か?
そしたら、今度はフック(釣り針)がハズレやがった。
もうっー。

気がつけば、5校が勝ち抜いて、残りは後、一校。
まだ1本もバスを上げていない。
焦る。
★続く。